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雨の日こそチャンス!天候不良を味方にする飲食店の集客術

雨でも満席にする秘訣とは?天気予報と連動したサービスや、雨の日限定特典で客足を確保する実践的アイデアを紹介。

雨の日の売上ダウン、あきらめていませんか?

雨の日こそチャンス!天候不良を味方にする飲食店の集客術雨の日こそチャンス!天候不良を味方にする飲食店の集客術

飲食店にとって、雨の日は売上が落ちる「仕方のない日」とされてきました。実際、雨天時の来客数は晴天時に比べて20〜40%減少するというデータもあります。しかし、天候を理由に売上が下がることを仕方ないと受け入れてしまうのは、大きな機会損失です。むしろ雨の日だからこそ来店してもらえる仕掛けを作ることで、ライバル店との差別化が可能になります。

なぜ雨の日対策が重要なのか

田辺さん、雨の日に飲食店の売上が落ちるのって、もうどうしようもないことだと思ってました。天気は変えられないですし。

確かに天気はコントロールできません。でも、お客様の行動はコントロールできるんです。考えてみてください。雨の日に外出しないのは「濡れるのが嫌だから」であって、「お店に行きたくないから」ではないんですよね。つまり、「雨でも行く価値がある」と思ってもらえる理由を作ればいいわけです。

なるほど!私がアパレルで店長をしていたとき、雨の日に「レインデーセール」をやったことがあるんです。傘をさしてでも来てくれるお客様がいて、しかも普段より客単価が高かったんですよ。

まさにそれです。実は雨の日に来店するお客様には面白い傾向があって、滞在時間が長く、客単価が高いケースが多いんです。外に出づらい分、一度入ったお店でゆっくり過ごそうとするからですね。この特性を活かさない手はありません。

雨の日集客の具体的な5つの施策

じゃあ具体的にどんなことをすればいいんですか?雨の日割引くらいしか思いつかないんですけど。

割引は一つの手段ですが、それだけだと利益を削ることになります。付加価値を加える方向の施策のほうがおすすめですよ。いくつか紹介しますね。

  • 雨の日限定メニューの提供:晴れの日には注文できない特別メニューを用意する。「レインデースープ」「雨音パスタ」など、ネーミングにもこだわることで話題性を高める
  • ドリンク1杯サービス:値引きではなく「プラスアルファ」の形にすることで、原価を抑えつつ満足度を上げる
  • 天気予報連動クーポン配信:翌日の天気予報が雨の場合、前日の夕方にLINEでクーポンを配信。事前に来店予定を組んでもらう
  • タオル・おしぼりサービスの充実:ちょっとした気遣いが「また来たい」につながる。冬場は温かいおしぼり、夏場は冷たいタオルを入口で渡す
  • 雨の日スタンプカード:雨の日に来店するごとにスタンプが貯まり、5回で特別メニューが無料になる仕組み

天気予報連動のクーポンって面白いですね!前日にLINEが届いたら「じゃあ明日はあのお店に行こう」って決められますもんね。

そうなんです。ここがポイントで、雨が降ってから動くのではなく、降る前にアクションを起こすことが大切です。ToolsBoxなら天気予報APIと連携して、翌日の降水確率が一定以上の場合に自動でLINEクーポンを配信する仕組みが作れます。手動で毎回天気をチェックする必要がないので、オーナーさんの手間も最小限です。

実際に成功している飲食店の事例

実際に雨の日対策で成功しているお店ってあるんですか?

ありますよ。ある居酒屋チェーンでは、雨の日にLINE友だち限定で「ドリンク半額」ではなく「お刺身盛り合わせが1品追加」という施策を始めたところ、雨の日の来客数が1.5倍になり、しかも客単価も上がったそうです。

値引きじゃなくて追加なのがポイントですね。お客様としても「お得にたくさん食べられる」って満足感がありますし。

しかも原価率で考えると、お刺身1品の追加コストは300〜500円程度。一方で来店してもらえれば他のメニューやドリンクも注文されるので、トータルでは確実に利益が出るんですよね。割引で単価を下げるよりもずっと賢い方法です。

LINE活用で雨の日施策を自動化する

雨の日施策の最大の課題は、「天気を見て、毎回手動で対応する手間」です。忙しい飲食店のオーナーや店長にとって、天気予報をチェックしてLINEを配信する余裕はなかなかありません。ここでツールの活用が効いてきます。

手動でやろうとすると、忙しいときに限って忘れちゃいますよね。私もアパレル時代、セールのDMを送り忘れて後悔したことがあります。

だからこそ自動化が大事なんです。ToolsBoxでは、天候条件をトリガーにしたシナリオ配信が設定できます。一度設定すれば、あとは自動で回り続けます。例えば「翌日の降水確率が70%以上なら、前日18時にLINE友だち全員にクーポン配信」というルールを組めるんです。

それなら一度設定してしまえば、あとはお店の本業に集中できますね。しかも毎回ちゃんとタイミングよく届くから、お客様からの信頼も上がりそう。

雨の日対策を始めるための3ステップ

雨の日集客を今日から始めるための具体的な手順をまとめます。大がかりな準備は不要で、まずは1つの施策を1か月間試してみることが大切です。

  • ステップ1:雨の日限定メニューを1つ決める(今日中に):既存メニューのアレンジでOK。「雨の日限定」とPOPに書くだけで特別感が生まれる
  • ステップ2:LINE友だちに告知する(今週中に):「雨の日にご来店いただいたお客様に特別なサービスをご用意しています」と配信。具体的な内容は来店してのお楽しみにすると来店意欲が高まる
  • ステップ3:結果を記録して改善する(1か月後に):雨の日の売上推移を記録し、効果を検証。次の施策にフィードバックする

大切なのは完璧を目指さないこと。まずは小さく始めて、効果があるものを残していく。雨の日が「チャンスの日」になる感覚をスタッフ全員で共有できるようになれば、お店全体の雰囲気も変わりますよ。

雨の日が来るのが楽しみになるなんて、発想の転換ですね!今日からできることばかりなので、ぜひ一つでも試してみてほしいです。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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