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マーケティング15分

LINE友だち登録率を3倍にする7つの仕掛け【店舗集客の新常識】

QRコード設置だけでは不十分。来店客の8割をLINE友だちにする具体的な仕掛けと声かけ術を公開。登録特典の設計方法も詳しく解説します。

QRコードを貼るだけでは友だちは増えない

LINE友だち集めの効果が出る7つの方法を紹介するイラスト、QRコードやキャンペーンなど実践ガイドLINE友だち集めの効果が出る7つの方法を紹介するイラスト、QRコードやキャンペーンなど実践ガイド

LINE公式アカウントを開設して、店内にQRコードのPOPを貼った。でもなかなか友だち登録が増えないと悩んでいませんか?実は、QRコードを「ただ置いておく」だけでは来店客の5%程度しか登録してくれません。しかし、正しい仕掛けを組み合わせることで来店客の50〜80%をLINE友だちに転換できます。この記事では、実際に成果が出ている7つのテクニックを具体的に紹介します。

仕掛け1〜2:登録特典の設計

田辺さん、友だち登録のQRコードをレジ横に置いてるお店って多いですけど、正直あんまり見ないですよね。なんでですかね?

理由は明確で、「登録するメリットが伝わっていない」からです。QRコードだけだと、登録して何が得なのか分かりません。仕掛け1は「今すぐ使える特典を明示する」こと。「LINE登録で本日のお会計10%OFF」のように、今この場で使えるメリットを大きく表示することが最も効果的です。

「10%OFF」が目に入ったらそりゃ登録しますよね。でもそれだとお店の利益が減りませんか?

短期的には確かにそうです。でもLINEで友だちになれば、その後の配信で何度もリピートを促せるので、長期的にはプラスになります。1回の10%OFFは数百円のコストですが、そのお客様がLINE経由で月に1回追加来店してくれるようになれば、年間で何万円もの売上増になります。

仕掛け2は「登録特典を2段階にする」こと。登録時に「本日使えるドリンク1杯無料」、さらに「1週間以内に使える次回来店500円OFF」の2つを渡します。これで初回登録と2回目来店の両方を一気に促進できる、非常に効率の良い設計です。

仕掛け3〜4:声かけとタイミング

小さな店舗でもLINE友だちが月1000人増える5つの集客テクニックの概念図小さな店舗でもLINE友だちが月1000人増える5つの集客テクニックの概念図

特典を用意するのは分かりました。でも、POPだけで気づいてもらえますか?

鋭いですね。仕掛け3は「スタッフからの声かけ」です。実は、POPだけで登録する人は来店客の20%程度ですが、スタッフが一言声をかけるだけで50〜60%まで跳ね上がります。ただし「LINE登録お願いします」という言い方はNGです。

あ、それ嫌ですよね。押し売り感がある。どう言えばいいんですか?

コツは「お客様のメリットを先に言う」こと。例えば「今LINEに登録していただくと、本日のお会計から使える10%OFFクーポンがすぐ届きますよ」と言うだけ。「登録してください」ではなく「こんなお得なことがありますよ」という伝え方です。倉内さんはアパレル経験者だから分かると思いますが、接客で大事なのは「売る」ではなく「伝える」ですよね。

なるほど!それなら自然ですね。声をかけるタイミングも重要ですか?

仕掛け4がまさに「最適なタイミングで声をかける」ことです。ベストなタイミングはお会計時。理由は2つあって、1つは「今使える特典」の効果が最大になること、もう1つは待ち時間に手持ち無沙汰になっているので操作するハードルが低いこと。逆に食事中や施術中は避けるべきです。

仕掛け5〜6:設置場所とデザイン

QRコードの置き場所って、やっぱりレジ横がベストですか?

レジ横は必須ですが、仕掛け5は「複数箇所への設置」です。レジ横だけでなく、テーブルの上、トイレ内、待合スペース、入口ドアなど、お客様の目に触れる全てのポイントに設置します。特にトイレは意外に効果が高い場所で、スマホを触る人が多い上にプライベートな空間なので気兼ねなく登録できるんです。

仕掛け6は「QRコードのデザインにこだわる」こと。白黒の味気ないQRコードではなく、お店のロゴを入れたりカラーにしたりして目立たせます。さらに重要なのがPOPの文言で、「LINE公式アカウント」と書くより「LINE登録で今すぐ使える○○プレゼント」と書く方が登録率は3倍以上変わります。

仕掛け7:登録後の即時体験

登録してもらった後の対応も大事ですよね?登録したのに何も起きないと「なんだったの?」ってなりそう。

仕掛け7は「登録直後の自動応答で感動させる」ことです。友だち追加した瞬間に「ようこそ○○へ!登録ありがとうございます。今すぐ使えるクーポンはこちらです」というメッセージとクーポンが自動で届く。この即時性がめちゃくちゃ大事なんです。

ToolsBoxなら、友だち追加時の自動応答シナリオを細かく設計できます。クーポン配信だけでなく、「よく使うメニューを教えてください」というアンケートを挟むことで、後の配信をパーソナライズするためのデータ収集もできます。登録直後のお客様は最もエンゲージメントが高い瞬間なので、この時間を有効活用しない手はありません。

7つの仕掛けを組み合わせた効果

7つの仕掛けをすべて実践した場合の期待効果をまとめます。

  • 仕掛けなし(QRコードのみ):来店客の5%が登録
  • 特典あり+声かけ(仕掛け1〜4):来店客の40〜60%が登録
  • 全7つの仕掛けを実施:来店客の60〜80%が登録

5%と80%じゃ全然違いますね!月の来店が500人なら、25人と400人の差ですか。

その通りです。そしてLINE友だちになった400人に対して、毎週配信を届けられるわけですから、翌月以降のリピート率にも大きな影響が出ます。友だち登録は「一度の来店」を「継続的な関係」に変える入口です。ここに投資することは、最も費用対効果の高い集客施策と言えます。

まずは今の登録特典を見直して、スタッフへの声かけマニュアルを作るところから始めればいいんですね。

はい、まずは仕掛け1の「今すぐ使える特典」と仕掛け3の「声かけスクリプト」から始めてみてください。この2つだけでも登録率は劇的に変わります。特典の内容で迷ったら、原価が低くてお客様にとって分かりやすいもの(ドリンク1杯無料、デザートサービスなど)がおすすめです。

LINE友だち登録は、あらゆるデジタルマーケティング施策の起点です。まずは登録者数を増やし、その後の配信やシナリオで関係性を深めていくという順番が大切です。今日の来店客から、仕掛けを1つでも試してみてください。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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