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業種別ヒント16分

無料体験からの入会率を70%に!成約率を上げる接客術

カウンセリングの進め方から料金説明のタイミングまで。心理学を活用した成約率アップのテクニックを詳しく解説。

体験に来るのに入会しない──その原因は「接客の型」にある

無料体験からの入会率を70%に!成約率を上げる接客術無料体験からの入会率を70%に!成約率を上げる接客術

パーソナルジムの無料体験は、見込み客と直接会えるゴールデンタイムです。しかし、多くのジムで体験からの入会率は30〜40%にとどまっています。体験に来てくれた時点で「興味はある」のに入会しないのは、体験の内容そのものではなく、カウンセリングや提案の進め方に問題があることがほとんどです。入会率70%以上を実現しているジムには、共通する「接客の型」が存在します。

体験前の準備が成約率を決める

田辺さん、無料体験の成約率って、体験の内容で決まるものだと思っていました。でも「接客の型」ってどういうことですか?

もちろんトレーニング内容も大事ですが、実は成約率の8割は「体験前」と「体験後のカウンセリング」で決まるんです。体験前にどれだけお客様の情報を集めて準備しているか、体験後にどうクロージングするか。この2つのポイントを押さえるだけで、成約率は劇的に変わります。

体験前の準備って、具体的に何をするんですか?

体験予約が入ったら、事前アンケートをLINEで送るのが効果的です。「現在の悩み」「過去の運動経験」「目標体型」「いつまでに達成したいか」の4つを聞いておく。これがあるだけで、当日のカウンセリングが圧倒的にスムーズになります。ToolsBoxの予約システムと連動させれば、予約確定と同時に自動でアンケートが送られる設定もできます。

予約と同時に自動でアンケートが送られるなら、手間もかからないし、お客様も「ちゃんとしてるジムだな」って思ってくれそうですね。

カウンセリングは「聞く」が9割

体験当日のカウンセリングで最も重要なのは、自分が話す時間を最小限にして、お客様に話してもらうことです。多くのトレーナーがやりがちなのが、ジムの説明やトレーニング理論を延々と話してしまうこと。お客様は自分の話を聞いてほしいんです。

「聞く」が9割って、具体的にはどんな質問をすればいいんですか?

効果的なのは「過去→現在→未来」の順番で質問すること。「以前スポーツをされていましたか?」(過去)→「今のお身体で一番気になることは?」(現在)→「半年後、どんな自分になっていたいですか?」(未来)。この流れで聞くと、お客様自身が「変わりたい理由」を言語化してくれるんです。それが後のクロージングで最強の武器になります。

お客様自身に「変わりたい理由」を言ってもらうのがポイントなんですね。私もアパレル時代に「今の服装で不満なことは?」って聞くと、お客様のほうから「こういう服が欲しくて」って話してくれて、その後の提案がスムーズだったのを思い出しました。

体験トレーニングの3つの鉄則

体験トレーニングで心がけるべきポイントは以下の3つです。

  • 追い込みすぎない:「楽しかった」「また来たい」と感じてもらうことが最優先。筋肉痛で動けなくなるほど追い込むと逆効果
  • 小さな変化を実感させる:体験前後で姿勢や柔軟性の変化を見せるなど、「たった1回でも変わる」を体感させる
  • 専門知識をさりげなく見せる:フォームの修正やお客様の身体の特徴を的確に指摘することで、プロの価値を示す

体験の最中に「今のフォーム、とても良いですね!」のようにポジティブなフィードバックを頻繁に挟むのも効果的です。運動に苦手意識がある方ほど、褒められると安心して「ここなら続けられそう」と感じてくれます。

クロージングは「提案」であり「押し売り」ではない

体験が終わった後のクロージングが一番苦手っていうトレーナーさん、多いと思います。どうすればうまくいきますか?

まず大前提として、クロージング=売り込みではないということを理解してください。お客様が体験前に語ってくれた「変わりたい理由」を思い出して、「○○さんが目標としている△△を達成するには、週2回のトレーニングを3ヶ月続けるプランが最適です」と提案する。お客様の言葉を使って提案するから、押し売り感がなくなるんです。

なるほど、だからカウンセリングで「聞く」ことが重要だったんですね。お客様の言葉を後で使うために。

その通りです。そしてもう一つ重要なのが、料金説明のタイミング。プランの価値を十分に伝える前に料金を言ってしまうと、金額だけが頭に残って「高い」と感じられてしまう。必ず「このプランで得られる成果」を先に話してから、最後に料金を提示してください。

「今日決められない」への対処法

「ちょっと家で考えます」って言われたとき、どうすればいいですか?追いかけるのも嫌がられそうだし…。

まず「考えます」は完全に断られたわけではないので、焦らないことが大切です。「もちろんです。大事な決断ですから、じっくりお考えください」と余裕を見せてください。そして帰り際に「よろしければLINEで何でもご質問いただけますので」と伝えておく。その後、翌日にLINEで「本日は体験にお越しいただきありがとうございました」とフォローメッセージを送り、3日後に「今週末までにご入会いただくと初月〇〇割引です」と期限付きの特典を案内する。

それもToolsBoxで自動化できるんですか?

はい。体験来店をトリガーにしたシナリオ配信を設定しておけば、翌日のお礼メッセージも3日後のオファーも自動で送れます。トレーナーは目の前のお客様に集中して、フォローアップはToolsBoxに任せる。この仕組みが入会率70%を実現する秘訣です。

まとめ:体験は「一連の体験設計」で考える

無料体験からの入会率を上げるためには、事前アンケート→カウンセリング(聞く9割)→体験トレーニング(追い込みすぎない)→クロージング(お客様の言葉で提案)→フォローアップ(LINE自動配信)という一連の流れをすべて設計することが重要です。どこか一つが欠けても成約率は下がります。まずは事前アンケートの導入から始めて、一つずつ改善していってください。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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