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シニア向けフィットネスで新市場開拓!60歳以上の会員を増やす5つのステップ

高齢者向けのパーソナルトレーニングプログラムの設計と集客方法。安全性の確保から料金設定まで、成功のポイントを詳しく解説。

シニア市場はパーソナルジムの「ブルーオーシャン」

シニア向けフィットネスで新市場開拓!60歳以上の会員を増やす5つのステップシニア向けフィットネスで新市場開拓!60歳以上の会員を増やす5つのステップ

パーソナルジムというと、20〜40代の若い世代をターゲットにするイメージが強いかもしれません。しかし実は、60歳以上のシニア層こそ、パーソナルトレーニングのニーズが最も高い層です。フィットネスジムの大型マシンは使い方がわからない、グループレッスンは周りについていけない。そんなシニアの方々が求めているのは、自分のペースで指導してもらえるマンツーマンのトレーニングです。この記事では、シニア向けプログラムを立ち上げて新市場を開拓する方法を5つのステップで解説します。

ステップ1:シニア市場のニーズを正しく理解する

田辺さん、シニア向けのパーソナルジムって、需要は本当にあるんですか?おじいちゃんおばあちゃんがジムに通うイメージがあまり湧かないんですが。

それは大きな誤解です。60歳以上のフィットネス市場は年間10%以上の成長率を記録しています。背景には健康寿命の延伸ブームがあります。「寝たきりになりたくない」「孫と一緒に遊べる体力を維持したい」。こうした切実なニーズがシニア層にはあるんです。

確かに、私の母も70代で「膝が痛くて買い物が辛い」って言ってます。でも大きなジムは「若い人ばかりで気が引ける」って。

まさにそこがポイントです。シニアの方々は「自分に合った環境」を強く求めている。周囲の目を気にせず、自分のペースで運動できるパーソナルジムは、シニアにとって理想的な環境なんです。そして重要なのは、シニア層は可処分所得が比較的高く、継続率も若年層より高い傾向にあること。経営的にも魅力的な市場です。

ステップ2:安全性を最優先にしたプログラム設計

シニア向けプログラムで最も重要なのは安全性です。以下の要素を必ず組み込みましょう。

  • 初回の医療情報ヒアリング:持病、服薬状況、過去の手術歴を詳細に確認
  • かかりつけ医の確認:運動を開始してよいか、主治医の了承を推奨
  • 段階的な負荷設計:最初の1ヶ月は自重トレーニングのみ、徐々にウェイトを追加
  • バランスと柔軟性の重視:筋力だけでなく、転倒予防のためのバランストレーニングを組み込む

医療情報のヒアリングって、トレーナーにとってはハードルが高くないですか?医療の知識がないと正しく判断できないのでは?

トレーナーが医療判断をする必要はありません。「情報を正しく収集し、リスクのある方には主治医の確認を取ってもらう」。これだけで十分です。ヒアリングシートを用意しておけば、漏れなく聞き取れます。ToolsBoxのLIFFフォーム機能を使えば、来店前にLINE上でヒアリングシートを入力してもらうこともできますよ。

ステップ3:シニアに響く料金設定

料金設定はどうすればいいですか?シニアの方って価格に敏感なイメージがあります。

実はシニア層は「価値がわかれば、しっかり払ってくださる」方が多いです。ただし若年層と違い、月額制よりも回数制の方が受け入れられやすい傾向があります。月4回で28,000円よりも、1回8,000円×4回の方が「自分のペースで通える」と感じてもらえます。

なるほど。「縛られる」のが嫌なんですね。アパレルでも、年配のお客様は定期購入よりも都度買いを好む傾向がありました。

そうです。ただしお得な回数券も並行して用意するのは大事です。「都度払い8,000円、10回券なら70,000円」のように。通い始めて効果を実感したら、自然と回数券に移行してくれます。最初から強制しないのがシニア対応の鉄則です。

ステップ4:集客チャネルの選び方

シニアの方って、どうやって集客すればいいんですか?InstagramやTikTokはあまり見ないですよね。

シニア向けの集客で効果が高いチャネルは3つです。1つ目はGoogleビジネスプロフィール。「近くのパーソナルジム」で検索する方が非常に多い。2つ目は地域の口コミ。既存の会員さんからの紹介が最も信頼されます。3つ目が意外かもしれませんが、LINEです

シニアの方もLINEを使うんですか?

使います。60代以上のLINE利用率は80%を超えているんです。電話よりもLINEでやり取りするシニアの方が増えています。ToolsBoxを使ったLINE公式アカウントなら、大きな文字で見やすいリッチメニューを作れるので、シニアの方でも迷わず操作できます。

ステップ5:継続率を高めるフォロー体制

シニアの方が途中で辞めてしまう原因って何ですか?若い人とは違う理由がありそうですが。

最も多い理由は「体調不良による欠席が続き、戻りにくくなる」です。風邪を引いた、膝が痛くなった、孫の世話で忙しくなった。1〜2回休むと「もう行きにくいな」となってしまう。ここをフォローできるかが継続率の分かれ目です。

ToolsBoxの自動フォローメッセージ機能を使えば、2週間来店がない会員に「お体の調子はいかがですか?無理のないペースで、またお待ちしています」と自動でLINEを送れます。このワンメッセージで復帰率が大幅に変わります。人間味のある声かけを自動化するのがポイントですね。

自動なのに温かみのあるメッセージが送れるって、いいですね。シニアの方はそういう「気にかけてくれている感」に弱いと思います。

まとめ:シニア市場は「長く続く関係」を築ける

シニア向けパーソナルジムは、安全性の確保、柔軟な料金設定、適切なチャネルでの集客、そして丁寧なフォローがそろえば、安定した経営基盤になります。シニア会員は一度信頼関係を築けば長く通い続けてくれる傾向があり、口コミで新しい会員を連れてきてくれることも多い。パーソナルジムの新市場として、ぜひシニア向けプログラムの導入を検討してみてください。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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