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業種別ヒント13分

年間スケジュールで売上安定!季節別点検プログラムの作り方

春のエアコン、夏のバッテリー、秋のタイヤなど季節ごとの点検需要を先取り。年間を通じて安定集客する仕組みを解説。

売上の波をなくす「年間点検カレンダー」という発想

年間スケジュールで売上安定!季節別点検プログラムの作り方年間スケジュールで売上安定!季節別点検プログラムの作り方

多くの整備工場が抱える課題のひとつが「売上の季節変動」です。車検が集中する時期は忙しすぎて断らざるを得ず、閑散期には整備士が手持ち無沙汰になる。この波を平準化する有効な手段が季節別の点検プログラムです。年間カレンダーを作成し、季節ごとに適切なメンテナンスを提案することで、通年で安定した来店を実現できます。

季節ごとの点検ニーズを整理する

田辺さん、車のメンテナンスって季節で変わるんですか?年中同じことをやればいいのかと思ってました。

実は季節ごとにまったく違うメンテナンスが必要です。春(3〜5月)はエアコンの点検とフィルター交換、花粉対策の室内クリーニング。夏(6〜8月)はエアコンガスの補充、バッテリーの状態チェック、冷却水の確認。秋(9〜11月)はタイヤの溝チェックと冬タイヤへの交換準備、ヘッドライトの光軸調整。冬(12〜2月)はバッテリー交換、不凍液の濃度確認、ワイパーブレードの交換。

こんなに季節で違うんですね!でもお客さんはそこまで意識していないですよね。

そこがポイントです。お客さんが自分では気づかないメンテナンスの必要性を、適切なタイミングで教えてあげるのが整備工場の付加価値なんです。「もうすぐ梅雨ですが、ワイパーは大丈夫ですか?」と一言LINEで送るだけで、「そういえば最近ワイパーの拭きが悪かったな」と来店動機が生まれます。

年間カレンダーのテンプレート

年間カレンダーって、具体的にはどう作ればいいんですか?

まず12ヶ月分のメンテナンス項目をリストアップします。1月:バッテリー診断キャンペーン。2月:冬の足回り点検。3月:春の安全点検パック。4月:エアコンフィルター交換。5月:GW前の長距離ドライブ点検。6月:梅雨前のワイパー&ライトチェック。7月:エアコンガス補充。8月:夏バテ車の総合点検。9月:秋のタイヤ交換準備。10月:冬タイヤ早割キャンペーン。11月:冬の安全点検パック。12月:年末の総合点検。

毎月テーマがあるんですね。これなら「今月はこれを推す」というのが明確になりますね。

そうです。テーマがあると、チラシもLINEの配信も作りやすくなるし、お客さんにとっても「今月のおすすめ」として分かりやすい。アパレルで言えば季節のコレクションと同じ発想です。

LINEで季節の点検リマインドを自動化する

毎月手動でLINEを配信するのは大変じゃないですか?

手動でやると確かに大変です。だからこそ自動化が必要なんです。年間カレンダーに基づいて、毎月の配信内容を事前に作成しておき、スケジュール配信で自動的に送る。さらにお客さんの車のデータ(車種、前回のメンテナンス内容、走行距離など)を活用して、パーソナライズされたリマインドを送ると効果が格段に上がります。

「あなたの車は前回のオイル交換から半年経ちました」みたいなメッセージですか?それは嬉しいですね。

ToolsBoxなら顧客データとタグを組み合わせたセグメント配信で、それが実現できます。たとえば「前回タイヤ交換から11ヶ月以上経過」のお客さんだけに秋のタイヤ交換キャンペーンを配信する。全員に同じメッセージを送るより、自分に関係のある情報だけが届くので、開封率もクリック率も高くなります。

早期予約特典で閑散期を埋める

季節のキャンペーンを打っても、みんなギリギリまで動かないってこともありませんか?

あります。そこで使えるのが早期予約特典です。たとえば冬タイヤ交換のピークは11月ですが、9月中に予約してくれたお客さんには工賃を20%オフにする。こうすることで需要を前倒しして、ピーク時の混雑を緩和できます。

アパレルの先行予約セールと同じ考え方ですね。早く買ってくれた人にはお得な特典があるっていう。

まさにそうです。ToolsBoxのステップ配信を使えば、「まず告知 → 1週間後にリマインド → さらに1週間後に残枠アラート」という3段階の配信を自動で行えます。これだけで予約率は大きく変わります。

データ蓄積で翌年の精度を上げる

1年やってみたら、翌年はもっとうまくできそうですよね。

その通りです。各月のキャンペーンの成果データを蓄積しておくことが重要です。何月の何のキャンペーンが最も反応が良かったか、どのセグメントに配信したときの来店率が高かったか。このデータがあれば、翌年はより精度の高いカレンダーが作れます。PDCAを回し続けることで、年を追うごとに集客の仕組みが洗練されていくんです。

1年目は手探りでも、3年目にはかなり精度の高い年間計画が立てられそうですね。データって本当に大事だなあ。

まとめ:季節別点検プログラムで通年安定集客

  • 12ヶ月分のメンテナンステーマを事前に策定する
  • 季節ごとの点検ニーズをお客さんに先回りして提案
  • LINEのセグメント配信でパーソナライズされたリマインドを自動送信
  • 早期予約特典で需要を前倒しし、繁忙期の混雑を緩和
  • 年間データを蓄積して翌年のカレンダー精度を継続的に改善
田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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