深夜でも予約が入る!24時間受付システムでエステサロンの売上が1.5倍になった理由
電話予約だけでは限界がある。LINE予約システムを導入して、寝ている間にも予約が入る仕組みづくりのポイントを紹介します。
予約の電話が鳴るのは営業時間だけではない
深夜でも予約が入る!24時間受付システムでエステサロンの売上が1.5倍になった理由
エステサロンの予約は、実は営業時間外に「予約したい」と思う人が全体の40%以上いるという調査結果があります。仕事終わりの22時に「明日の予約を取りたい」と思っても、電話がつながらない。結局そのまま忘れてしまうか、24時間予約対応の別のサロンに流れてしまいます。この「取りこぼし」を防ぐだけで、売上が1.5倍になるのは決して大げさな話ではありません。
電話予約の「見えない損失」
田辺さん、電話予約って、施術中に電話が鳴ると対応できないですよね。エステティシャンが一人のサロンだと特に。
それが電話予約の最大の問題です。施術中の不在着信は平均して1日3〜5件あると言われています。そのうち半数以上が折り返しても出ない、つまり予約の機会を逃しています。1件の予約が平均8000円だとすると、週に5件取りこぼすだけで月に16万円の損失です。
16万円……!それはかなり大きいですね。しかも「取りこぼした」ことに気づきにくいのが厄介ですよね。来なかったお客様のことは見えないから。
そうなんです。売上が上がらない原因を「集客力不足」だと思っているサロンの多くが、実は「予約受付力不足」だったというケースは珍しくありません。集客にお金をかける前に、まず予約の受け皿を広げることが先決です。
LINE予約システムの導入ステップ
24時間予約を受け付けるって、大掛かりなシステムが必要なイメージがあるんですけど、個人サロンでも導入できるんですか?
LINEの公式アカウントを活用すれば、初期費用ゼロで24時間予約の受付が始められます。ToolsBoxのLINE予約機能を使えば、お客様がLINEのトーク画面から空き枠を確認して、そのまま予約を完了できます。導入は3つのステップだけです。
- ステップ1:メニューと所要時間を登録:「フェイシャルケア60分」「ボディトリートメント90分」など、提供メニューと施術時間を設定
- ステップ2:営業時間と休日を設定:予約可能な曜日・時間帯・休業日を登録。施術間の準備時間(バッファ)も設定できる
- ステップ3:予約ページをLINEに連携:リッチメニューに「予約する」ボタンを設置。タップするだけで予約画面が開く
たった3ステップでいいんですね。しかもお客様はLINEから離れずに予約できるから、途中で面倒になって離脱することも少なそう。
そうです。予約の完了率において、LINEベースの予約は外部サイトへ遷移する方式と比べて約1.8倍高いというデータがあります。お客様が普段使っているアプリの中で完結するのは、やはり強いです。
予約のドタキャンを減らす仕組み
オンライン予約って、気軽に取れるぶん、ドタキャンも増えそうで心配なんですけど……。
その心配はもっともです。でも適切な対策を打てば、ドタキャン率を70%以上削減できます。効果的な方法を3つ紹介します。
まず、予約の前日にリマインドメッセージを自動送信すること。「明日14時にお待ちしております。変更がある場合はこちらから」とLINEで送ります。これだけでドタキャン率が半分になります。次に、予約変更をLINEで簡単にできるようにすること。「行けなくなったけど電話するのが面倒でそのままにした」というパターンを防げます。
確かに、電話で「予約をキャンセルしたい」って言うのは気まずいですよね。LINEでポチッとできるなら、無断キャンセルよりずっといいです。
3つ目は、キャンセルポリシーを予約確認メッセージに明記すること。「前日18時以降のキャンセルは施術料の50%を頂戴します」とLINEで通知しておけば、抑止力になります。ToolsBoxなら、これらすべてを自動で行えます。
深夜予約の実態:いつ予約が入っているのか
実際に24時間予約を導入したサロンって、深夜の何時くらいに予約が入っているんですか?
面白いデータがあるんですが、22〜24時の間に全予約の約25%が入っているサロンもあります。特に働いている女性が仕事を終えて帰宅し、お風呂に入ってリラックスしている時間帯ですね。「あー、肌の調子悪いな。エステ行きたいな」とLINEを開いて、そのまま予約する。この自然な流れが生まれるわけです。
寝る前のスマホタイムで予約が入るってことですね。これは電話では絶対に拾えないニーズですよね。
そうです。そして日曜の夜も多い。「月曜からまた頑張るために、週末にケアしたい」という動機ですね。この時間帯の予約を拾えるかどうかが、月の売上を大きく左右します。
既存のお客様への導入案内
いつも電話で予約してくれている常連さんに、「LINEで予約してください」って切り替えてもらうの、大丈夫ですかね?
急に切り替えるのではなく、「電話も引き続き受け付けますが、LINEからも予約できるようになりました」と並行運用から始めるのがベストです。お客様のペースで徐々に移行してもらえば、抵抗感はほとんどありません。
移行を促進するコツとしては、LINE予約限定の小さな特典を付けることです。「LINE予約でヘッドマッサージ5分延長」など。電話予約を否定するのではなく、LINE予約の方がちょっとお得、という形にします。
まとめ:予約の窓口を広げることが最も効率的な売上施策
新規集客に投資する前に、まず既存の「予約したい」というニーズを取りこぼさない仕組みを整えましょう。24時間LINE予約を導入するだけで、施術中の不在着信による機会損失がなくなり、深夜のニーズも拾えるようになります。電話を捨てる必要はありません。予約の窓口を一つ増やすだけで、売上は確実に変わります。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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