メンズ脱毛・フェイシャルで新市場開拓!男性客を呼び込む5つの工夫
男性向けエステメニューの開発と集客方法を解説。店舗の雰囲気作りから料金設定、広告戦略まで、メンズ市場参入の成功ポイントをお伝えします。
メンズ美容市場は年率15%成長の急成長マーケット
メンズ脱毛・フェイシャルで新市場開拓!男性客を呼び込む5つの工夫
かつて「エステ=女性のもの」というイメージが強かった時代は終わりつつあります。メンズ美容市場は年率15%以上の成長を続けており、特に20〜30代男性のスキンケア意識は急速に高まっています。脱毛、フェイシャル、ヘッドスパなど、男性向けメニューを導入するサロンが増えていますが、既存の女性向けサロンがメンズ対応する際には独自のポイントがあります。今回は、メンズ市場に参入して成功するための5つの工夫を解説します。
工夫1:男性が入りやすい店舗の雰囲気作り
田辺さん、メンズエステって需要があるのはわかるんですけど、今あるサロンにそのまま男性を呼んでも大丈夫なんですか?女性のお客様が気にしないかなって。
いい質問ですね。ここは慎重に対応する必要があります。男性専用の時間帯を設けるのが最もスムーズな方法です。例えば平日の午前中や夕方以降をメンズタイムにする。女性客と男性客が待合室で一緒にならないようにすれば、双方が安心して通えます。
時間帯で分けるのは賢いですね。男性側も「女性ばかりの中に一人で入るのが気まずい」っていうのが来店のハードルになってるって聞きますし。
そうなんです。もう一つ重要なのが内装や雰囲気の調整です。フリフリのピンクの内装だと男性は入りにくい。といっても大幅な改装は不要で、メンズタイムにはBGMをジャズやローファイに変える、タオルの色をネイビーやグレーにする、メンズ向けのパンフレットを用意する。これだけで印象はガラッと変わります。
工夫2:男性に響くメニュー名と料金設定
メニューの名前って大事ですよね。女性向けのメニューそのままだと、男性は選びにくいと思うんですけど。
その通りです。メニュー名は「何ができるか」が一目でわかるものにしましょう。女性向けの「プレミアムリジュビネーションフェイシャル」は男性にはピンと来ません。「毛穴すっきりフェイシャル60分」「ヒゲ脱毛・顔全体コース」のように、効果と部位と時間を明示するのが効果的です。
メンズ向けの人気メニューと料金の目安は以下の通りです。
- ヒゲ脱毛(顔全体):1回8,000〜12,000円、6回コースで40,000〜60,000円
- 毛穴ケアフェイシャル:1回6,000〜8,000円(60分)
- ヘッドスパ:1回5,000〜7,000円(45〜60分)
- ボディ脱毛(腕・脚・胸):1回10,000〜15,000円
- 小顔矯正:1回8,000〜10,000円(50分)
料金のポイントは女性向けメニューと同等か少し高めに設定すること。男性は「安い=品質が低い」と感じる傾向があり、特にビジネスマンは価格よりも効果を重視します。「初回限定お試し価格」を設けるのは良いですが、通常価格を安くしすぎないことが大切です。
男性って「お得さ」より「確実さ」で選ぶんですね。それは面白い違いだなあ。
工夫3:男性客に効果的な集客チャネル
男性のお客様ってどうやって集めればいいですか?女性向けの集客と同じ方法で大丈夫ですか?
チャネルは変えたほうがいいです。男性エステの集客で最も効果的なのはGoogleの検索広告です。「ヒゲ脱毛 ○○市」「メンズフェイシャル ○○駅」などの検索キーワードに広告を出す。男性は「エステに行きたい」と思ったとき、まずGoogleで検索する行動パターンが圧倒的に多いです。
もう一つはGoogleビジネスプロフィールの活用。メンズ対応していることをプロフィールに明記し、男性客の口コミを積極的に集めましょう。「男性でも入りやすい」「スタッフの対応が丁寧」といった口コミは、新規の男性客にとって強力な判断材料になります。
口コミは大事ですよね。特に男性って口コミを熟読する印象があります。
その通りです。ちなみにToolsBoxでは、施術後にLINEで口コミ投稿のお願いメッセージを自動送信できます。「本日のご来店ありがとうございました。よろしければGoogleに一言感想をいただけると嬉しいです」と、Googleマップのリンク付きで送る。タイミングが施術直後なので、投稿率が高いんです。
工夫4:リピートにつなげる男性客への接し方
男性のリピート率ってどうなんですか?一度来たら続けてくれるタイプですか?
実は男性は一度リピートし始めると女性よりも継続率が高いというデータがあります。理由は「お気に入りを見つけたら変えない」という行動特性。ただし最初の3回が勝負。3回リピートしてもらえれば、その後は長期的に通い続けてくれる確率が高い。
男性客への接し方で重要なのは「結果の可視化」と「次回の必要性の説明」です。施術のビフォーアフターを写真で見せる、次回がいつ頃が効果的かを具体的に伝える。「次は4週間後くらいがベストです。肌のターンオーバーに合わせた間隔ですので」と、論理的な説明を添えると男性は納得して次の予約を入れてくれます。
理由を説明するのが大事なんですね。「なんとなく次も来てください」じゃなくて「○○だから4週間後」って具体的に。
工夫5:女性客からの紹介を活用する
5つ目の工夫は、既存の女性客からの紹介です。「旦那さんやパートナーに使えるペアチケット」を販売すると、女性客が男性を連れてきてくれます。
それいいですね!「彼氏の誕生日にエステをプレゼント」みたいな使い方もできますよね。
はい。実際にメンズ客の3割以上が女性からの紹介で初来店しているというサロンもあります。ペアチケットの他にも「パートナー紹介キャンペーン」として、紹介者にもポイント還元を行うと、さらに紹介が増えます。ToolsBoxならLINEでギフトチケットを送る機能もあるので、プレゼントとしてのエステ体験をLINE上で完結できます。
LINEでギフトを贈れるのって便利ですね。わざわざ店に買いに行かなくていいし、サプライズにもなる。
まとめ:メンズ市場は「今」始めるべき成長マーケット
メンズエステ市場は今後も拡大が確実視されている成長分野です。既存の女性向けサロンがメンズ対応するには、時間帯の工夫、メニュー名の最適化、Googleを中心とした集客、結果を可視化する接客、そして女性客からの紹介という5つの工夫が効果的。大規模な設備投資なしで始められるので、まずは週に1〜2枠のメンズタイムから試験的に導入してみてください。男性客という新しい収益の柱が、サロン経営をさらに安定させてくれるはずです。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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