お客様が広告塔に!UGCを活用した費用対効果抜群の集客術
顧客の投稿を促進し、活用する具体的な方法を解説。ハッシュタグキャンペーンから投稿の二次利用まで、成功事例とともに紹介。
広告よりも信頼されるUGCの力
お客様に無料で宣伝してもらうUGC活用マーケティングのイラスト
UGC(User Generated Content=ユーザー生成コンテンツ)とは、お客様自身が作成したレビュー、SNS投稿、写真、動画のこと。企業が作る広告よりも消費者の購買意思決定に強い影響を与えることが分かっています。ある調査では、消費者の92%が企業広告よりも他の消費者のクチコミを信頼すると回答しました。UGCを戦略的に活用すれば、広告費を抑えながら集客力を大幅に高めることができます。
UGCが生まれない3つの原因
田辺さん、うちのお客様はSNSにあまり投稿してくれないんですけど、これってうちの商品に魅力がないってことですかね?
そうとは限りません。UGCが生まれない原因は大きく3つあります。第一に「投稿する理由がない」。良い体験をしても、わざわざ投稿するほどの動機がない。第二に「何を投稿すればいいか分からない」。写真映えするポイントや投稿のネタが提供されていない。第三に「投稿する場所が分からない」。ハッシュタグが指定されていない、レビューページへの導線がない。
なるほど、お客様のせいじゃなくて、こちら側の仕組みの問題なんですね。
その通りです。UGCは「待つ」ものではなく「仕掛ける」もの。適切な仕組みを用意すれば、投稿率は劇的に変わります。
UGCを促進する5つの施策
店主がスマホでLINEを操作しながらUGC(お客様の声)を活用した集客を行うイメージイラスト
施策1:フォトジェニックポイントの設計
具体的にどんな仕掛けを作ればいいんですか?
まず最も効果的なのが「思わず写真を撮りたくなるポイント」の設計です。飲食店なら盛り付けの工夫、サロンなら施術のビフォーアフターが分かる鏡の設置、小売店なら商品と一緒に撮れるフォトブースの設置。投稿しやすい環境を先にこちらが用意するんです。
アパレル時代、試着室の前にリングライト付きの全身鏡を置いたら、お客様がめちゃくちゃ自撮りしてくれたことがあります!
まさにそれです!お客様の「撮りたい」「見せたい」欲求を自然に刺激する環境を整える。リングライトは本当にいいアイデアですね。投資額は数千円でも、SNS露出を考えたら費用対効果は抜群です。
施策2:ハッシュタグキャンペーン
オリジナルのハッシュタグを作り、そのタグを付けて投稿してもらう施策。タグの選び方が成否を分けます。覚えやすく、入力しやすく、他と被らないタグが理想です。
キャンペーンの告知はLINE配信が最も効果的です。ToolsBoxの一斉配信で「#(店名)で投稿すると抽選で○○プレゼント」のように案内すれば、普段投稿しないお客様も参加してくれます。LINE経由だと開封率が高いので、SNS上での告知より参加率が2〜3倍高くなるケースが多いです。
施策3:レビュー投稿の自動依頼
Googleマップのクチコミを増やしたいんですけど、面と向かって「レビュー書いてください」って言いにくいんですよね。
だからこそ自動化が有効です。来店後24時間以内にLINEで「先日はありがとうございました。よろしければ感想をお聞かせください」とレビューリンク付きのメッセージを自動送信する。ToolsBoxのシナリオ配信を使えば、来店タグが付いたお客様に自動でこのメッセージが送れます。対面で頼む気まずさがなく、お客様も自分のペースで書けるので投稿率が上がります。
施策4:UGCコンテスト
月に1回、ベスト投稿を選んで表彰する企画。投稿の質を高め、継続的なUGC生成のモチベーションを維持します。受賞者の投稿を公式アカウントで紹介することで、さらなる投稿を呼び込む好循環が生まれます。
施策5:UGCの二次利用許諾の仕組み化
お客様が投稿してくれた写真を公式サイトやチラシに使いたいんですけど、勝手に使っていいんですか?
勝手に使うのは絶対にNGです。必ず事前に許諾を取る仕組みを作ることが大切。ハッシュタグキャンペーンの参加規約に二次利用の同意を含める方法が一般的です。「投稿いただいた写真は公式サイト等で紹介させていただく場合があります」という一文を参加条件に明記しておけば、法的にも安心です。
UGCを効果的に活用する方法
集まったUGCは、以下の場所で活用できます。
- 公式サイトのトップページ:お客様の声として掲載し、新規訪問者の信頼を獲得
- SNS公式アカウント:リポスト・シェアしてコンテンツを充実
- LINE配信:「お客様の声」として配信コンテンツに組み込む
- 店頭POP:「お客様の投稿より」として店内に掲示
- 広告素材:許諾を得た上で広告クリエイティブに活用
お客様の声を色んなところで使えるんですね。自分で広告素材を作るより、リアルな声の方が説得力ありますもんね。
まさにその通りです。UGCを使った広告はクリック率が通常の広告の4倍というデータもあります。プロが作った完璧な写真よりも、実際のお客様が撮ったリアルな写真の方が共感を呼ぶんです。
UGC戦略の効果測定
UGCの効果ってどうやって測ればいいんですか?
主要な指標は3つです。UGC投稿数の推移(月ごと)、UGC経由の新規流入数(ハッシュタグ検索からの来店)、UGCを見た人の購入率。ToolsBoxなら、LINE経由でUGCキャンペーンを知ったお客様にタグを付けておくことで、その後の購入率を追跡できます。投稿してくれたお客様のリピート率も重要な指標で、一般的にUGC投稿者のリピート率は非投稿者の1.5倍以上です。
投稿してくれる人ほどリピーターになりやすいんですね。UGCは集客だけじゃなくてリピート率向上にも効くんだ!
まとめ:お客様の声を最大の資産にする
UGCは広告費ゼロで手に入る最も信頼性の高いマーケティング素材です。フォトジェニックポイントの設計、ハッシュタグキャンペーン、レビュー自動依頼の3つを柱に、まずは小さく始めてみてください。ToolsBoxのシナリオ配信とタグ機能を活用すれば、UGC収集から効果測定まで一気通貫で管理できます。お客様の生の声を、あなたのビジネスの最強の武器にしましょう。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
関連記事
失敗しない!LINE公式アカウント移行・引き継ぎ完全マニュアル
LINE公式アカウントの移行・引き継ぎを安全に行うための完全ガイド。担当者変更、代理店変更、事業承継など、さまざまなケースに対応した手順と注意点を解説します。
複数店舗もラクラク!LINE公式アカウントの効率的な管理方法
複数のLINE公式アカウントを効率的に管理する方法を徹底解説。店舗ごとのアカウント運用、権限管理、配信の一元化まで、多店舗展開の事業者が知っておくべき管理ノウハウをまとめました。
開封率が変わる!LINE配信のベストタイミング完全ガイド
LINE公式アカウントのメッセージ配信で最適な曜日・時間帯を業種別に解説。開封率を最大化するための配信タイミングの考え方と、データに基づいた改善方法を紹介します。