LINE公式アカウント無料プランでできること・制限を完全解説【2026年最新】
LINE公式アカウントの無料プラン(コミュニケーションプラン)でできること・できないことを2026年最新情報で徹底解説。月200通の制限の考え方、有料プランとの違い、プラン選びの判断基準まで、初心者にもわかりやすくお伝えします。
LINE公式アカウントの無料プラン、結局どこまで使えるの?
「LINE公式アカウントを始めたいけれど、無料プランで大丈夫だろうか」「有料プランとの違いがよくわからない」——こうした疑問を持っている方は多いのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、LINE公式アカウントの無料プラン(コミュニケーションプラン)は機能面の制限はほぼなく、月200通までのメッセージ配信が可能です。友だち数が少ないうちは無料プランで十分に運用できます。
ただし「月200通」という制限をきちんと理解しておかないと、いざ運用を始めてから「もう配信できない…」と焦ることになりかねません。
この記事では、2026年最新のプラン情報をもとに、無料プランでできること・できないこと・有料プランとの違い・プラン変更のタイミングまで、初めての方にもわかりやすく解説します。
LINE公式アカウントの料金プラン比較
LINE公式アカウントの料金プランは3つ
田辺さん、LINE公式アカウントの料金プランって、今は何種類あるんですか?
2026年現在、LINE公式アカウントには3つの料金プランがあります。無料の「コミュニケーションプラン」、月額5,000円の「ライトプラン」、月額15,000円の「スタンダードプラン」ですね。
それぞれ何が違うんですか?
一番大きな違いは月に送れるメッセージの通数です。機能面はどのプランでも同じなんですよ。
【2026年版】LINE公式アカウント料金プラン比較表
項目コミュニケーションプランライトプランスタンダードプラン 月額料金0円(無料)5,000円15,000円 無料メッセージ通数200通/月5,000通/月30,000通/月 追加メッセージ不可不可従量課金(〜3円/通) 使える機能すべて利用可能すべて利用可能すべて利用可能機能は全プラン共通なんですね。ということは、無料プランでも有料プランと同じことができるということですか?
その通りです。リッチメニュー、クーポン、ステップ配信、ショップカード、自動応答、分析機能…すべての機能が無料プランでも使えます。違いは「配信できるメッセージの数」だけなんです。
無料プラン(コミュニケーションプラン)でできること一覧
「無料だから機能が少ないのでは?」と思われがちですが、実はそうではありません。LINE公式アカウントの無料プランでできることは非常に多いです。
メッセージ配信機能
- テキストメッセージ:通常のテキストによるメッセージ配信
- 画像・動画・音声メッセージ:リッチなコンテンツの送信
- リッチメッセージ:画像にリンクを設定した視覚的な訴求
- カードタイプメッセージ:複数の情報をカルーセル形式で表示
- ステップ配信:友だち追加後に段階的にメッセージを自動配信
顧客対応機能
- LINEチャット(1:1トーク):お客様と個別にやり取り
- 応答メッセージ:特定キーワードに自動で返信
- あいさつメッセージ:友だち追加時に自動送信
- AI応答メッセージ:AIが内容を判断して自動返信
集客・販促機能
- リッチメニュー:トーク画面下部に固定メニューを表示
- クーポン:来店促進や購買促進のクーポンを発行
- ショップカード:LINE上でポイントカードを運用
- 友だち追加広告:LINE広告で友だちを獲得(別途広告費が必要)
分析機能
- ダッシュボード:友だち数の推移、メッセージの配信状況を確認
- メッセージ配信の統計:開封率やクリック率を計測
- 友だち追加経路:どこから友だちが増えたかを分析
こんなに機能があるのに無料なんですか?すごいですね。
はい。LINEヤフーとしては、まず無料で使ってもらってLINE公式アカウントの価値を実感してもらい、ビジネスが成長したら有料プランにステップアップしてもらうという戦略なんです。だから機能制限はかけていないんですよ。
無料プランの「月200通」制限を正しく理解する
無料プランで最も重要なのが「月200通」のメッセージ通数制限です。この「200通」の数え方を正しく理解していないと、思った以上に早く上限に達してしまいます。
メッセージ通数の計算方法
月200通って、200回配信できるという意味ですか?
いいえ、そこが間違いやすいポイントです。200通は「配信先の人数×配信回数」で計算します。例えば友だちが100人いる状態で一斉配信すると、1回の配信で100通を消費するんです。
ということは、友だち100人なら月に2回しか一斉配信できないってことですか?
そうなります。友だちが200人になったら月1回しか配信できません。さらに友だちが201人以上になると、1回の一斉配信すら全員には届けられなくなる計算です。
通数カウントの対象・対象外
すべてのメッセージが200通にカウントされるわけではありません。カウント対象と対象外を正しく把握しておくことが重要です。
【カウント対象】200通に含まれるもの
- 一斉メッセージ配信(ターゲティング配信含む)
- ステップ配信
- Messaging APIによるPush API
【カウント対象外】200通に含まれないもの
- LINEチャット(1:1トーク)の送受信
- 応答メッセージ(自動返信)
- あいさつメッセージ
- Messaging APIによるReply API(返信)
チャットの返信はカウントされないんですね!それなら個別対応は無料プランでもかなりやれそうです。
その通りです。お客様からのメッセージに返信するチャット対応は、何通やっても無料です。予約の受付、問い合わせへの回答、アフターフォロー…。1:1の個別対応が中心のビジネスなら、無料プランでも十分に運用できますよ。
200通を賢く使うコツ
月200通を無駄なく使うコツってありますか?
いくつかポイントがあります。まず「応答メッセージ」を積極的に活用すること。よくある質問への回答を応答メッセージに設定しておけば、通数を消費せずに情報を届けられます。
次に、リッチメニューを充実させること。営業時間、アクセス、メニュー表、予約リンクなどをリッチメニューに設定しておけば、わざわざ配信しなくてもお客様が自分で情報を見つけられます。これも通数にはカウントされません。
そして、一斉配信する際は1回のメッセージに情報を凝縮すること。「今月のお知らせ」「今週のキャンペーン」のようにまとめて配信すれば、配信回数を減らせます。
無料プランでできないこと・注意点
機能面での制限はないとお伝えしましたが、無料プランには実際の運用面でいくつか「できないこと」「やりにくいこと」があります。
1. 月200通を超えるメッセージ配信
最大の制限は、やはり月200通の上限を超えて配信できないことです。コミュニケーションプランでは、200通に達した時点でその月の配信は完全に停止します。追加料金を払って追加配信するオプションはありません。
上限を超えたら、翌月まで待つしかないんですか?
その通りです。もし途中で上限に達してしまったら、その場でプランをアップグレードすることは可能です。ライトプランに変更すれば、変更した月から5,000通まで配信できるようになります。
2. セグメント配信の効率が落ちる
LINE公式アカウントの標準機能でも「みなし属性」(性別・年代・エリア)によるターゲティング配信が可能ですが、通数が200通しかないとセグメントを細かく分けて配信する余裕がありません。
3. ステップ配信の運用に制約がある
ステップ配信はカウント対象のため、友だちが増えるにつれてステップ配信だけで200通を使い切ってしまう可能性があります。
4. 追加メッセージによる柔軟な運用ができない
スタンダードプランでは30,000通を超えた分を追加メッセージ(従量課金)で配信できますが、コミュニケーションプランとライトプランには追加メッセージの仕組みがありません。
無料プランでも工夫次第で十分な成果が出せる
有料プランとの違いを詳しく比較
ライトプランとスタンダードプランの違いについても詳しく教えてください。
わかりました。まずライトプランですが、月額5,000円で5,000通まで配信可能です。友だちが500人いても月10回配信できる計算ですね。中小規模のお店やサロンなら、ほとんどの場合これで足ります。
次にスタンダードプラン。月額15,000円で30,000通まで配信可能。さらに30,000通を超えた分も追加メッセージとして従量課金で配信できます。友だちが数千人以上いるアカウントや、頻繁に配信するアカウント向けです。
各プランの1通あたりのコスト
- ライトプラン:5,000円÷5,000通=1通あたり1円
- スタンダードプラン:15,000円÷30,000通=1通あたり0.5円
チラシの印刷・配布が1枚あたり5〜10円、DMの郵送が1通80円前後かかることを考えると、LINEのコスパは圧倒的です。しかもLINEは開封率が60%以上と非常に高い。費用対効果で考えれば、有料プランへの投資は十分に元が取れます。
無料プランから有料プランに切り替えるべきタイミング
無料プランから有料プランに切り替えるタイミングの目安ってありますか?
はい。わかりやすい基準をお伝えします。
こんなときはライトプランへのアップグレードを検討
- 友だちが200人を超えた:月1回の一斉配信すら全員に届かなくなるため
- 月に2回以上一斉配信したい:友だち100人でも月3回配信するなら300通必要
- ステップ配信を本格的に使いたい:自動配信と一斉配信の両立には通数の余裕が必要
- 配信できずに機会損失が発生している:キャンペーンや季節イベントの告知ができないなら投資すべき
ライトプランからスタンダードプランへの切り替え目安
- 友だちが1,000人を超えた:月5回配信すると5,000通を超えるため
- 追加メッセージ(従量課金)が必要:キャンペーン月だけ配信を増やしたい場合
- 配信頻度が週2回以上:高頻度配信にはスタンダードプランの余裕が必要
ポイントは「月5,000円で1人でもお客様が来れば元が取れるか?」で考えることです。美容室なら1回の来店で5,000円以上の売上になりますし、飲食店でも1組来れば十分。LINEの配信コストは広告費としては非常に安いんです。
無料プランで成果を出すための活用戦略
友だちが少ないうちは無料プランでも十分に成果を出せます。ここでは、200通の制限内で最大の効果を生む具体的な戦略をご紹介します。
戦略1:リッチメニューを「ミニホームページ」として活用
リッチメニューにメニュー表・予約ボタン・アクセス・営業時間・SNSリンクなどを設定しておけば、配信しなくてもお客様が自分で必要な情報にアクセスできます。リッチメニューの表示は通数にカウントされないため、設定するだけで通数を節約できます。
戦略2:応答メッセージでFAQを自動化
「営業時間」「予約」「アクセス」「メニュー」などのキーワードに対して応答メッセージを設定しておけば、お客様の質問に自動で回答できます。応答メッセージは通数にカウントされないため、何回返信しても無料です。
戦略3:あいさつメッセージで第一印象を最大化
友だち追加時に送られるあいさつメッセージも通数カウント対象外です。ここでお店の魅力、初回限定クーポン、リッチメニューの使い方などをしっかり伝えておけば、その後の配信回数を減らしても来店につながりやすくなります。
戦略4:月1〜2回の配信は「特別感」を演出
配信回数が少ないことを逆にメリットに変えることもできます。月1〜2回しか配信しないなら、毎回「特別なお知らせ」として受け取ってもらえるんです。週に何回も配信するアカウントより、むしろ開封率は高くなることもありますよ。
確かに、たまにしか来ないメッセージのほうが「何だろう?」って開きたくなりますよね。
そうなんです。月1回の配信に限定クーポンを付けて「毎月○日はLINE限定クーポンの日」と決めてしまうのも効果的です。お客様が「LINEに登録しておくとお得」と感じてくれるので、ブロック率も下がります。
よくある質問
Q. 無料プランでアカウントを複数作ることはできますか?
はい、LINE公式アカウントは1つのLINEアカウントで複数作成可能です。ただし、アカウントごとにそれぞれ月200通の制限がかかります。
Q. 無料プランから有料プランへの変更はすぐにできますか?
はい、管理画面からいつでもプラン変更が可能です。アップグレードは即日反映されます。ただしダウングレード(有料→無料)は翌月からの適用となります。
Q. 200通を使い切ったらチャットもできなくなりますか?
いいえ、チャット(1:1トーク)は200通の制限とは無関係です。メッセージ通数を使い切った後も、お客様からのメッセージへの返信は通常通り行えます。
Q. 月の途中で通数がリセットされることはありますか?
通数は毎月1日にリセットされます。月の途中でリセットされることはありません。
Q. 無料プランでもLINE広告は使えますか?
はい、友だち追加広告(LINE Ads)は無料プランでも利用可能です。ただし広告費は別途かかります。広告で友だちが増えると200通の上限にすぐ達してしまうため、広告出稿と同時にプランのアップグレードも検討してください。
まとめ:プラン選びの判断基準
LINE公式アカウントのプラン選びは、友だち数と配信頻度で判断するのがシンプルです。
- 友だち200人以下+月1〜2回の配信 → 無料プラン(コミュニケーションプラン)で十分
- 友だち200〜1,000人+月2〜5回の配信 → ライトプラン(月5,000円)を検討
- 友だち1,000人以上+週2回以上の配信 → スタンダードプラン(月15,000円)が最適
- チャット対応が中心(一斉配信は少ない) → 友だちが多くても無料プランで運用可能
- 迷ったらまず無料プランでスタート。運用しながら通数の消費ペースを把握し、足りなくなったらアップグレード
大切なのは、配信の「量」よりも「質」を重視することです。適切な相手に、適切なタイミングで、適切な内容を届ける——その基本を押さえれば、どのプランでも成果を出すことは可能です。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
関連記事
失敗しない!LINE公式アカウント移行・引き継ぎ完全マニュアル
LINE公式アカウントの移行・引き継ぎを安全に行うための完全ガイド。担当者変更、代理店変更、事業承継など、さまざまなケースに対応した手順と注意点を解説します。
複数店舗もラクラク!LINE公式アカウントの効率的な管理方法
複数のLINE公式アカウントを効率的に管理する方法を徹底解説。店舗ごとのアカウント運用、権限管理、配信の一元化まで、多店舗展開の事業者が知っておくべき管理ノウハウをまとめました。
開封率が変わる!LINE配信のベストタイミング完全ガイド
LINE公式アカウントのメッセージ配信で最適な曜日・時間帯を業種別に解説。開封率を最大化するための配信タイミングの考え方と、データに基づいた改善方法を紹介します。