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LINE自動化9分

顧客ごとに内容が変わる!動的コンテンツ配信の自動化ガイド

顧客の属性や行動履歴に応じて、メッセージ内容を自動で最適化する仕組みの構築方法。開封率とクリック率を大幅に改善する設定手順を公開。

同じメッセージを全員に送る時代は終わった

顧客ごとに内容が変わる動的コンテンツ配信の自動化ガイド顧客ごとに内容が変わる動的コンテンツ配信の自動化ガイド

LINE公式アカウントから一斉配信を送っているけれど、開封率が下がってきた──そんな悩みを持つ事業者は少なくありません。原因の多くは「自分に関係ないメッセージが多い」とお客様に感じられてしまうことです。

解決策は、顧客一人ひとりに合わせてメッセージの内容を自動で変える動的コンテンツ配信です。今回は田辺と倉内が、パーソナライズ配信の設計方法と具体的な実装テクニックを詳しく解説します。

一斉配信の限界を知る

田辺さん、一斉配信って便利ですけど、最近うちのクライアントさんでも「ブロック率が上がってきた」っていう相談が増えてるんですよね。

それは典型的な一斉配信の副作用ですね。例えば20代女性と50代男性に全く同じメッセージを送っていたら、どちらかにとっては関係ない情報が届くことになります。関係ないメッセージが3回続くとブロックされるというデータもあるんです。

3回で見切られるんですか!それは厳しいですね。でも全員に別々のメッセージを作るなんて現実的じゃないですよね?

手動で一人ひとりに異なるメッセージを作るのは確かに不可能です。でも、動的コンテンツという仕組みを使えば、1つのメッセージテンプレートで顧客ごとに異なる内容を自動生成できます。テンプレートの中に条件分岐や変数を埋め込んでおいて、配信時にそれぞれの顧客データに応じた内容に変換されるんです。

動的コンテンツの仕組みと設計

パン屋でLINE動的コンテンツ配信を活用しパーソナライズされたメッセージを送る様子パン屋でLINE動的コンテンツ配信を活用しパーソナライズされたメッセージを送る様子

なんだか難しそうに聞こえますけど、具体的にはどういう仕組みなんですか?

例えを使って説明しましょう。アパレルショップの場合、メッセージのテンプレートに「おすすめ商品ブロック」を入れておきます。このブロックは、顧客のタグに応じて表示内容が変わります。「カジュアル好き」タグがある人にはカジュアル新作を、「フォーマル好き」タグがある人にはスーツの新作を表示する。同じ配信でも受け取る人によって見える内容が違うんです。

もっとシンプルなパターンもあります。名前の差し込みはもちろん、「前回ご購入いただいた○○は気に入っていただけましたか?」のように購買履歴を自動で差し込むこともできます。受け取った側は「自分専用のメッセージだ」と感じるので、開封率もクリック率も大幅に上がります。

それはすごいですね!一通一通手作りしたみたいに見えるけど、実は自動なんですね。

パーソナライズの効果を最大化するデータ設計

でも動的コンテンツを使うには、お客様の情報がちゃんと蓄積されてないといけないですよね?

おっしゃる通りです。動的コンテンツの効果はデータの質と量に比例します。最低限必要なのは、顧客の属性情報(年代、性別、居住エリアなど)と行動履歴(購入商品、閲覧ページ、クーポン利用歴など)ですね。

ただし最初から完璧なデータが揃っている必要はありません。データがない項目は汎用的な内容を表示するフォールバック設計をしておけばOKです。友だち追加直後は全員に同じ内容が届きますが、アンケート回答やクーポン利用などのアクションを重ねるごとに、自動でパーソナライズの精度が上がっていく仕組みです。

最初は同じでも、使うほどにどんどんパーソナルになっていくんですね。それってお客様としても嬉しいですよね。「このお店、だんだん私の好みを分かってくれるようになった」って。

ToolsBoxの動的コンテンツ配信機能

ToolsBoxでは、メッセージテンプレートの中に変数とコンディショナルブロックを設定できます。変数はカスタムフィールドの値を自動挿入し、コンディショナルブロックはタグやセグメントの条件に応じて表示/非表示を切り替えます。

設定は難しくないですか?プログラミングの知識が必要だったりしませんか?

プログラミングは一切不要です。管理画面上でドラッグ&ドロップとプルダウン選択で設定できます。例えば「タグが"VIP"の場合はこのブロックを表示」「カスタムフィールドの"お気に入りブランド"を挿入」といった操作をビジュアルに行えます。プレビュー機能もあるので、特定の顧客の視点でメッセージがどう見えるかを事前確認できますよ。

プレビューまでできるんですか!それなら安心して使えますね。パーソナライズって聞くと高度な技術が必要そうなイメージでしたけど、ToolsBoxなら現場の担当者でも設定できそうです。

まとめ:動的コンテンツ配信を成功させるポイント

  • 一斉配信の限界:関係ないメッセージが3回続くとブロックされる。パーソナライズで離脱を防止
  • 動的コンテンツの仕組み:テンプレートに変数や条件分岐を埋め込み、顧客ごとに自動で内容を最適化
  • フォールバック設計:データがない項目は汎用的な内容を表示し、データ蓄積とともに精度を向上
  • データの段階的蓄積:使うほどにパーソナライズの精度が上がる仕組みで顧客満足度もアップ
  • ToolsBox:変数挿入×コンディショナルブロックをノーコードで設計。プレビュー機能で事前確認も可能
田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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