リピート率を50%に上げる!顧客を虜にする6つのステップ
リピート率を劇的に改善する6つのステップを紹介。初回来店からリピート定着まで、顧客心理に基づいた実践的な施策を解説します。
新規集客だけを追い続ける「穴の空いたバケツ」経営から脱出しよう
リピート率を50%に上げる!顧客を虜にする6つのステップ
「毎月新規のお客様は来るのに、売上が安定しない」——それは、リピート率が低い「穴の空いたバケツ」状態かもしれません。新規客の獲得コストはリピーターの5倍と言われています。リピート率を50%に上げることができれば、広告費を半分にしても売上は維持・向上できるのです。
ステップ1:初回体験で「また来たい」を作る
田辺さん、リピート率を上げたいという相談って、本当に多いですよね。でも「また来てね」って言うだけじゃダメなんですか?
「また来てね」で来てくれるなら苦労しません。リピートするかどうかは、初回体験の「感動度」で8割決まるんです。期待通りだと「まあまあ良かった」で終わり。期待を超えた体験をした時に初めて「また来よう」という動機が生まれます。
期待を超えるって、例えばどういうことですか?
飲食店なら、予約時に「お祝いで来ます」と一言あったら、メッセージカードを添えたデザートプレートを無料で出す。美容サロンなら、施術後に自宅でのケア方法を手書きのメモで渡す。コストはほぼゼロですが、お客様の記憶に強く残ります。「そこまでしてくれるの?」という驚きがリピートの原動力になるんです。
ステップ2:3日以内に「忘れられない」フォローを送る
初回体験が良くても、人は3日で忘れます。だから来店後3日以内のフォローが絶対に必要。LINEで「先日はありがとうございました。○○はいかがでしたか?」と一言送るだけで、お客様の中にあなたの店が再び浮かび上がります。
それって、1人ひとりに手動で送るんですか?大変そうですけど……。
もちろん自動化できます。ToolsBoxのシナリオ配信機能を使えば、来店登録をトリガーにして3日後に自動でフォローメッセージが送られるように設定できます。手間ゼロで全てのお客様にフォローが届くんです。
ステップ3:2回目来店のハードルを徹底的に下げる
フォローメッセージの次は何をすればいいですか?
2回目来店の障壁を取り除くことです。お客様が2回目に来ない最大の理由は「面倒くさい」と「きっかけがない」。だから2回目限定のクーポンを渡す、次回予約を当日に提案する、LINEから簡単に予約できる導線を作る——この3つを全てやってください。
統計的に、2回来店したお客様の60%以上が3回目も来ると言われています。つまり、最も大切なのは「初回→2回目」のハードルを越えさせること。2回目さえ来てもらえれば、リピートの好循環が回り始めるんです。
2回目が一番大事なんですね。アパレルでも「2回目に来てくれたお客様は常連になる確率が高い」って言われてました。
ステップ4:「名前で呼ぶ」パーソナライズの力
ステップ4は何ですか?
お客様を「名前」で呼ぶことです。これは驚くほど効果があります。LINEの配信でも「○○様、いつもありがとうございます」と名前を入れるだけで、開封率が20%以上向上するデータがあります。
さらに進んで、過去の購買履歴に基づいたメッセージを送れると最強です。「前回ご注文いただいた○○、今週は新しい味が出ましたよ」とか。「○○様の前回のカラーリング、そろそろ退色が気になる頃ではないですか?」とか。「自分のことを覚えてくれている」という実感が、強力なリピート動機になります。
ToolsBoxのタグ機能を使えば、そういう配信もできますよね?
はい。タグで顧客を分類しておけば、セグメント配信で適切な人に適切なメッセージを届けられます。全員に同じメッセージを送る一斉配信と比べて、セグメント配信はクリック率が2〜3倍になります。
ステップ5:ポイント・スタンプで「あと少し」を演出する
ポイントカードって昔からありますけど、今でも効果はあるんですか?
紙のポイントカードは忘れたり失くしたりするので効果が落ちていますが、LINE上のデジタルスタンプカードは非常に効果的です。常にスマホに入っているので忘れることがなく、「あと2個でコンプリート!」という通知も自動で送れます。
心理学でいう「エンダウド・プログレス効果」——ゴールに近づいているほど人はモチベーションが上がるという現象を利用するんです。10個中8個まで溜まっていたら、残り2個のために来店する確率は非常に高い。
ステップ6:「常連コミュニティ」で特別感を提供する
最後のステップは何ですか?
常連のお客様だけの特別な空間を作ることです。例えば「5回以上来店したお客様限定の先行案内」「VIPメンバーだけの特別メニュー」「常連さん限定の試食会への招待」など。お金の割引ではなく、「あなただけ」の特別感がリピーターを虜にするんです。
アパレルでいうと、顧客様だけの先行セールとか、新作の取り置きとかですね。あの特別感があるから通い続けるんですよね。
まさにそうです。ToolsBoxなら、来店回数に応じて自動でタグが変わる仕組みが作れます。3回来店で「リピーター」タグ、10回来店で「VIP」タグが自動付与され、それぞれに異なるリッチメニューやクーポンが表示される。お客様は「通えば通うほど得をする」と感じ、自然にリピートが習慣化します。
まとめ:リピート率50%への道は「仕組み化」にある
リピート率を上げる6つのステップをおさらいします。
- ステップ1:初回体験で期待を超える感動を作る
- ステップ2:来店後3日以内にフォローメッセージを送る
- ステップ3:2回目来店のハードルを徹底的に下げる
- ステップ4:名前と購買履歴に基づくパーソナライズ配信
- ステップ5:デジタルスタンプカードで「あと少し」を演出
- ステップ6:常連だけの特別感でコミュニティを形成
リピート率の向上は、気合いや根性ではなく「仕組み」で実現するものです。1つずつステップを実装していけば、半年後にはリピート率50%も夢ではありません。まずはステップ2のフォローメッセージの自動化から始めてみてください。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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