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マーケティング15分

年間売上が安定する!季節イベントを活用したマーケティングカレンダーの作り方

季節イベントを最大限活用し、年間を通じて安定した売上を作る方法を解説。効果的なマーケティングカレンダーの作成手順と活用例を紹介します。

売上の「山」と「谷」に振り回されていませんか?

季節イベントを活用したマーケティングカレンダーの作り方のイラスト。年間マーケティング計画をLINE公式アカウントで実行季節イベントを活用したマーケティングカレンダーの作り方のイラスト。年間マーケティング計画をLINE公式アカウントで実行

多くの小売店やサービス業者にとって、売上の季節変動は最大の悩みの一つです。繁忙期は忙しすぎて手が回らず、閑散期は暇すぎて不安になる。この波を平準化し、年間を通じて安定した売上を作るのが「マーケティングカレンダー」です。季節イベントを計画的に活用することで、閑散期にも需要を創出できます。

なぜマーケティングカレンダーが必要なのか

田辺さん、マーケティングカレンダーってそんなに大事ですか?「クリスマスにはクリスマスセール」くらいは誰でもやってますけど。

「クリスマスセール」はやりますよね。でもいつから準備を始めて、いつから告知して、何段階のプロモーションを打つかまで計画していますか?多くの事業者は「クリスマス直前になって慌ててセールを始める」状態です。計画的に動けば、同じイベントでも売上は2〜3倍変わります。

たしかに、アパレル時代はセールの1ヶ月前から「先行予約」を始めてましたね。直前に始めるのと全然売上が違いました。

その経験は大きいですね。マーケティングは「準備8割、実行2割」と言われます。カレンダーがあれば、十分な準備期間を確保できる。逆にカレンダーがなければ、いつも場当たり的な対応になってしまうんです。

月ごとのマーケティングイベント一覧

雑貨店オーナーがLINEで新商品のお知らせメッセージを配信するイラスト。季節に合わせた配信で顧客との関係を維持雑貨店オーナーがLINEで新商品のお知らせメッセージを配信するイラスト。季節に合わせた配信で顧客との関係を維持

年間を通じて活用できる主要なイベントを把握しましょう。

  • 1月:新年セール、福袋、新年の目標設定キャンペーン
  • 2月:バレンタインデー、節分
  • 3月:ホワイトデー、卒業・送別シーズン、年度末
  • 4月:新生活応援、入学・入社祝い、花見
  • 5月:母の日、ゴールデンウィーク
  • 6月:父の日、梅雨対策、ジューンブライド
  • 7月:夏のボーナスセール、七夕、暑中見舞い
  • 8月:夏休み、お盆、残暑見舞い
  • 9月:敬老の日、シルバーウィーク、秋の新商品
  • 10月:ハロウィン、スポーツの秋、読書の秋
  • 11月:ブラックフライデー、七五三、いい夫婦の日
  • 12月:クリスマス、年末セール、冬のボーナス

閑散期こそチャンス!需要を「作る」発想

でも、うちの業種は2月と6月がどうしても暇になるんです。イベントもあんまりないし。

閑散期にイベントがないなら、自分で作ればいいんです。「2月は寒いから外に出たくない」という消費者心理を逆手に取って「真冬のおこもりキャンペーン」を打つ。6月なら「梅雨を吹き飛ばすご褒美フェア」。季節の「不」を解決する提案は、意外と需要があります。

「不」を解決するっていう発想、面白いですね。寒い→温まる提案、雨→室内で楽しめる提案、みたいな。

そうです。加えて、「記念日マーケティング」も効果的です。「○○の日」は365日毎日あるんです。例えば6月10日は「時の記念日」。時計店なら「時の記念日フェア」ができる。9月1日は「防災の日」で防災グッズ店のチャンス。自社に関連する記念日を探してみてください。

マーケティングカレンダーの作り方:4ステップ

具体的にカレンダーはどうやって作ればいいんですか?

4ステップで作れます。まずステップ1:過去の売上データを分析して、繁忙期と閑散期を特定する。ステップ2:年間の主要イベントと自社に関連する記念日をリストアップ。ステップ3:各イベントに対して「準備開始日」「告知開始日」「実施期間」「振り返り日」を設定。ステップ4:月ごとの配信カレンダーに落とし込む

特にステップ3が重要です。イベント本番の1ヶ月前から逆算して計画を立てるのがコツ。例えばクリスマスキャンペーンなら、11月末にはビジュアル素材を用意し、12月1日から告知を開始、12月15日から本格的なプロモーション、12月25日に最終案内、12月末に振り返り。このスケジュールをカレンダーに入れておくんです。

LINEで季節キャンペーンを自動化する

でも年間のキャンペーンを全部手動で管理するのは大変じゃないですか?

だからこそ自動化が重要なんです。ToolsBoxの一斉配信予約機能を使えば、1月の時点で12月のクリスマス配信まで予約しておくことができます。年初に1年分の配信を予約してしまえば、あとは必要に応じて微修正するだけ。「配信し忘れた」という事故も防げます。

年始にまとめて設定しておけば、あとは自動で動くんですね。これは楽ですね。

さらに、誕生日配信もカレンダーの一部として組み込みましょう。お客様の誕生月にバースデークーポンを自動配信する仕組みは、特別感があって非常に喜ばれます。ToolsBoxならお客様の誕生日に合わせて自動でメッセージとクーポンを送信できますよ。

カレンダー活用の成功事例

実際にマーケティングカレンダーで成功した事例ってありますか?

あるケーキ店の例を紹介しましょう。以前はクリスマスと誕生日ケーキだけに売上が集中していたのですが、マーケティングカレンダーを導入して、毎月のイベントに合わせた限定商品を企画。2月は「友チョコケーキ」、5月は「母の日ケーキ」、10月は「ハロウィンケーキ」。LINE配信で1ヶ月前から予約を受け付けたところ、閑散期だった月の売上が前年比150%に跳ね上がりました。

毎月のイベントに合わせた限定商品って、企画するの大変そうですけど、お客さんは「次は何だろう」って楽しみになりますよね。

その「次は何だろう」という期待感こそが継続的な関係を生む原動力なんです。LINEで月初に「今月の限定商品はこちら!」と配信するだけで、ブロックされるどころか楽しみに待ってもらえる。これが理想的なLINE運用ですね。

まとめ:計画こそ最強のマーケティング

マーケティングカレンダーは、「場当たり的な対応」から「戦略的なマーケティング」への転換点になります。年間のイベントを見渡し、準備→告知→実施→振り返りのサイクルを回し続けることで、売上の波を平準化し、安定した経営を実現できます。まずは来月のイベントから、計画的なプロモーションを始めてみてください。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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