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業種別ヒント14分

部品交換の提案で客単価1.5倍!断られない営業トークのテンプレート集

エアフィルターやバッテリーなど、追加整備を自然に提案する会話例を多数紹介。お客様に納得してもらえる説明方法と、押し売りにならないコツを解説。

技術力は高いのに売上が伸びない整備工場の共通点

部品交換の提案で客単価1.5倍!断られない営業トークのテンプレート集部品交換の提案で客単価1.5倍!断られない営業トークのテンプレート集

優秀な整備士がいて技術力は十分なのに、売上が思うように伸びない——。そんな整備工場に共通しているのが「追加整備の提案が苦手」という課題です。点検や車検で入庫した車のエアフィルターが汚れていても、バッテリーが弱っていても、「言うと押し売りだと思われるかも」と躊躇してしまう。結果、本来交換すべき部品がそのままになり、お客様の車の状態も工場の売上もどちらも損をしています。

なぜ提案ができないのか

田辺さん、「営業が苦手」っていう整備士さん、本当に多いんですか?

非常に多いです。整備士になる人は「車が好き」「技術を極めたい」というモチベーションで入ってくるので、営業やセールスにはもともと興味がない方がほとんどです。「お客さんにお金を使わせるのは申し訳ない」という優しさが、逆に提案のブレーキになっている場合が多いんです。

わかります。私もアパレルに入ったばかりの頃は「おすすめしたらウザいと思われるかも」って怖かったです。でも先輩に「お客様に合うものを提案するのは親切なんだよ」って教えてもらって、考え方が変わりました。

まさにそれと同じです。整備の場合は安全に直結するので、むしろ提案しないことがお客様にとってのリスクになります。「このまま乗り続けると危険ですよ」と伝えるのは、押し売りではなくプロとしての責任です。この意識の転換が第一歩になります。

断られにくい提案トーク5つのテンプレート

意識が変わっても、実際にどう話せばいいかがわからないという人も多そうです。具体的なトーク例はありますか?

はい、すぐに使えるテンプレートを5つ紹介しますね。どれも「現状の説明→リスクの提示→解決策の提案」という3ステップで構成しています。

テンプレート1:エアフィルター

「○○様、エアフィルターを確認したところ、かなり汚れが溜まっていました。こちらが新品で、こちらがお客様の車のものです(実物を見せる)。このまま使い続けると燃費が落ちたり、エンジンに負担がかかったりする可能性があります。交換費用は工賃込みで○○円です。今日一緒にやってしまいましょうか?」

テンプレート2:バッテリー

「○○様、バッテリーの電圧を測ったところ、通常12.6V以上必要なところ、11.8Vまで下がっていました。特に冬場は電圧が下がりやすいので、突然エンジンがかからなくなるリスクがあります。今のうちに交換しておくと安心ですが、いかがでしょうか?」

テンプレート3:ブレーキパッド

「○○様、ブレーキパッドの残量があと2mmほどになっています。通常は3mm以下で交換をおすすめしています。このまま使い続けると、ブレーキディスクまで傷めてしまい、そちらの交換となると費用が3倍以上かかってしまいます。今の段階で交換するのが一番お得です。」

数値で見せたり、実物を比較したりするのがポイントなんですね。目に見えると納得しやすいです。

その通りです。「見える化」が提案の最大の武器です。言葉だけで「汚れています」と言っても伝わりにくいですが、新品と並べて見せれば一目瞭然です。スマホで写真を撮って見せるのも効果的ですよ。

提案のタイミングと頻度を最適化する

毎回いろんな部品を勧めると、さすがに「この工場は色々売りつけてくるな」って思われませんか?

重要なポイントです。1回の来店で提案する追加整備は最大2つまでにするのがベストです。それ以上になると、お客様も消化しきれませんし、「また来たときにお願いしようかな」と思ってもらえれば次回来店の動機にもなります。

あえて全部を提案しないという戦略もあるんですね。

はい。そして次の来店時に「前回お話ししたワイパーゴムの件、今回一緒に交換しておきますか?」とフォローすると成約率が高いです。ToolsBoxを使えば、このフォロー提案をLINEで自動送信できます。来店後に「前回ご提案したバッテリー交換、そろそろいかがですか?」というメッセージが自動で届くので、お客様も思い出しやすく、スタッフも提案漏れがなくなります。

チーム全体の営業力を底上げする仕組み

ベテランの整備士さんは上手に提案できても、新人さんはなかなか難しいですよね。

だからこそトークスクリプトの共有と実践ロールプレイが重要です。朝礼の5分間でスタッフ同士で練習するだけでも、提案スキルは着実に向上します。また、提案した内容と結果を記録して、成功パターンをチームで共有する仕組みも効果的です。ToolsBoxのタグ機能でお客様ごとに「前回の提案内容」を記録しておけば、誰が対応しても一貫したフォローができます。

お客様の情報がしっかり共有されていると、「この工場はちゃんと覚えてくれている」って信頼につながりますね。

まとめ:提案力を磨いてお客様と工場の両方を守ろう

  • 追加整備の提案はプロの責任、押し売りではない
  • 「現状→リスク→解決策」の3ステップで断られにくいトークを実践
  • 実物比較や数値提示で「見える化」すると納得感が高まる
  • 1回の提案は最大2つまで、残りは次回来店の動機に
  • ToolsBoxでフォロー提案を自動化し、提案漏れを防ぐ
田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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