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業種別ヒント14分

地域コラボで相乗効果!飲食店×異業種の win-win 集客術

美容室、ジムとの連携で新規客獲得!異業種コラボレーションの始め方から成功事例まで、具体的な提携方法を紹介。

一店舗だけで集客する時代は終わった

地元コラボ商品を販売する店舗スタッフがLINEで地域連携イベントを告知している様子のイラスト地元コラボ商品を販売する店舗スタッフがLINEで地域連携イベントを告知している様子のイラスト

飲食店の集客で最も難しいのは「まだ自分の店を知らない人」にリーチすることです。チラシを撒いても反応率は0.1%以下、SNS広告は費用がかさむ。そんな中で注目されているのが、地域の異業種とのコラボレーションです。お互いの顧客基盤を共有し合うことで、広告費をかけずに新規客を獲得できる方法をご紹介します。

異業種コラボが飲食店にもたらすメリット

田辺さん、飲食店と異業種のコラボって、具体的にどんなメリットがあるんですか?なんとなく良さそうな気はしますけど、手間もかかりそうで。

メリットは大きく3つあります。まず新しい客層にリーチできること。例えば美容室と提携すれば、その美容室の常連客があなたのお店を知ることになります。広告を打たなくても、信頼のある第三者からの紹介になるので、来店率が高いんです。

信頼のある第三者からの紹介って、確かに効きますよね。私がアパレルで働いていた時も、近隣の美容室さんと相互紹介をやっていて、月に10人くらい新規のお客様が来てくれてました。

2つ目はコストの分散。イベントやキャンペーンを共同で行えば、会場費や告知費用を折半できます。3つ目は話題性。異業種コラボは地域メディアにも取り上げられやすく、「面白い取り組みをしている店」というブランドイメージにつながります。

コラボ相手の選び方と声のかけ方

コラボ相手ってどうやって見つければいいんですか?いきなり知らないお店に「コラボしませんか」って言いに行くのも気が引けますよね。

まずは自分のお店の半径500m以内の店舗をリストアップしてみてください。同じ商圏にいるということは、同じ地域のお客様をターゲットにしているということ。互いにメリットがある関係を築きやすいんです。

  • 美容室・理髪店:施術後のランチ需要と相性が良い。紹介カードの相互配布が効果的
  • フィットネスジム・ヨガスタジオ:運動後のヘルシーメニューとの親和性が高い。プロテインドリンクやサラダボウルの特別メニューを開発
  • 書店・雑貨店:読書好きが集まるカフェイベント、雑貨作家と飲食のコラボマーケットなど
  • 整体・マッサージ:リラクゼーション後にカフェでゆっくり過ごすコースの提案
  • 花屋:店内の花を花屋から仕入れて「今月の花」として飾る。花屋の名前入りカードを添えれば相互PRになる

花屋さんとのコラボは素敵ですね!店内に生花があるだけでお店の雰囲気が良くなるし、花屋さんも宣伝になるから双方にメリットがある。

声のかけ方としては、まず自分がその店の客になることをおすすめします。何度か通って関係を作ってから、「うちのお客様に御社を紹介したいんですが、こういうコラボはいかがでしょう?」と提案する。一方的なお願いではなく、相手にもメリットがあることを具体的に伝えることが大切です。

成功するコラボ企画の作り方

実際にコラボが決まったら、どんな企画を立てればいいですか?

初回はシンプルなものから始めましょう。最も簡単で効果的なのは「相互紹介カード」です。

相互紹介カードの仕組みは非常にシンプルです。自店に来たお客様に提携店のクーポンカードを渡し、提携店のお客様には自店のクーポンカードを渡す。紹介カードを持って来店した方に10%割引や一品サービスを提供することで、相互送客が生まれます。

それならすぐに始められますね。カードのデザインとかはどうすればいいですか?

Canvaなどの無料ツールで十分です。大切なのはデザインの完成度よりも、「何が得られるのか」を明確に記載すること。「このカードご持参でデザートサービス」のように、具体的な特典がわかることが重要です。

紙のカードだと忘れてしまう人もいそうですけど、デジタルで何かできませんか?

ToolsBoxを使えば、LINEのクーポン機能で相互紹介を実現できます。提携店のLINE友だちにデジタルクーポンを配布し、自店の来店時にスキャンして利用する。利用状況がデータで見えるので、どの提携先からの送客が多いかも分析できますよ。

コラボイベントの進化パターン

相互紹介カードで信頼関係ができたら、次はより踏み込んだコラボに進化させましょう。段階的にステップアップすることで、無理なく効果を拡大できます。

  • レベル1:相互紹介カード・クーポン交換(初月)
  • レベル2:共同SNS投稿・相互タグ付け(2か月目〜)
  • レベル3:共同イベント開催(3か月目〜)
  • レベル4:コラボメニューの開発(半年〜)
  • レベル5:地域コラボマップの制作・配布(1年〜)

焦らず段階を踏むことが成功の秘訣です。まずは近所の1店舗と紹介カードの交換から始めてみてください。お互いの客層が合えば、自然とコラボの幅が広がっていきますよ。

地域のお店同士が協力し合って、街全体を盛り上げるって素敵ですね。一人で頑張るより、仲間がいるほうが心強いですし、お客様にとっても楽しい街になりますよね。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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