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マーケティング14分

LINEリッチメニューで売上が変わる!クリック率40%を実現する設計術

LINEリッチメニューのクリック率を大幅に向上させる設計方法を解説。色使い、ボタン配置、文言など、成果を出すための具体的なテクニックを紹介。

リッチメニューは「第二のホームページ」である

LINEリッチメニューで売上が変わる!クリック率40%を実現する設計術LINEリッチメニューで売上が変わる!クリック率40%を実現する設計術

LINE公式アカウントのリッチメニューは、トーク画面の下部に常時表示されるメニューボタンです。お客様がLINEを開くたびに目に入るため、実質的に「常に表示されているホームページ」のような役割を果たします。しかし、多くの事業者がデフォルトのまま放置しているのが現状です。リッチメニューの設計を見直すだけで、クリック率40%、売上30%アップも実現可能です。

なぜリッチメニューが重要なのか

田辺さん、リッチメニューってそんなに大事なんですか?正直、あんまり気にしたことなかったんですけど。

めちゃくちゃ大事です。LINE公式アカウントの中で最もクリックされる要素がリッチメニューなんです。メッセージ配信の開封率が60%としても、配信は送ったときだけ見られる。でもリッチメニューは、お客様がトーク画面を開くたびに表示される。年間で考えると、配信の何倍もの「接触機会」があるんです。

そう言われると、確かに。LINEを開くたびに下に何かあるなとは思ってました。でも自分がタップしてるかって言うと……あまりしてない気がします。

それはデザインと導線設計が良くないからです。「何が得られるか」が一目で分かるリッチメニューなら、タップ率は劇的に上がります。実際に、リッチメニューを改善しただけでクーポン利用率が3倍になった事例もあります。

クリックされるデザインの3原則

じゃあ、クリックされるリッチメニューってどうやって作ればいいんですか?

3つの原則があります。1つ目は「ボタンに見えるデザイン」にすること。フラットな画像だとタップできると気づかないお客様も多い。影をつけたり、枠線をつけたりして、「ここを押せる」と一目で分かるデザインにしましょう。

2つ目は「テキストを大きく、少なく」。スマホの画面は小さいので、文字が多いと読む気が失せます。1つのボタンにつき4〜6文字が理想。「予約する」「クーポン」「メニュー」くらいシンプルに。

3つ目は「色でメリハリをつける」。最もタップしてほしいボタンを目立つ色にし、それ以外は落ち着いた色にする。人の目は自然と目立つ色に引きつけられます。例えば予約ボタンだけをオレンジや赤にして、他のボタンはグレーや白にするだけで、予約ボタンのタップ率が50%以上向上します。

6分割 vs 3分割——最適なレイアウトは?

リッチメニューのレイアウトって、6分割と3分割がありますよね。どっちがいいんですか?

結論から言うと、業種と目的によって使い分けるのが正解です。メニューが豊富な飲食店や、サービスが複数ある美容サロンは6分割がおすすめ。予約・クーポン・メニュー・アクセス・お知らせ・お問い合わせを1画面に収められます。

一方、「予約」「来店」に集中させたい場合は3分割が効果的。ボタンが大きくなるのでタップしやすく、シンプルなので迷いません。例えば「今すぐ予約」「クーポンを見る」「お問い合わせ」の3つだけ。選択肢が少ないほうが行動に繋がりやすいという「選択のパラドックス」の原理です。

選択肢が多いと迷って結局何もしない、ってやつですね。私もネットショッピングで経験あります。

売上に直結するボタン配置の法則

ボタンを配置する場所にも法則があるんですか?

あります。最もタップされやすいのは左下です。人の視線は左上から始まりますが、スマホを片手で持つとき、親指が最も自然に届くのが左下。だからこそ最も推したいアクション(予約やクーポン)を左下に配置するのがセオリーです。

逆に右上は最もタップされにくい位置。アクセス情報やQ&Aなど、補足的な情報を右上に置くのが定石です。このボタン配置を変えるだけで、予約ボタンのタップ率が25%向上した事例もあります。

ボタンの位置を変えるだけで25%も変わるんですか!それはすぐにやるべきですね。

タブ切替で情報量を倍にする

さらに上級テクニックとして、リッチメニューの「タブ切替」があります。メニューの上部に「メインメニュー」「会員メニュー」のような切替タブを設置して、1つのアカウントで2種類のリッチメニューを表示できるようにする方法です。

2種類のメニューが使えるってことですか?

はい。例えば1枚目は「予約・クーポン・メニュー」の基本メニュー、2枚目は「ポイント残高・購入履歴・お問い合わせ」の会員メニュー。6分割×2タブで実質12個のボタンが使えるようになります。

さらにToolsBoxのセグメント別リッチメニューを使えば、お客様の属性に応じてリッチメニュー自体を出し分けることもできます。新規客には「初回限定クーポン」ボタン、常連客には「VIPメンバー特典」ボタンを表示する、といった使い分けが可能です。

改善の第一歩はデータを見ること

リッチメニューを改善した後、効果はどうやって測ればいいんですか?

LINE公式アカウントの管理画面でリッチメニューのクリック数は確認できます。しかし「どのボタンが何回クリックされたか」という詳細分析は標準機能では見られません。ToolsBoxなら、ボタンごとのクリック率が可視化されるので、「予約ボタンは押されているのにクーポンボタンは押されていない」といった詳細な分析が可能です。

データに基づいてデザインを改善し、またデータを見る。このPDCAを月1回回すだけで、半年後にはクリック率40%超えも十分に狙えます。

月1回の改善で40%ですか。こまめなチューニングが大事なんですね。

まとめ:リッチメニューは「設計」で成果が変わる

リッチメニューの改善ポイントをまとめます。

  • ボタンに見えるデザインにして、タップできることを明示する
  • テキストは4〜6文字でシンプルに、色でメリハリをつける
  • 最も推したいアクションを左下に配置する
  • タブ切替で情報量を倍にする
  • データを見て月1回改善する習慣をつける

リッチメニューは一度設定したら放置しがちですが、定期的な改善で売上に直結する「最も費用対効果の高い施策」の1つです。まずは今のリッチメニューのクリック数を確認して、改善の余地がないか検討してみてください。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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