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旬の食材で集客力アップ!季節限定メニューのPR戦略

「今だけ」の特別感で来店動機を作る!旬の食材を使った限定メニューの企画から、効果的な告知方法までを完全解説。

「いつ行っても同じ」は飲食店の最大の弱点

旬の食材で集客力アップ!季節限定メニューのPR戦略旬の食材で集客力アップ!季節限定メニューのPR戦略

リピーターが減る原因の一つに、「あのお店、いつ行っても同じメニューだよね」という飽きがあります。逆に、季節ごとに新しいメニューが登場するお店は、「今月は何が出てるかな」と来店動機が自然に生まれます。旬の食材を使った季節限定メニューは、食材のコストパフォーマンスも高く、話題性も作りやすい、飲食店の最強の集客ツールです。

季節限定メニューが集客に効く3つの理由

田辺さん、季節限定メニューが良いのはわかるんですけど、具体的にどう集客につながるんですか?

3つの心理効果が働くんです。まずは「限定性」。「今しか食べられない」という希少性は、人の行動を促す最強のトリガーです。次に「話題性」。SNSに投稿したくなるような見た目や季節感のあるメニュー名は、自然に口コミが広がります。そして「鮮度感」。お店が常に進化している、新しいことに挑戦しているという印象を与えます。

確かに「限定」って聞くと、急いで行かなきゃって思いますよね。アパレルでも限定コレクションは初日に行列ができてました。

飲食店でも同じ原理が働きます。特に「残り◯食」「今週末まで」という表現を加えると、来店を決断するスピードが格段に上がるんです。

季節ごとのメニュー企画ガイド

季節ごとにどんなメニューがいいか、アイデアをいただけますか?

もちろんです。各季節のポイントをまとめますね。

  • 春(3〜5月):桜エビ、筍、菜の花、新玉ねぎ。花見シーズンに合わせたテイクアウト弁当も好評。ピンク色を取り入れた見た目でSNS映えを狙う
  • 夏(6〜8月):鮎、枝豆、冷製スープ、かき氷デザート。暑さ対策メニュー(冷やし〇〇)は需要が高い。トマトやスイカを使った鮮やかな彩り
  • 秋(9〜11月):松茸、さんま、栗、さつまいも。「◯◯の秋」をテーマにしたコースが組みやすい。ハロウィン限定メニューも話題性あり
  • 冬(12〜2月):牡蠣、白菜、大根、柚子。鍋メニューや温かいデザートの需要が高い。クリスマス・年末年始の特別コースも忘れずに

春のお花見弁当テイクアウトはいいアイデアですね!お店の認知度アップにもなるし、普段来ない人にも味を知ってもらえる。

しかも季節の食材は旬の時期が最も原価が安いんです。秋のさんまや冬の大根は旬の時期にどっさり出回るので、仕入れコストを抑えながら「贅沢な旬の味覚」として提供できます。お客様は特別感を感じ、お店は利益率が上がる。まさにwin-winです。

効果的なPR・告知の方法

せっかく良いメニューを作っても、知ってもらえなければ意味がないですよね。告知はどうすればいいですか?

告知は「予告→開始→残りわずか」の3段階で行うのが最も効果的です。

具体的なスケジュール感としては、開始2週間前に予告、開始日に正式告知、終了1週間前に「ラスト告知」を出すのがベストです。この3回の告知をLINEで配信すれば、開封率の高さを活かして確実にお客様に届きます。

3段階の告知って、ツールLみたいなのを使っている人もいると思いますけど、自動でスケジュール配信できるんですか?

ToolsBoxなら、配信スケジュールを事前に組んでおくだけで自動配信されます。例えば「4月1日に桜メニュー予告」「4月15日に開始告知」「4月22日にラスト告知」と設定しておけば、あとは手を離しても大丈夫。しかも、前回の季節メニューに反応したお客様だけに配信する、といったセグメント配信も可能です。

写真撮影と見せ方のコツ

SNSでの告知には写真が命ですよね。上手に撮るコツってありますか?

プロのカメラマンを呼ぶ必要はありません。スマホで十分です。ポイントは3つ。

  • 自然光で撮る:窓際の席で、午前中の光を利用する。蛍光灯の下で撮ると色味が悪くなりがち
  • 斜め45度から撮る:真上からの「俯瞰写真」と斜め45度からの「立体写真」の2パターンを撮影する。料理の高さや盛り付けが見える角度を意識
  • 季節感のある小物を添える:秋なら紅葉の葉、冬なら雪の結晶の飾り。100均で揃う小物で十分

100均の小物で季節感が出せるなら、コストもかからないですね。写真のクオリティが上がるだけでSNSの反応が全然違いますから。

その通りです。そして撮った写真はLINE配信、Instagram投稿、店内POP、Googleマイビジネスの投稿の4チャネルで使い回す。1回の撮影で4つの媒体に展開できるので、非常に効率的です。

季節限定メニューを年間スケジュールに落とし込む

最後にお伝えしたいのは、年間の季節メニューカレンダーを作っておくことの重要性です。1月は新春メニュー、2月はバレンタイン、3月は卒業・入学祝い…と、12か月分のテーマを事前に決めておくだけで、毎月「今月は何をやろう」と悩む時間がなくなります。

年間カレンダーがあれば、仕入れの計画も立てやすくなりますね。食材の予約も早めにできるし、原価管理もしやすくなる。

まさにそれが狙いです。まずは来月の季節限定メニューを1品決めて、今週中にLINEで予告配信を出してみてください。「来月だけの特別メニューをご用意しています」の一言で、お客様の期待感はぐっと高まりますよ。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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