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業種別ヒント15分

月1イベントで退会率50%減!会員同士がつながるコミュニティ作りの極意

BBQや登山など、トレーニング以外のイベントを通じて会員同士の絆を深める方法。コミュニティ形成による継続率アップの仕組みを解説。

パーソナルジムの最大の課題「退会」を解決するカギ

月1イベントで退会率50%減!会員同士がつながるコミュニティ作りの極意月1イベントで退会率50%減!会員同士がつながるコミュニティ作りの極意

パーソナルジム経営者にとって、最大の悩みは退会率の高さです。業界平均では年間退会率が40〜60%と言われ、常に新規会員の獲得に追われている状況。しかし、月1回のイベント開催だけで退会率を大幅に下げているジムが増えています。その秘密は「コミュニティ」にあります。

なぜトレーニングだけでは会員は定着しないのか

田辺さん、パーソナルジムって「結果を出すこと」が最大の売りですよね。なのに退会率が高いって、結果が出ていないんですか?

実はそうではないんです。多くのジムで結果は出ている。でも結果が出た瞬間に「目標達成したからもういいや」と辞めてしまうんですよ。あるいはモチベーションの波で、気持ちが下がったタイミングで退会してしまう。トレーニングの成果だけで会員を繋ぎ止めるのは、実は非常に難しいんです。

あー、分かります。私もアパレル時代に常連のお客様が急に来なくなることがあって。でも仲の良いスタッフや他のお客様がいると、なかなか離れないんですよね。

まさにそれが本質です。人がサービスを続ける理由には大きく3つあって、「成果」「習慣」「人間関係」。この3つが揃うと退会率は激減します。特に人間関係、つまりコミュニティの力は絶大です。「ジムに行きたい」ではなく「あの仲間に会いたい」になれば、退会という選択肢自体がなくなるんです。

月1イベントで生まれるコミュニティの力

コミュニティが大事なのは分かるんですけど、パーソナルジムって基本マンツーマンじゃないですか。会員同士が交流する機会なんてないですよね?

だからこそイベントが必要なんです。月に1回、トレーニング以外のイベントを開催することで会員同士が自然に交流できる場を作る。BBQ、ハイキング、ヨガ体験会、栄養セミナーなど、内容はトレーニングと直接関係なくてもOKです。

トレーニングと関係なくてもいいんですか?ジムなのにBBQって、ちょっと不思議な感じがしますけど。

むしろトレーニングと関係ないほうがいい場合もあります。共通の趣味や楽しい体験を共有することで、「同じジムに通う仲間」から「友達」へと関係が進化するんです。BBQで一緒にワイワイした仲間がいるジムと、淡々とトレーニングするだけのジム、どちらを辞めにくいかは明白ですよね。

実際に効果が出ているイベント事例5選

退会率の改善に成功しているジムが実施しているイベントを紹介します。

  • 月1 BBQ/焼肉会:「筋肉のために肉を食べよう」をテーマにすることで、トレーニングとの接点を保てる
  • 季節のハイキング:有酸素運動を兼ねつつ、自然の中で非日常の交流ができる
  • 栄養セミナー+料理教室:高タンパク料理を一緒に作る。実用的で満足度が高い
  • ビフォーアフター発表会:会員が成果を発表し合うことで、互いの努力をリスペクトする文化が生まれる
  • チーム対抗フィットネスチャレンジ:チーム分けして競い合うことで一体感が生まれ、練習日にも自然と声を掛け合うようになる

ビフォーアフター発表会って面白いですね!自分の成果を人に話すことで、もっと頑張ろうって気持ちになりそう。

そうなんです。心理学でいう「パブリック・コミットメント」の効果ですね。人前で目標を宣言すると、達成率が格段に上がる。発表会に参加した会員は、次の発表会までに成果を出したいというモチベーションが生まれるので、退会どころかトレーニング頻度が増えるケースも多いです。

イベントの集客と運営のコツ

イベントを開催しても、参加者が集まらなかったら寂しいですよね。集客のコツってありますか?

ポイントは3つあります。まず告知は3週間前から段階的に行うこと。LINEで第一報を出して、1週間前にリマインド、3日前に「残りわずか」のメッセージを送る。次に参加費は実費程度に抑えること。利益を出す場ではなく、コミュニティを作る場なので。最後に初参加のハードルを下げること。「友達連れOK」「途中参加・途中退出OK」など、気軽に参加できる雰囲気を作りましょう。

LINEでの告知って、全会員に一斉に送るんですか?

理想はセグメント配信ですね。例えばアウトドア系のイベントなら、過去にアウトドアに興味があると回答した会員に優先的に案内を送る。ToolsBoxのタグ機能とセグメント配信を使えば、会員の興味関心に合わせた案内が簡単にできます。興味のない人に毎回案内が届くと、逆にブロックされてしまうリスクがありますから。

コミュニティをオンラインでも継続させる方法

イベントは月1回だと、それ以外の日は結局バラバラですよね。イベント以外の日にもつながりを維持する方法ってありますか?

これがLINEの真骨頂です。イベント参加者限定のLINEグループを作る方法もありますが、もっと効果的なのは、ジムのLINE公式アカウントからの定期配信で会員の成果を紹介すること。「今月の頑張り大賞」のような形で、許可を得た上で会員の努力を称える配信をすると、コミュニティ全体のモチベーションが上がります。

自分のことが紹介されたら嬉しいですもんね。他の会員さんの頑張りを見て「自分も負けていられない」ってなりそう。

その通りです。ToolsBoxのシナリオ配信機能を使えば、例えば入会3ヶ月目の会員に自動で「そろそろ次のイベントに参加してみませんか?」とメッセージを送ることもできます。タイミングを逃さずにコミュニティへの参加を促す仕組みが作れるんです。

まとめ:退会防止の最強策は「居場所」を作ること

パーソナルジムの退会防止策として、月1イベントによるコミュニティ形成は非常に効果的です。トレーニングの成果だけでなく、人間関係という「辞められない理由」を作ることが、長期的な経営安定につながります。まずは来月、簡単なイベントを1つ企画してみてください。BBQでも栄養セミナーでも構いません。会員同士がつながる「きっかけ」を作るだけで、ジムの雰囲気は大きく変わるはずです。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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