売上爆上げ!ケーキ屋さんの年間イベントカレンダーと季節限定商品の作り方
バレンタインからクリスマスまで、年間を通じた売上アップ戦略。季節限定商品の企画から告知方法まで詳しく解説。
ケーキ屋さんの売上は「イベント」で決まる
売上爆上げ!ケーキ屋さんの年間イベントカレンダーと季節限定商品の作り方
ケーキ屋さんの売上は、年間を通じて均一ではありません。クリスマス、バレンタイン、ホワイトデー、母の日など、特定のイベントに売上が集中するのが特徴です。逆に言えば、イベントの波にうまく乗れるかどうかが年間売上を大きく左右します。しかし、多くのケーキ屋さんが「毎年同じことの繰り返し」になっており、計画的な年間戦略を立てられていないのが現状です。今回は、12か月の年間イベントカレンダーと、季節限定商品の企画方法を詳しく解説します。
年間イベントカレンダーを作ろう
田辺さん、ケーキ屋さんの年間スケジュールって、クリスマスとバレンタインくらいしか思いつかないんですけど、実はもっとチャンスがあるんですか?
たくさんあります。月ごとに整理してみましょう。
- 1月:新年の手土産需要、成人式のお祝い
- 2月:バレンタインデー(最重要イベントの1つ)
- 3月:ホワイトデー、卒業・卒園のお祝い
- 4月:入学・入社のお祝い、お花見スイーツ
- 5月:母の日(カーネーションケーキなど)、こどもの日
- 6月:父の日、ジューンブライド(ウェディングケーキ)
- 7〜8月:夏のひんやりスイーツ、お中元
- 9月:敬老の日、秋のフルーツ解禁
- 10月:ハロウィン
- 11月:七五三、ボジョレー解禁に合わせたスイーツ
- 12月:クリスマス(年間最大イベント)、年末の手土産
こうして見ると、毎月何かしらのイベントがあるんですね。閑散期だと思っていた6月や9月にもチャンスがあると気づきました。
そうなんです。「閑散期を作らない」のが年間カレンダーの最大の目的です。イベントごとに季節限定商品を企画し、計画的に告知していくことで、年間を通じた安定した売上が見込めます。
季節限定商品の企画3ステップ
季節限定商品って、毎回新しいレシピを開発するのは大変じゃないですか?パティシエさんの負担も心配です。
全部を新開発する必要はありません。既存商品のアレンジで十分です。ステップを3つに分けて説明しますね。
ステップ1:ベース商品を決める
人気のレギュラー商品をベースにします。例えばショートケーキが人気なら、それを季節に合わせてアレンジします。
ステップ2:季節の要素を加える
春ならいちご、夏ならマンゴーやピーチ、秋なら栗やさつまいも、冬ならチョコレートやアップル。旬のフルーツやフレーバーに置き換えるだけで、立派な季節限定商品になります。
ステップ3:見た目でも季節を表現する
デコレーションで季節感を出すことも重要です。桜の花びらチョコ、紅葉のクッキー、サンタのピックなど、トッピングを変えるだけでも「限定感」が演出できます。
既存商品のアレンジなら、パティシエさんの負担も少ないですし、原価計算もしやすいですね。
そうです。レシピの8割は同じで、2割だけ変える。これが持続可能な季節限定商品の作り方です。
告知のタイミングが売上を左右する
良い商品を作っても、告知のタイミングを間違えたら売れないですよね。いつ頃から告知すればいいですか?
イベントによって違いますが、基本は「イベントの2〜3週間前」から告知を開始するのがベストです。ただしクリスマスケーキだけは特別で、11月初旬から予約受付を始めるのが業界の定番です。早めに予約を確保することで、仕入れと製造の計画が立てやすくなります。
LINEで予約を受け付けられると便利ですよね。電話だとスタッフが製造中に手を止めなきゃいけないですし。
その通りです。ToolsBoxを使えば、LINE上でクリスマスケーキの予約を受付し、サイズ・フレーバー・受取日時の選択から決済までLINE内で完結できます。さらに受取日前日にリマインドメッセージを自動送信するので、受取忘れも防げます。ツールLなどでもフォーム作成は可能ですが、ToolsBoxは「季節イベント予約」の施策テンプレートで、告知配信から予約受付、リマインドまで一気に設定できるのが強みです。
予約限定の「先行特典」で早期確保を促す
予約してもらうために、何かインセンティブは必要ですか?
効果的なのは「早割」と「予約限定商品」の2つです。「11月中のご予約で10%OFF」という早割は定番ですが、さらに「予約者だけが選べる限定フレーバー」を用意すると予約率がぐんと上がります。限定に弱い心理を活用する戦略ですね。
「予約した人だけの限定」って、予約しない理由がなくなりますね。むしろ予約しないと損した気分になります。
はい。そしてToolsBoxなら、前年に予約してくれたお客様だけに先行案内を送ることもできます。タグ機能で「昨年クリスマスケーキ予約者」を記録しておけば、翌年のシーズンに真っ先にアプローチできるわけです。このような蓄積型のマーケティングができるのがLINE活用の大きなメリットです。
年間カレンダーをチームで共有する
年間計画を立てても、オーナーだけが把握していてスタッフに共有されていないケースもありそうですね。
鋭い指摘です。年間イベントカレンダーはバックヤードに掲示して全スタッフが見えるようにするのが基本です。各イベントの「商品企画締切」「告知開始日」「予約受付開始日」「製造スケジュール」をすべて書き込んだカレンダーがあれば、チーム全体が同じ方向を向いて動けます。
計画を「見える化」するのは、どの業種でも大事なことですよね。私もアパレル時代にシーズンごとのVMD計画をスタッフ全員で共有していました。
まとめ:年間カレンダーで計画的に売上を作ろう
- 毎月のイベントを洗い出し、閑散期をなくす年間カレンダーを作成
- 既存商品の8割をベースに2割アレンジで季節限定商品を効率的に企画
- イベント2〜3週間前に告知開始、クリスマスは11月初旬から
- 早割と予約限定商品で早期予約を促進
- ToolsBoxの季節イベント施策テンプレートで告知・予約・リマインドを一括自動化
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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