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数字で見る患者離脱!整骨院のデータ分析活用術

整骨院の患者データ分析方法を解説。来院頻度、離脱タイミング、売上分析など、エクセルでできる簡単な分析から、改善施策の立案まで、データドリブンな経営手法を紹介します。

「なんとなく経営」から脱却する

数字で見る患者離脱と整骨院のデータ分析活用術を解説するイラスト数字で見る患者離脱と整骨院のデータ分析活用術を解説するイラスト

整骨院の経営で最も怖いのは「患者離脱に気づけない」ことです。来院頻度が下がっている患者さん、途中で通院をやめてしまう患者さん。データを分析すれば、離脱の兆候は事前に把握できます。エクセルでできる簡単な分析から始まる、データドリブン経営の具体的な方法を紹介します。

整骨院経営に「データ分析」が必要な理由

田辺さん、ある整骨院の先生が「最近なんとなく売上が下がっている気がするけど、原因がわからない」とおっしゃっていたんです。やっぱりデータを見ないと原因ってわからないものなんですか?

「なんとなく」では対策が打てないんですよね。例えば売上が下がったとき、原因は大きく3つに分けられます。新規患者が減っているのか1人あたりの単価が下がっているのかリピート率が下がっているのか。この3つのうちどれが原因かによって打つべき施策がまったく違います。新規が減っているのにリピート施策を打っても効果はありませんからね。

それはまさに私がアパレル店長時代に痛感したことです。売上が落ちた原因を分析せずに「とりあえずセールやろう」ってやったら利益率が下がっただけで逆効果でした。数字で原因を特定するって大事ですね。

おっしゃる通りです。整骨院の場合、最も売上インパクトが大きいのは「患者離脱」です。新規患者1人の獲得コストが5,000〜10,000円かかるのに対し、既存患者の維持コストはその10分の1程度。離脱を防ぐことが経営効率を最も高めるんです。

まず見るべき3つの指標

整骨院の来院管理システム構築法でリピーターを増やすLINEマーケティングの解説図整骨院の来院管理システム構築法でリピーターを増やすLINEマーケティングの解説図

データ分析って難しそうですが、整骨院の先生でも簡単にできるものですか?

最初に見るべき指標は3つだけです。1つ目は「月別の新規患者数とリピート患者数の比率」。健全な整骨院の売上構成は新規3割、リピート7割が目安です。2つ目は「平均来院回数」。初診から何回通ってもらえているかを把握する。3つ目は「離脱率」。前月来院した患者のうち今月来院しなかった人の割合です。

3つだけならエクセルでもできそうですね。具体的にどうやって計算するんですか?

エクセルに「患者名」「来院日」「施術内容」「売上」の4列を作って、毎日入力するだけです。月末にピボットテーブルで集計すれば、新規とリピートの比率、患者ごとの来院回数、離脱者リストが出せます。最初は手間に感じるかもしれませんが、このデータがあるかないかで経営判断の精度がまったく違ってきます

「離脱危険」患者を早期発見する方法

離脱率がわかったとして、「この患者さん、そろそろ来なくなりそうだな」って事前に察知できるものなんですか?

できます。ポイントは「来院間隔の変化」を見ることです。例えば週1回通っていた患者さんが2週間空いたら、離脱の兆候です。データ上で前回来院から一定期間を超えた患者さんをリストアップして、早めにフォローの連絡をする。このアクションだけで離脱率を20〜30%改善した整骨院もあります。

なるほど。来なくなってから慌てるのではなく、兆候の段階で動くんですね。

そうです。さらに深掘りすると、離脱が多いタイミングには傾向があります。多くの整骨院で「初診から3〜5回目」と「2ヶ月目」が離脱のピークです。このタイミングで「症状の改善経過を説明する面談」や「今後の治療計画の共有」を行うと、患者さんが通い続ける意味を理解して離脱率が下がります。

ToolsBoxでデータ分析と離脱防止を自動化

でもこの分析を毎月手動でやるのは大変ですよね。ToolsBoxだと楽になりますか?

はい。ToolsBoxではLINEの友だちデータと来院データを紐づけて、離脱リスクのある患者さんを自動検知できます。一定期間来院がない患者さんに対して、自動でフォローメッセージを送信する設定も可能です。例えば「最近お身体の調子はいかがですか?気になる症状がありましたらお気軽にご相談ください」というメッセージを来院間隔が空いた患者さんに自動送信する。

手動で1人ひとりに連絡するのは無理ですけど、自動化できれば全員に漏れなくフォローできますね。データ分析と施策実行がセットになっているのがToolsBoxの強みですね。

まとめ:データは最強の経営ツール

  • 売上低下の原因は「新規減少」「単価低下」「リピート率低下」のどれかを特定する
  • まず見るべき3指標:新規/リピート比率、平均来院回数、離脱率
  • エクセル4列(患者名・来院日・施術内容・売上)から始められる
  • 来院間隔の変化で離脱の兆候を早期発見する
  • 初診3〜5回目と2ヶ月目が離脱ピーク。治療計画の共有で防止
  • ToolsBoxの離脱検知と自動フォローで、データ分析と施策実行を一元化
田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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