夏の汗・ニオイ対策メニューで客単価アップ!季節限定サービスの始め方
夏に需要が高まる汗・ニオイケアメニューの開発方法を解説。ワキ・デコルテケアから制汗トリートメントまで、人気メニューの作り方を紹介します。
夏はエステサロンの「稼ぎどき」にできる
夏の汗・ニオイ対策メニューで客単価アップ!季節限定サービスの始め方
夏はエステサロンにとって、来客数が落ちやすい季節と言われてきました。暑くて外出が億劫になる、汗で化粧が崩れるから施術を受けたくない、といった声も。しかし視点を変えれば、夏だからこその悩みに応えるメニューを用意することで、他の季節以上に売上を伸ばすチャンスになるのです。
夏の肌悩みは実はメニュー化しやすい
田辺さん、夏ってやっぱりサロンの集客落ちますか?私もアパレル時代、夏は売上が下がりがちだったんですけど。
通常メニューだけで勝負すると落ちやすいです。でも夏特有の悩みに対応した季節限定メニューを出すと、逆に客単価が上がるサロンも多いんですよ。汗、ニオイ、毛穴の開き、日焼け、むくみ。夏はこれらの悩みが一気に噴出する季節なので、メニュー化の素材には困りません。
確かに、夏は汗のニオイとか毛穴とか、普段は気にならない悩みが増えますよね。限定メニューって言われると、「今しか受けられない」感があって惹かれます。
その「期間限定」の心理的効果が大きいんです。通常メニューはいつでも受けられるから「いつか行こう」で終わりがち。でも「8月末まで限定」と言われると「今行かなきゃ」になる。緊急性を生み出すのが季節限定メニューの最大の武器です。
人気の夏限定メニュー5選
具体的にどんなメニューが人気なんですか?
実績のあるメニューをいくつか紹介しますね。
- デコルテ・背中のクールダウンケア:冷感ジェルを使ったトリートメント。汗をかきやすい部位をケアしつつ、クールダウンの心地よさで満足度が高い
- ワキ・デリケートゾーンの制汗トリートメント:汗腺ケアとデオドラント効果を兼ねたメニュー。悩みが深いのでリピート率が高い
- 毛穴ディープクレンジング:夏の汗と皮脂で詰まった毛穴を集中ケア。通常のフェイシャルにオプションとして追加しやすい
- 日焼けアフターケア:紫外線ダメージを受けた肌の鎮静と保湿。海やプールの後に需要が高まる
- 脚のむくみ解消トリートメント:冷房による冷えとむくみに対応。サンダルを履く季節なので脚への意識が高まる
背中のケアって、自分ではできないからサロンに行く理由になりますよね。夏は背中が見える服も多いし。
その通り。「自分ではケアできない部位」のメニューはサロンの存在価値を最大限にアピールできます。背中、デコルテ、二の腕の裏側など、手が届かない場所こそプロの出番です。
季節限定メニューの価格設定
限定メニューの値段ってどう決めればいいですか?安くしすぎると利益が出ないし、高すぎると誰も来ないし……。
おすすめは2つの導線を用意する方法です。
1つ目は、既存メニューへのオプション追加。通常のフェイシャルに「毛穴ディープクレンジング+2,000円」のように。お客様にとっては追加の意思決定がしやすく、サロンにとっては客単価アップにつながります。2つ目は、季節限定の単体コース。「夏のクールダウン全身ケア60分 8,800円」のような形。通常メニューにはない特別感を出すことで、新規のお客様を呼び込む効果があります。
オプション追加で客単価が2,000円上がるだけでも、月に30人来てくれたら6万円のプラスですもんね。
そうです。客単価を上げる施策は、新規集客より効率が良いことが多い。既存のお客様に「夏限定のオプション、いかがですか?」と提案するだけですから、広告費もかかりません。
季節メニューの告知戦略
メニューを作ったら、どうやって告知すればいいですか?
告知は3段階で行うのが効果的です。
3段階というと?
第1段階は予告。メニュー開始の2週間前から「もうすぐ夏の限定メニューが登場します」とSNSやLINEでティーザー配信。期待感を高めます。第2段階は先行予約。LINE友だち限定で1週間前から先行予約を受付。「LINE友だちだけの特別価格」にするとLINE登録も促進できます。第3段階は一般公開。SNS・ホットペッパー・店頭POPで一斉告知。先行予約の実績を「残りわずか」として見せると、さらに予約が加速します。
先行予約をLINE限定にするのは賢いですね!LINEに登録する動機にもなるし。
ToolsBoxを使えば、「夏メニュー」というタグがついた友だちにだけ先行案内を配信する、なんてことも簡単にできます。興味がある人だけに届くので、配信コストも抑えられますし、反応率も高くなります。
夏メニューの終了後も売上を維持するコツ
季節限定メニューって、終わったあとに売上が落ちちゃわないですか?
いい着眼点ですね。大事なのは夏メニューで来てくれたお客様を、秋以降の通常メニューにスムーズに移行させること。夏メニュー終了の2週間前から「秋の乾燥対策メニュー」の予告を始める。そして夏メニューの最終来店時に「秋メニューの先行予約」を取る。この連続的なキャンペーン設計が重要です。
一年中、季節ごとの限定メニューでつないでいくイメージですね。春は花粉、夏は汗、秋は乾燥、冬は冷え。お客様が通い続ける理由を作れますね!
季節限定メニューは、売上の波を平準化し、客単価を向上させる強力な武器です。まずは夏の定番である毛穴ケアやクールダウンメニューから始めて、お客様の反応を見ながら改良していきましょう。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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