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LINE活用の基本8分

担当者変更も安心!LINE公式アカウントの引き継ぎ完全マニュアル

LINE公式アカウントの管理権限を安全に引き継ぐ手順を解説。トラブルを防ぐチェックリストと引き継ぎ書テンプレート付き。

担当者が辞めたら「ログインできない」問題を防ぐために

退職・異動時のLINE担当引き継ぎ7つのステップの図解退職・異動時のLINE担当引き継ぎ7つのステップの図解

LINE公式アカウントの運用担当者が退職や異動で変わるとき、引き継ぎが不十分でトラブルになるケースが後を絶ちません。「前任者しかログインできない」「設定の意図がわからない」「連携していた外部ツールが動かなくなった」。こうした事態は事前の準備で防げます。

今回は田辺と倉内が、LINE公式アカウントの引き継ぎを安全かつスムーズに行うための完全マニュアルを解説します。

引き継ぎ前に確認すべきこと

田辺さん、LINE公式アカウントの引き継ぎで一番多いトラブルって何ですか?

圧倒的に多いのが「管理者権限を持つ人がいなくなる」トラブルです。LINE公式アカウントの管理者権限は、LINEビジネスIDに紐づいています。そしてLINEビジネスIDは個人のメールアドレスまたはLINEアカウントに紐づくので、その人が退職すると誰もログインできなくなるんです。

それは怖いですね。どうやって防げばいいんですか?

一番重要なのは管理者を必ず2名以上設定しておくことです。そして管理者のうち最低1名は、会社のメールアドレス(info@やadmin@など個人に紐づかないもの)でLINEビジネスIDを作成しておくことをおすすめします。個人のメールアドレスだけだと、退職時にアクセスできなくなるリスクがありますからね。

引き継ぎ手順のステップバイステップ

LINE公式アカウント管理画面を引き継ぐベーカリーオーナーLINE公式アカウント管理画面を引き継ぐベーカリーオーナー

実際に引き継ぎする場合の手順を教えてください。

5つのステップで進めましょう。ステップ1は「後任者の権限追加」。まず後任者にLINEビジネスIDを作成してもらい、LINE Official Account Managerの権限管理から「管理者」として追加します。この時点ではまだ前任者の権限は削除しません。必ず後任者が正常にログインできることを確認してからです。

ステップ2は「設定内容の引き継ぎ」。あいさつメッセージ、応答メッセージ、リッチメニュー、APIのWebhook URL、連携ツールのログイン情報など、現在の設定を全てドキュメント化して引き継ぎます。意外と忘れがちなのがLINE Developers ConsoleのChannel情報。Channel IDやChannel Secretなどの技術情報も引き継ぎが必要です。

ドキュメント化するのは大変そうですが、やっておかないと後で困りますよね。

ステップ3は「運用ルールの引き継ぎ」です。配信頻度やトーン、チャット対応の基準、承認フローなど、暗黙のルールも含めて伝えましょう。ステップ4は「テスト期間」。前任者と後任者が1〜2週間並行で運用して、後任者が一通り操作できることを確認します。そしてステップ5で前任者の権限を削除します。

テスト期間を設けるのは大事ですね。いきなり引き継いで放り出されたら不安ですもんね。

引き継ぎチェックリスト

漏れがないように、チェックリストみたいなものはありますか?

はい、最低限確認すべき項目をリストアップしますね。アカウント関連では、LINEビジネスIDのログイン情報、管理者権限の追加、LINE Developersコンソールのアクセス権。設定関連では、あいさつメッセージの内容、応答メッセージの設定、リッチメニューの設定、Webhook URLと連携ツール情報です。

運用関連では、配信スケジュール(何曜日に何を配信するか)、チャット対応のルール(対応時間、テンプレート、エスカレーション先)、データ分析の確認頻度とレポート方法。外部連携では、API連携している外部ツールのログイン情報、決済システムの連携情報などですね。このチェックリストを引き継ぎ書として文書化しておくと安心です。

チェックリストがあれば漏れなく引き継げそうですね。文書化しておくのが大事ですね。

ToolsBoxなら引き継ぎの負担を大幅軽減

ToolsBoxを使っている場合、引き継ぎは楽になりますか?

大幅に楽になります。ToolsBoxでは、シナリオやフォーム、タグ設定などの運用設定が全てツール内に記録されているので、管理画面を見せるだけで引き継ぎの大部分が済みます。設定の意図もメモとして残せるので、「なぜこの設定にしたのか」がわからないという問題も起きにくいですね。

また、ToolsBoxの権限管理はロールベースなので、後任者にロールを割り当てるだけでアクセス権限が自動的に設定されます。パートナー企業に運用を委託している場合は、パートナーが引き継ぎまでサポートしてくれるので、社内の担当者が変わっても運用品質が落ちないのがパートナーモデルの大きなメリットです。

パートナーが一貫してサポートしてくれるなら、社内の人事異動にも柔軟に対応できますね。これは心強い仕組みだと思います!

まとめ:LINE公式アカウント引き継ぎのポイント

  • 管理者は2名以上:会社メールアドレスのLINEビジネスIDを含めて、常に複数名が管理者権限を保持
  • 5ステップで引き継ぎ:権限追加→設定引き継ぎ→運用ルール引き継ぎ→テスト期間→前任者削除
  • チェックリストを活用:アカウント・設定・運用・外部連携の4カテゴリで漏れを防ぐ
  • 必ずテスト期間を設ける:1〜2週間の並行運用で後任者の習熟を確認
  • ToolsBox活用:設定が全てツール内に記録され、パートナーモデルで運用品質を維持
田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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