ToolsBoxToolsBox
マーケティング15分

LINE公式アカウントの友だちを7日で300人増やす具体的手法【2026年版】

実店舗でLINE友だちを効率的に増やす7つのステップを解説。QRコード設置場所からインセンティブ設計まで、実践的なノウハウを公開します。

LINE友だちが増えない店舗に共通する「3つの間違い」

カフェの店員がQRコードでLINE友だち登録を促進している様子、効果的な友だち集めの方法カフェの店員がQRコードでLINE友だち登録を促進している様子、効果的な友だち集めの方法

LINE公式アカウントを開設したものの、友だち数が伸びずに悩んでいませんか?多くの店舗オーナーが「開設しただけで友だちが増える」と思い込んでいるのが現実です。実は、友だちを効率的に増やすには明確な戦略が必要です。今回は実店舗で実践できる7つのステップを、具体的な数値目標とともに解説します。

まずは現状を把握しよう:なぜ友だちが増えないのか

田辺さん、私の知り合いの美容室オーナーが「LINE公式アカウントを半年前に作ったのに、まだ友だちが50人しかいない」って嘆いてたんです。半年で50人って少ないですよね?

半年で50人は、残念ながらかなり少ないです。月の来客数が200人の美容室なら、本来は1ヶ月で100人以上の友だち登録が見込めるはずなんです。友だちが増えない原因は大きく3つあります。

え、月100人も?そんなに増やせるんですか?

はい。よくある間違いの第一が「QRコードをレジ横に置いているだけ」。お客様の導線上にないので、そもそも気づいてもらえていません。第二が「登録するメリットが伝わっていない」。「友だち追加お願いします」だけでは動機が弱すぎます。第三が「スタッフが声がけしていない」。仕組みだけでは限界があり、人の力との掛け算が必要です。

ステップ1:QRコードの設置場所を最適化する

カフェの店主がLINE公式アカウントで友だち追加やクーポン配信を行うイラストカフェの店主がLINE公式アカウントで友だち追加やクーポン配信を行うイラスト

QRコードの置き場所ってそんなに大事なんですか?レジ横じゃダメなんですか?

レジ横は最悪ではないですが、お客様が「暇で手持ち無沙汰な瞬間」に目に入る場所が最も効果的です。美容室なら施術中の鏡の横、飲食店なら料理を待っている間にテーブル上で見えるPOP、病院なら待合室の椅子の前。お客様がスマホを手に持っていて、かつ数秒間の余裕がある場所を狙ってください。

なるほど、確かに美容室で髪染めの放置時間って暇ですもんね。あの瞬間にQRコードが目に入れば、読み取ってくれそう。

まさにそうです。さらに、1店舗にQRコードは最低5箇所設置することをおすすめします。入口、レジ、席(施術席)、トイレ、名刺やショップカード。接触回数が増えるほど登録率は上がります。

ステップ2:登録インセンティブを設計する

友だち登録の最大の障壁は「面倒くさい」という心理です。この障壁を乗り越えてもらうために、即座に価値を感じてもらえるインセンティブを用意しましょう。

インセンティブって、やっぱり割引クーポンですか?

割引クーポンは鉄板ですが、それだけではありません。業種ごとに効果的なインセンティブは異なります。飲食店なら「友だち登録で本日のデザート無料」、美容室なら「トリートメント1回サービス」、小売店なら「次回使える500円オフ」など、原価率を考慮しながら「お得感」を最大化する設計が大切です。

でも割引ばかりだと利益が減りませんか?

大事な視点ですね。1人の友だちの生涯価値(LTV)を計算すると、初回の割引コストは十分にペイするんです。例えば美容室で客単価8,000円、年間来店6回のお客様なら年間売上は48,000円。初回500円の割引で友だちになってもらい、リピートにつなげれば、投資対効果は100倍近くになります。

ステップ3:スタッフの声がけスクリプトを作る

スタッフに「LINE登録してもらって」って言っても、なかなかやってくれないんですよね…。アパレル時代もポイントカードの声がけはスタッフによって差がすごくて。

それ、スタッフのやる気の問題ではなく、「何を言えばいいか分からない」という問題であることがほとんどです。だから声がけスクリプトを作ってあげることが大切。例えば「今LINEで友だち登録していただくと、本日使えるデザートの無料クーポンが届きますよ。こちらのQRコードを読み取っていただくだけで大丈夫です」という具合に、具体的な一言を決めておくんです。

確かに、具体的なセリフがあれば誰でも言えますよね。「LINEお願いします」だけだと断られそうだけど、メリットが入ってると自然です。

ステップ4〜5:SNSとWeb連携で友だち登録導線を強化する

店舗での直接的な声がけに加えて、オンラインの導線も整備することで友だち獲得のスピードを加速できます。

  • ステップ4:InstagramプロフィールにLINE友だち追加リンクを設置。投稿やストーリーズで定期的にLINE限定特典を告知する
  • ステップ5:自社WebサイトにLINE友だち追加ボタンを設置。特にスマホ表示時はファーストビューに配置し、フローティングボタンで常時表示にする

ToolsBoxの分析機能を使えば、友だち登録がどの経路(店舗QR・Instagram・Webサイト)から来たかを自動でトラッキングできます。効果の高い経路に注力することで、効率的に友だち数を伸ばせますよ。

ステップ6〜7:友だち登録後の「初回体験」を設計する

友だちが増えても、すぐにブロックされたら意味がないですよね。ブロック対策ってありますか?

最も重要なのは友だち登録直後の体験設計です。ステップ6として、登録直後のあいさつメッセージで3つのことを伝えてください。「何を受け取れるか」「どのくらいの頻度で届くか」「いつでもブロックできること」。この透明性がブロック率を大幅に下げます。

そしてステップ7が「登録から7日間のウェルカムシナリオ」の自動配信です。初日にクーポン、3日目にお店のストーリー紹介、5日目にお客様の声、7日目に限定オファー。この7日間で「このアカウントは有益だ」と感じてもらえれば、長期的な関係が築けます。

7日間のシナリオって、毎回手動で送るんですか?それは大変そう…。

もちろん自動です。ToolsBoxのシナリオ配信機能を使えば、一度設定するだけで新しい友だちが登録されるたびに自動的にメッセージが届く仕組みが作れます。最初の設計に2〜3時間かければ、あとは何もしなくても友だちとの関係構築が進みます。

7日間で300人の友だちを獲得するための数値計画

最後に、7日で300人を実現するための現実的な数値計画を示します。月間来客数500人の店舗を例にとると、以下のような配分になります。

  • 店舗QRコード+声がけ:1日あたり来客70人 × 登録率40% = 28人 × 7日 = 196人
  • Instagram誘導:1日あたりフォロワーからの登録 = 8人 × 7日 = 56人
  • Webサイト誘導:1日あたりサイト訪問者からの登録 = 7人 × 7日 = 49人
  • 合計:301人

声がけの登録率40%って高すぎませんか?

適切なインセンティブとスクリプトがあれば、40%は十分に達成可能な数値です。実際に「本日使えるデザート無料クーポン」のような即時価値のあるインセンティブを付けたお店では、50%を超えるケースもあります。まずは1週間だけ全力で取り組んでみてください。結果が出れば、その後は自然と仕組み化が進みますよ。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

LINE運用を自動化しませんか?

ToolsBoxなら、施策レシピを選ぶだけでLINE運用を自動化できます。

無料ではじめる