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マーケティング15分

リピート率80%達成!自動化で実現する顧客フォロー術

メッセージ自動配信やステップ配信を活用してリピート率を80%まで向上させる方法を解説。設定から運用まで、具体的な手順を紹介します。

顧客フォローを「気合い」でやる時代は終わった

リピート率80%達成のための自動化による顧客フォロー術のイラストリピート率80%達成のための自動化による顧客フォロー術のイラスト

リピート率を上げるために必要なのは、来店後のフォローです。しかし毎日の業務に追われる中で、一人ひとりのお客様に手作業でフォローメッセージを送り続けるのは現実的ではありません。結局「やらなきゃいけないと分かっているのにできない」という状態に陥ってしまいます。そこで威力を発揮するのが、メッセージ配信の自動化です。

なぜ自動化するとリピート率が上がるのか

田辺さん、自動配信って機械的で冷たい印象にならないですか?アパレルにいた頃、お客様との関係はやっぱり「心」が大事だと思ってたんですけど。

倉内さんの考えは正しいです。ただ「心のこもったフォローを全員にできていますか?」と聞かれたら、多くのオーナーさんは「できていない」と答えるはず。手作業だと、忙しい日はフォローを忘れ、暇な日だけ思い出してメッセージを送る。これではお客様に不公平ですよね。

確かに…。常連さんには覚えてるけど、2回目3回目の方は抜けちゃうことありました。

そうなんです。自動化の本質は「全員に漏れなく、最適なタイミングで、心のこもったメッセージを届ける」ことです。一度設定すれば、100人のお客様にも500人のお客様にも同じ品質のフォローができる。しかも24時間365日、休むことなく。

自動フォローの基本ステップ

カフェ店主がLINEでリピート顧客へ自動メッセージを送るイラストカフェ店主がLINEでリピート顧客へ自動メッセージを送るイラスト

ステップ1:来店当日のお礼メッセージ

来店した当日の夜、「本日はご来店ありがとうございました」というお礼メッセージを自動送信します。来店直後はお客様の満足度が最も高いタイミングなので、ここでメッセージが届くとお店への好印象がさらに強まります。

ステップ2:3日後のフォローアップ

来店から3日後に、商品やサービスの使い方アドバイスや、ちょっとしたお役立ち情報を送ります。美容室なら「スタイリングのコツ」、飲食店なら「今週のおすすめ食材」、整体なら「自宅でできるストレッチ」など。売り込みではなく、価値提供を意識します。

ステップ3:7日後のコンテンツ配信

7日後にも送るんですか?しつこくないですか?

内容次第です。「売り込み」ではなく「役に立つ情報」を送り続けるのがポイント。例えば季節の変わり目のケア情報や、お客様の悩みに寄り添うコンテンツなど。「このお店からのメッセージはいつも役に立つ」と思ってもらえれば、ブロックされることはありません。

ステップ4:再来店時期のリマインド

お客様の来店サイクルに合わせて、そろそろ次回来店のタイミングですよという提案を送ります。「前回のカットから1ヶ月が経ちました。そろそろ気になる頃ではないですか?」のような自然な声かけです。ここにクーポンを添えると予約率がさらに上がります。

ステップ5:離脱防止メッセージ

通常の来店サイクルを大幅に超えても来店がないお客様には、「お久しぶりです」メッセージを送ります。特別割引を付けることで、離脱しかけたお客様を呼び戻せるケースが多いです。

リピート率80%を達成した実践事例

実際にこの仕組みでリピート率が上がった事例ってあるんですか?

ある美容サロンの例を紹介します。導入前のリピート率は45%でした。LINE公式アカウントで上記の5ステップを自動配信する仕組みを構築したところ、3ヶ月後にリピート率が68%に、6ヶ月後には80%を超えました。特に効果が大きかったのは「来店3日後のフォローアップ」と「再来店時期のリマインド」の2つです。

さらに面白いのが、お客様からの返信が増えたことです。自動メッセージに対して「ありがとう!ちょうど予約しようと思ってた」「ストレッチやってみました!」という返信が来るようになった。自動化しているのに、お客様との距離が縮まったんです。

自動なのに距離が縮まるって、すごいですね。メッセージの内容がちゃんと「心がこもっている」内容なら、手動か自動かはお客様には関係ないんですね。

自動化を成功させる3つのポイント

最後に成功のポイントを3つお伝えします。1つ目は「メッセージ文面は会話調で書く」。ビジネスメールのような硬い文章ではなく、友だちに話しかけるような柔らかいトーンで書くこと。2つ目は「お客様の名前を入れる」。自動配信でも名前が入るだけでパーソナル感が格段に上がります。ToolsBoxなら自動的にお客様の名前を差し込めます。

3つ目は「配信頻度を上げすぎない」こと。毎日メッセージが来たらさすがにうんざりします。来店後1週間は集中的にフォローして、その後は2〜4週間に1回程度のペースが適切です。大切なのは「量」ではなく「質とタイミング」です。

自動化って聞くと難しそうに感じてましたけど、要は「いつ何を送るかを最初に決めておく」だけなんですね。それをツールが自動でやってくれるなら、私でもできそうです。

顧客フォローの自動化は、リピート率を劇的に改善する最も効果的な方法です。まずは来店当日のお礼メッセージから始めてみてください。たった1通のメッセージが、お客様との関係を大きく変えます

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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