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業種別ヒント15分

清潔感で選ばれるサロンに!感染対策をアピールして安心感を提供する方法

消毒・換気の見える化から、SNSでの発信方法まで。お客様に安心して通ってもらえる衛生管理とその伝え方を解説。

衛生管理の「見える化」がサロン選びの決め手になる時代

清潔感で選ばれるサロンに!感染対策をアピールして安心感を提供する方法清潔感で選ばれるサロンに!感染対策をアピールして安心感を提供する方法

エステサロンにとって清潔感は大前提でしたが、コロナ禍を経て「衛生管理をいかにお客様に伝えるか」が経営上の大きなテーマになりました。感染対策をしっかり行っていても、それが伝わらなければ選ばれない。逆に言えば、取り組みを正しく発信できるサロンは、お客様から圧倒的な信頼を獲得できるのです。

なぜ今も衛生管理のアピールが重要なのか

田辺さん、コロナ禍が落ち着いてきた今でも、衛生管理のアピールって必要なんでしょうか?お客様もそこまで気にしなくなった気がするんですけど。

いい質問ですね。確かにマスクを外す人も増えましたが、実はアンケートを見ると「衛生管理がしっかりしているか」はサロン選びの上位3項目に入り続けているんです。一度高まった衛生意識は簡単には元に戻りません。特にエステは肌に直接触れる施術なので、飲食店以上にお客様の意識が高い業態なんですよ。

そうなんですね。私もアパレル時代、試着室の消毒をちゃんとやっているかで印象がガラッと変わった経験があります。目に見える取り組みって本当に大事ですよね。

まさにその通りです。お客様は「本当にやっているかどうか」よりも「やっていると感じられるかどうか」で判断します。だから見える化が最優先なんです。

今すぐ実践できる衛生管理の見える化テクニック

具体的にはどんなことをすれば「見える化」になるんですか?消毒液を置くだけじゃダメですよね?

消毒液を置くのは第一歩ですが、それだけでは弱い。効果的な方法をいくつか挙げますね。

  • 施術前の手洗い・消毒を目の前で行う:お客様が見ている前で行うことが重要。バックヤードで済ませてしまうと伝わらない
  • ベッドシーツの交換を明示する:「使い捨てシーツ使用」「お一人ごとに交換」をPOPで掲示
  • 空気清浄機・換気システムを見える位置に設置:壁掛けの空気質モニターがあると効果的
  • タオルの個包装:ビニール包装されたタオルは清潔感を強烈にアピールできる
  • 消毒済みマーカーの活用:ホテルのように「消毒済み」のシールやタグを使う

「消毒済み」のシールって面白いですね!ホテルのトイレのアレみたいな。たしかにあれがあるだけで安心感がまったく違いますもんね。

そうなんです。コストは1枚数円ですが、お客様の安心感への効果は絶大です。施術ベッド、スリッパ、化粧ポーチなど、お客様が直接触れるものに「消毒済み」の表示をつけるだけで、口コミに「衛生面が安心」と書かれる確率がグッと上がります。

SNSでの発信方法が鍵を握る

サロン内で見える化できたら、次はSNSでの発信ですよね。でも、消毒の様子ばかり投稿してもつまらないし、逆に不安を煽りそうで……。

その感覚は正しいです。消毒シーンばかり投稿するのは逆効果。ポイントは日常の投稿の中にさりげなく衛生管理を織り込むことです。

例えば、施術ビフォーアフターの写真を投稿するときに、背景に空気清浄機が映り込んでいたり、キャプションの最後に「当サロンでは施術ごとにベッドの消毒と換気を実施しています」と一文添えたりする。わざわざ「衛生管理やってます!」と主張するのではなく、普段の発信の中に溶け込ませるのが自然です。

なるほど、押し付けがましくならない程度にってことですね。でも、最初の一回は「うちのサロンの衛生ポリシー」みたいなのをまとめて発信してもいいですか?

むしろそれはぜひやるべきです。「衛生管理への取り組み」を1枚のカルーセル投稿やハイライトにまとめるのは非常に効果的。一度作ってしまえば、新規のお客様がプロフィールを見たときに安心材料になります。LINE公式アカウントのリッチメニューに「衛生への取り組み」を入れるのもおすすめですよ。

LINEを活用した安心感の提供

LINEで衛生管理をアピールするっていうのは具体的にどうやるんですか?

いくつかの方法があります。まず、予約確認メッセージに衛生対策の案内を自動で添えること。「ご来店時の検温は不要です。当サロンでは空間除菌と器具消毒を徹底しております」という一文をつけるだけで、来店前の不安が解消されます。

ToolsBoxならそういう自動メッセージの設定も簡単にできますよね。シナリオで予約確認の流れに組み込めばいいわけですし。

その通りです。ToolsBoxの自動配信シナリオを使えば、予約確認時に衛生管理のメッセージを自動送信し、来店後のお礼メッセージで「清潔な環境でお過ごしいただけましたか?」とアンケートを送るところまで自動化できます。このアンケート結果が次の改善にもつながりますし、好意的な回答はそのまま口コミ促進にもなります。

衛生管理をブランディングに昇華させるには

最終的に目指すのは、衛生管理がサロンのブランド価値の一部になることですよね。

おっしゃる通りです。衛生管理は「やらなければならないこと」ではなく「選ばれる理由」に変換できます。例えば「医療レベルの衛生基準を採用したプライベートサロン」というポジショニングは、高単価メニューとの相性が非常に良い。お客様は安心・安全に対してお金を払う準備ができています。

清潔感は一朝一夕で築けるものではありませんが、日々の取り組みを丁寧に発信し続けることで、確実にサロンの差別化要因になります。まずは今日できることから始めてみてください。消毒済みシールの導入やLINEメッセージへの一文追加など、小さな一歩が大きな信頼につながります。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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