もう全配信はNG!LINEセグメント配信で開封率を2倍にする設定方法
顧客属性・行動履歴に基づくLINEセグメント配信の設定方法を解説。無駄な配信を減らし、開封率とコンバージョンを大幅改善できます。
全員に同じメッセージを送っていませんか?
年齢・性別、地域、購買履歴でLINEセグメント配信を行う女性マーケターのイラスト
LINE公式アカウントで配信をしているのに「開封率が下がってきた」「ブロックが増えてきた」——そんな悩みを抱えていませんか?原因の多くは全員に同じメッセージを一斉配信していることにあります。
考えてみてください。20代の女性と50代の男性に同じ内容のメッセージを送って、両方に響くでしょうか?セグメント配信を使えば、お客様一人ひとりに合った情報を届けられるようになります。
セグメント配信が必要な理由
田辺さん、セグメント配信って聞いたことはあるんですけど、そこまでする必要ありますか?全員に送った方が楽じゃないですか?
気持ちはわかります(笑)。でもデータを見ると一目瞭然ですよ。全配信の開封率は平均30〜40%ですが、セグメント配信にすると60〜80%まで跳ね上がるんです。
倍近く変わるんですか!?
はい。しかもブロック率は半分以下になります。人は自分に関係ない情報が何度も届くとブロックするんです。逆に「自分に向けて送ってくれている」と感じる情報には好感を持ちます。
確かに、私も興味のない配信が続くとブロックしちゃいます…。
セグメント配信の具体的な方法
実際にセグメントってどうやって分けるんですか?
LINE公式アカウントの標準機能では、みなし属性(性別・年代・エリア)でのフィルタリングができます。ただし、これはLINEが推定したデータなので精度に限界があります。
より精度の高いセグメント配信をするなら、お客様の行動データを使うのがベストです。例えば「過去30日以内に来店した人」「特定のメニューを利用した人」「まだ購入していない人」などですね。
行動データって、どうやって集めるんですか?
一番簡単なのはタグ付けです。来店時に「来店済み」タグを付ける、アンケートに回答したら「アンケート回答済み」タグを付ける。地道ですが、これが最も正確なデータになります。
ToolsBoxで実現する高度なセグメント配信
でも、タグを手動で付けるのは大変ですよね。お客様が増えたら追いつかなくなりそう…。
その通り。だからこそ自動タグ付けが重要なんです。ToolsBoxでは、お客様のアクション(リンクのクリック、フォームの回答、予約の完了など)に応じて自動でタグが付与される仕組みがあります。
さらに、タグだけでなく動的セグメントも使えます。「最終来店から30日以上経過した人」のように、条件をリアルタイムで評価してグループを自動更新するんです。手動では絶対にできない精度です。
それなら人数が増えても運用負荷は変わらないですね。すごく実用的だと思います。
まとめ:セグメント配信のポイント
セグメント配信は開封率とブロック率の両方を改善する最も効果的な施策です。
- 全配信からセグメント配信に切り替えるだけで開封率は2倍になる
- まずは性別・年代・来店履歴の3軸でセグメントを作る
- タグ付けを活用して顧客データを蓄積する
- 自動化ツールを使えば運用負荷を増やさずに精度を向上できる
- 配信数を増やすのではなく、必要な人に必要な情報を届ける発想を持つ
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
関連記事
失敗しない!LINE公式アカウント移行・引き継ぎ完全マニュアル
LINE公式アカウントの移行・引き継ぎを安全に行うための完全ガイド。担当者変更、代理店変更、事業承継など、さまざまなケースに対応した手順と注意点を解説します。
複数店舗もラクラク!LINE公式アカウントの効率的な管理方法
複数のLINE公式アカウントを効率的に管理する方法を徹底解説。店舗ごとのアカウント運用、権限管理、配信の一元化まで、多店舗展開の事業者が知っておくべき管理ノウハウをまとめました。
開封率が変わる!LINE配信のベストタイミング完全ガイド
LINE公式アカウントのメッセージ配信で最適な曜日・時間帯を業種別に解説。開封率を最大化するための配信タイミングの考え方と、データに基づいた改善方法を紹介します。