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アレルギー対応で新規顧客獲得!安全なメニュー開発と表示方法

7大アレルゲンの管理方法から、メニュー表示、スタッフ教育まで、安全にアレルギー対応を始めるための実践ガイドです。

アレルギー対応は「リスク」ではなく「ビジネスチャンス」

アレルギー対応で新規顧客獲得!安全なメニュー開発と表示方法アレルギー対応で新規顧客獲得!安全なメニュー開発と表示方法

食物アレルギーを持つ方は年々増加し、日本では約3人に1人が何らかのアレルギーを持っているとも言われています。家族の中にアレルギーを持つ人がいると、外食先選びは慎重になります。つまり、アレルギー対応ができる飲食店は、それだけで選ばれる理由を持てるのです。今回は、リスクを最小限に抑えながら安全にアレルギー対応を導入する方法を、実践的なステップとともに解説します。

アレルギー対応が集客に直結する理由

田辺さん、アレルギー対応って聞くと、正直怖いっていうオーナーさんが多いと思うんです。万が一事故が起きたら……って。

その不安はもっともです。でも実は、何も対策していない状態のほうがリスクは高いんです。アレルギーのあるお客様が来店した時に、スタッフが正しく対応できないほうが危険ですよね。きちんと体制を整えれば、リスクを管理しながらビジネスチャンスに変えられます。

確かに、対応していない状態でたまたまアレルギーのお客様が来たほうが怖いかも……。

そうなんです。そして市場の観点から言うと、アレルギー対応のお店を探しているお客様は「見つけたら絶対にリピートする」傾向が強いんです。選択肢が少ないので、対応してくれるお店への忠誠度は非常に高い。しかも家族や友人にも積極的に紹介してくれます。

7大アレルゲンの基礎知識と管理方法

まず何から始めればいいですか?7大アレルゲンって、卵、乳、小麦……あとは何でしたっけ?

表示義務がある特定原材料8品目は、卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに、くるみです。2025年にくるみが追加されて8品目になりました。これに加えて表示が推奨されている20品目もありますが、まずはこの8品目から対応を始めるのが現実的です。

管理方法の基本は以下の3つです。

  • 食材リストの作成:全メニューの原材料を一覧にし、8品目の含有有無をチェック
  • 仕入れ先への確認:加工食品や調味料に含まれる隠れたアレルゲンを仕入れ先に確認
  • 調理工程の分離:アレルギー対応メニューの調理には、専用の器具・スペースを使う

特に注意が必要なのは「隠れアレルゲン」です。例えば、醤油には小麦が含まれているものが多い。ドレッシングに卵が入っていることもある。食材リストを作る際は、調味料やソースの成分まで確認することが大切です。

醤油に小麦って、意外と知らない人も多そうですね。調味料まで確認するのは大変そうですけど、一度やっておけば安心ですね。

メニュー表示の具体的な方法

食材リストができたら、メニューにはどう表示すればいいですか?

飲食店のメニュー表示は法的義務ではありませんが、表示することで信頼を得られるのは間違いありません。方法は3つあります。

  • メニュー直接表示:各料理名の横にアレルゲンのアイコンを配置。視覚的にわかりやすい
  • 別紙アレルゲン表:メニューとは別にアレルゲン一覧表を用意。テーブルに挟んでおく
  • デジタル表示:QRコードを読み取るとアレルゲン情報が確認できるWebページに飛ぶ

おすすめはQRコード方式です。紙のメニューにすべての情報を載せると見づらくなりますが、QRコードなら必要な人だけがアクセスできます。しかもメニュー変更時の更新も簡単です。

QRコードで情報を見られるようにするのって、LINE連携とも相性がよさそうですね。

まさにその通りです。ToolsBoxのLIFF機能を使えば、LINE上でアレルゲン情報を確認できるページが作れます。お客様のアレルギー情報を事前にLINEで登録してもらえば、予約時に自動で厨房に伝達することも可能になります。

スタッフ教育のポイント

アレルギー対応って、キッチンだけでなくホールスタッフの教育も重要ですよね?

非常に重要です。お客様との接点はホールスタッフですから、正しい知識と対応マニュアルが必要です。ポイントは3つあります。

  • 聞き取りルール:「アレルギーはございますか?」をすべてのお客様に毎回確認する
  • 伝達ルール:口頭だけでなく、伝票にアレルギー情報を赤字で記載する
  • 提供時確認:アレルギー対応メニューは必ずアレルゲンフリーであることを口頭で伝えて提供

特に大切なのは「すべてのお客様に確認する」という点です。「見た目でアレルギーがあるかわかるわけがない」ので、全員に聞くことをルール化してください。これが事故防止の最も効果的な方法です。

全員に聞くルールなら、特定の人だけに聞いて気まずくなることもないし、スタッフも迷わないですね。

その通りです。マニュアルを作って終わりではなく、月に1回のロールプレイング研修を実施することをおすすめします。「お客様から小麦アレルギーだと言われたら?」というシナリオで練習しておくと、いざという時に冷静に対応できます。

まとめ:小さな一歩から始めるアレルギー対応

アレルギー対応は一気にすべてを完璧にする必要はありません。まずは全メニューの原材料リストを作成することから始めてください。それだけでも、お客様から聞かれた時に正確に答えられるようになり、信頼を得ることができます。ToolsBoxを活用すれば、LINE経由でお客様のアレルギー情報を事前に登録してもらい、予約と連動させることも可能です。安全を担保しながら、新しい顧客層を開拓していきましょう。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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