開封率が変わる!LINE配信のベストタイミング完全ガイド
LINE公式アカウントのメッセージ配信で最適な曜日・時間帯を業種別に解説。開封率を最大化するための配信タイミングの考え方と、データに基づいた改善方法を紹介します。
配信タイミングひとつで開封率は2倍変わる
カフェオーナーが最適な配信タイミングでLINEメッセージを作成
LINE公式アカウントでメッセージを配信するとき、「何を送るか」にはこだわるのに「いつ送るか」はあまり考えていない方が多いのではないでしょうか。実は同じ内容のメッセージでも、配信する時間帯によって開封率が2倍近く変わることがあります。今回は業種別のベストタイミングの考え方から、自分のアカウントに最適な配信時間を見つける方法までを解説します。
なぜ配信タイミングが重要なのか
田辺さん、私がアパレルの店長だったとき、DMのハガキを出す曜日は結構気にしてたんですけど、LINEの配信時間ってそんなに大事なんですか?
めちゃくちゃ大事です。LINEのメッセージって、通知がスマホに届いた瞬間に見るか見ないかが決まる部分が大きいんですよ。仕事中に届いた通知はスルーされやすいし、寝る前にベッドで見ているときに届いた通知は開封されやすい。つまりお客様の生活リズムに合わせた配信が勝負なんです。
確かに私も仕事中のLINEって後で見ようと思って、そのまま忘れちゃうことがありますね。
その「後で見よう」が一番怖いんです。LINEの未読メッセージが溜まると、古いメッセージから読まれなくなる。だからこそ、お客様がスマホを手に取っている時間帯を狙って配信することが重要なんです。
業種別ベストタイミングの目安
LINE配信のベストタイミング完全ガイド。開封率向上と時間帯別の効果グラフ
飲食店の場合
飲食店だとランチ前とかに送るのが良さそうな気がしますけど、どうですか?
いい勘してますね。飲食店の場合、ランチ営業があるなら午前10時〜11時、ディナー中心なら16時〜17時がゴールデンタイムです。これは「そろそろご飯どうしようかな」と考え始めるタイミング。ランチの直前すぎると、もう行くお店を決めた後だったりするので、少し早めがポイントです。
曜日はどうですか?やっぱり金曜日とか?
飲食店は木曜日と金曜日の配信が特に効果的です。週末の予定を考え始める木曜日に「今週末のおすすめメニュー」を送ると予約につながりやすい。金曜の夕方に「今日のおすすめ」を送れば、仕事帰りの来店を促せます。
美容室・サロンの場合
美容室やエステサロンは火曜日〜水曜日の20時〜21時がおすすめです。理由は2つ。まず週の前半は「そろそろ髪切りたいな」「今週中にネイル変えたいな」と思い始めるタイミング。そして20時以降は仕事が終わってリラックスしている時間帯なので、美容に関する情報を受け入れやすいんです。
お客様が「自分のことを考える時間」に届けるのが大事なんですね。
小売店・ECの場合
小売やECの場合は給料日前後(25日〜月初)の12時台と21時台が狙い目です。お昼休みにスマホを見る時間帯と、帰宅後にゆっくりスマホを見る時間帯。そして給料日前後は購買意欲が高まるので、この組み合わせで配信するとクリック率がグッと上がります。
アパレル時代、やっぱり月末月初って売上が上がりやすかったので、すごく納得です。
自分のアカウントのベストタイミングを見つける方法
A/Bテストのやり方
業種別の目安はわかったんですけど、うちのお客様に本当に合ってるかどうかはどうやって確認すればいいですか?
一番確実なのはA/Bテストです。やり方は簡単。同じ内容のメッセージを、1週目は昼12時に送り、2週目は夜20時に送る。それぞれの開封率とクリック率を比較するんです。これを3〜4回繰り返せば、自分のアカウントにとってのベストタイミングが見えてきます。
同じ内容を2回送ったらお客様に嫌がられませんか?
内容は「同じテーマ」であればOKで、文面は少し変えましょう。例えば1週目は「今週のおすすめ3選」、2週目は「スタッフ厳選おすすめ3選」のように。お客様にとっては違うメッセージに見えるけど、配信者側では配信時間の効果を比較できるわけです。
曜日×時間帯のマトリクスで最適解を探る
もうひとつ、過去の配信データを曜日と時間帯で整理してみるのも効果的です。例えば「月曜の朝」「火曜の昼」「水曜の夜」…と、過去1〜2ヶ月の配信を分類して開封率を並べてみる。すると「水曜の夜は毎回開封率が高いな」といったパターンが浮かび上がってきます。ToolsBoxなら配信ごとの開封率を自動で記録しているので、このような比較分析がすぐにできますよ。
タイミング以外に開封率を左右する要素
配信頻度とのバランス
タイミングが大事なのはわかったんですけど、そもそもどのくらいの頻度で送ればいいんですか?毎日だとさすがに多いですよね。
業種にもよりますが、多くの事業者にとってのベストは週1〜2回です。毎日配信するとブロック率が急上昇します。逆に月1回だとお客様に忘れられてしまう。週1回の配信を決まった曜日・時間に送り続けると、お客様の中で「この曜日にこのお店からLINEが届く」という習慣ができて、開封率が安定してきます。
なるほど、テレビ番組のレギュラー放送みたいなイメージですね。毎週同じタイミングだから見る習慣がつく。
まさにその通りです。「配信の定期便化」は開封率を上げる最も簡単な方法のひとつです。お客様が待ってくれる配信を目指しましょう。
まとめ:配信タイミングで押さえるべきポイント
- 同じ内容でもタイミング次第で開封率が2倍変わる
- 飲食店はランチ前(10〜11時)・ディナー前(16〜17時)が効果的
- 美容系は火〜水曜の20〜21時、小売は給料日前後の12時・21時台
- A/Bテストで自分のアカウントのベストタイミングを発見する
- 週1〜2回、決まった曜日と時間に配信する「定期便化」が鍵
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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