イベント集客を自動化!申込から当日まで手間いらずの仕組み作り
イベント集客から当日運営までを自動化する具体的方法を解説。申込フォーム作成からリマインド配信、アフターフォローまで効率化のコツを伝授。
イベントの「集客」と「運営」を分けて自動化する
LINEを活用したイベント集客の自動化で参加者が殺到するイメージ
セミナー、ワークショップ、体験会、展示会——定期的なイベント開催は見込み客を獲得する最も効果的な手法の一つです。しかし、集客告知、申込受付、参加者への連絡、当日の受付、アフターフォローと、イベントに伴う業務は膨大です。そのため「イベントはやりたいけど手が回らない」と諦めている事業者も多いでしょう。これらの業務の大部分は自動化できます。仕組みさえ作れば、毎月イベントを開催しても負担はほとんど増えません。
イベント集客の自動化パイプライン
田辺さん、前職のアパレルでも新商品のお披露目会をやってたんですけど、集客が本当に大変でした。いつも手動で一人ひとりに連絡してたので…。
それは大変でしたね。イベント業務の自動化は「集客」「受付管理」「当日運営」「アフターフォロー」の4フェーズに分けて考えます。まず集客ですが、LINE公式アカウントを活用すれば劇的に効率化できます。
LINEで集客ってどうやるんですか?メッセージで告知するだけですか?
告知だけでは集客率は上がりません。3段階の告知戦略を使います。第1弾:予告配信(2週間前)。「来月○○イベントを開催予定です。詳細は近日公開!」と予告して期待感を醸成する。第2弾:詳細告知+申込開始(1週間前)。内容と申込フォームのリンクを配信。第3弾:残枠告知(3日前)。「残り○席です」と緊急性を演出する。
しかもこの3段階の配信を、ToolsBoxのセグメント機能で「イベントに興味がありそうなお友だち」だけに絞って送ることで、配信コストを抑えつつ高い参加率を実現できます。過去のイベント参加者や、関連するタグがついたお友だちに限定して配信するのが効果的です。
申込フォームとLINEの連携がカギ
LINE公式アカウントでイベントを作成し集客を自動化する5つの鉄則
申込はどうやって受け付けるのがいいですか?Googleフォームとかですか?
Googleフォームでもできますが、LINEと連携したフォームを使うのが最適解です。理由は、申込と同時にLINEの友だちにタグが自動で付与されるので、参加者へのリマインドや当日の連絡をLINE経由で自動送信できるからです。
ToolsBoxのフォーム機能を使えば、申込フォーム→自動返信→タグ付与→リマインドシナリオ開始という一連の流れがワンストップで構築できます。Googleフォームだと申込者リストを手動で確認して、リマインドのメッセージも手動で送る必要があります。この差は参加者が10人なら何とかなりますが、50人、100人になると手動では破綻します。
申込と同時にリマインドの仕組みが動き出すってことですか?それはすごく楽ですね!
リマインド配信で参加率を95%にする
イベントで最も頭を悩ませるのが「申し込んだのに来ない」問題です。一般的に無料イベントの参加率は50〜60%と言われていますが、リマインド配信の仕組みを整えれば95%以上に引き上げることが可能です。
無料イベントで半分しか来ないんですか!せっかく準備したのに…。リマインドって何回くらい送ればいいんですか?
理想的なリマインドスケジュールは4回です。3日前:「参加確定のご確認」。日時と会場の情報をもう一度送り、キャンセルの場合は連絡をもらう。前日:「明日お待ちしています」。持ち物や注意事項とともに、ちょっとしたワクワク感を演出する一言を添える。
当日朝:「本日です!」。会場までのアクセス情報とGoogleマップのリンクを送る。開始1時間前:「間もなく開始です」。「会場でお待ちしております」と最後の一押し。この4回のリマインドをToolsBoxのシナリオ機能で自動設定しておけば、あなたが何もしなくても参加者に自動でリマインドが届きます。
4回も手動で送るのは大変ですけど、自動なら全然負担にならないですね。
当日の受付もデジタル化する
当日の受付って、名簿にチェックつけてく感じですか?紙の名簿は受付に人手がいるし、面倒ですよね。
紙の名簿は卒業しましょう。QRコードを使ったデジタル受付がおすすめです。参加者のLINEにイベント当日、QRコード付きのメッセージを自動送信する。会場ではそのQRコードをスマホで読み取るだけで受付完了。誰が来て誰が来ていないかがリアルタイムで分かります。
さらに受付と同時に「参加済み」のタグが自動で付与されるので、アフターフォローの対象者が自動で選別されます。来た人と来なかった人で別々のフォローメッセージを送ることも可能です。
アフターフォローで「次」につなげる
イベントが終わったあとのフォローも自動化できるんですか?
むしろアフターフォローこそ自動化の真価が発揮される場面です。イベント翌日に参加者全員に「昨日はご参加ありがとうございました」のお礼メッセージを自動送信。同時に簡単なアンケートフォームのリンクを送って感想を集める。そしてアンケートの回答内容に応じて、興味があるサービスの情報を追加で送る。
例えばセミナー後のアンケートで「もっと詳しく知りたい」と回答した方には、個別相談の予約リンクを自動送信。「検討中」と回答した方には、1週間後にフォローアップのコンテンツを配信。この一連の流れを全てシナリオ機能で自動化しておけば、イベント後のホットなタイミングを逃さずにフォローできます。
イベント後って忙しくてフォローを後回しにしがちだけど、自動化なら確実に実行されますもんね。
月1イベントを「仕組み」で回す
ここまでの仕組みを一度構築すれば、同じパターンのイベントを何度でも開催できます。テンプレート化のポイントは以下の通りです。
- 告知文のテンプレート:日時と内容だけ変えれば使い回せる告知メッセージを用意
- 申込フォームの複製:フォームのフォーマットを固定化し、毎回の設定時間を最小化
- リマインドシナリオの使い回し:イベント日を変えるだけで同じシナリオが再利用可能
- アフターフォローの定型化:お礼メッセージとアンケートは毎回同じ形式を使用
一度作れば使い回せるんですね。最初だけ頑張って仕組みを作れば、2回目以降はほぼ自動で回る、と。
その通りです。最初の1回に集中して仕組みを作り、2回目以降はその仕組みを微調整しながら運用する。これがイベントマーケティング自動化の王道です。まずは次回のイベントで「申込→自動返信→リマインド」の部分だけでも自動化してみてください。それだけで準備の負担が半分以下になるはずです。
イベントは新規顧客との最も強力な接点です。自動化の仕組みを整えて「手間がかかるからできない」を「仕組みがあるから毎月できる」に変えていきましょう。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
関連記事
失敗しない!LINE公式アカウント移行・引き継ぎ完全マニュアル
LINE公式アカウントの移行・引き継ぎを安全に行うための完全ガイド。担当者変更、代理店変更、事業承継など、さまざまなケースに対応した手順と注意点を解説します。
複数店舗もラクラク!LINE公式アカウントの効率的な管理方法
複数のLINE公式アカウントを効率的に管理する方法を徹底解説。店舗ごとのアカウント運用、権限管理、配信の一元化まで、多店舗展開の事業者が知っておくべき管理ノウハウをまとめました。
開封率が変わる!LINE配信のベストタイミング完全ガイド
LINE公式アカウントのメッセージ配信で最適な曜日・時間帯を業種別に解説。開封率を最大化するための配信タイミングの考え方と、データに基づいた改善方法を紹介します。