母の日ギフト券が完売!プレゼント需要を掴むギフトメニューの作り方
記念日向けギフト券の設計から、パッケージングまで。贈り物として選ばれるエステギフトで新規客を獲得する戦略。
エステギフトは新規客獲得の隠れた切り札
母の日ギフト券が完売!プレゼント需要を掴むギフトメニューの作り方
母の日、誕生日、クリスマス。プレゼントを選ぶ場面で「エステの体験ギフト」が選ばれるケースが増えています。ギフト券は購入者と利用者が異なるため、通常の集客とは全く違うルートで新規客を獲得できるのが最大のメリットです。しかもギフト券は前払いなのでキャッシュフローも改善します。ギフト需要を確実につかむ、メニュー設計とプロモーションの方法を解説します。
なぜエステギフトが選ばれるのか
田辺さん、プレゼントにエステを選ぶ方って増えてるんですか?私自身は友人にもらったことがないんですけど。
体験型ギフトの市場は年々拡大しています。「モノ」より「コト」を贈りたいという消費トレンドにエステはぴったりなんです。特に「お母さんにリラクゼーションをプレゼントしたい」「頑張っている妻に癒しを」というニーズは根強い。百貨店のカタログギフトにもエステ体験が必ず入っていますよね。
確かに。物をあげても趣味に合わなかったりしますけど、エステの施術なら「嬉しくない」って人はあまりいないですよね。
しかもギフトの受け取り手は「自分ではエステに行こうと思わなかった方」が多いんです。つまり、通常の集客チャネルでは絶対に来店しなかった層を獲得できる。そしてギフトで体験した方の30〜40%がリピーターになるというデータもあります。
売れるギフト券の設計ポイント
ギフト券って、金額を書いたチケットを作ればいいんですか?
金額を書いた「商品券タイプ」もありますが、エステの場合は「体験メニュー指定タイプ」のほうが圧倒的に売れます。理由は、贈る側が「このメニューを体験してね」と伝えやすいから。「10000円分のギフト券」と言われても、もらった側は何を選べばいいか分からないですよね。
確かに。「至福のフェイシャル60分体験」みたいに書いてあったほうが、もらった側もワクワクしますね。
ギフト用メニューの設計で気をつけるべきポイントは4つです。
- 価格帯を3段階:5000円・8000円・12000円の3つを用意する。母の日なら8000円台が最も売れる
- メニュー名にストーリーを:「お母さんに贈る至福の60分」「日頃の疲れをリセットする癒やしコース」
- 有効期限は6ヶ月以上:期限が短いと使い切れずクレームの原因になる。6〜12ヶ月が理想
- 初めての方でも安心な内容:エステ未経験者が緊張せず受けられる、優しいメニュー構成にする
特に有効期限は重要です。短すぎると「使えなかった」というクレームにつながりますし、長すぎると未使用のまま忘れ去られます。6ヶ月が黄金バランスです。期限が近づいたらLINEでリマインドを送るのも効果的です。
パッケージングで「プレゼント感」を演出
見た目の高級感も大事ですよね。ただの紙チケットだと「もらって嬉しい」感じがしないかも。
おっしゃる通りで、ギフト券は「中身」と同じくらい「見た目」が大切です。費用をかけすぎる必要はありませんが、最低限のパッケージングは必要です。
- 専用の封筒またはカード:厚手の紙を使い、サロンのロゴを入れる。印刷会社に依頼しても100枚3000円程度
- リボンまたはシール:封を閉じるリボンやシールがあるだけで「プレゼント感」が格段にアップ
- ミニブーケやお茶のティーバッグ:ギフト券と一緒に小さなおまけを付けると、贈る側も嬉しい
アパレルでもラッピングの依頼がすごく多かったんですよ。きれいに包装するだけで、お客様の満足度が全然違いました。ギフト券も同じですね。
さらに最近は電子ギフト券(eギフト)の需要も増えています。LINEで送れるデジタルギフト券を用意しておくと、遠方のご家族へのプレゼントにも対応できます。ToolsBoxなら、LINE上でギフト券の購入から贈呈、利用管理まで一気通貫で行えます。
母の日・クリスマスに向けたプロモーション戦略
ギフト券の販促って、いつから始めればいいですか?
母の日を例にすると、4月初旬からプロモーションを開始するのがベストです。スケジュールはこうです。
- 4月1〜14日:「今年の母の日はエステギフトを」というティザー配信。SNS・LINE
- 4月15〜30日:ギフトメニューの詳細を公開。早期購入者にはミニプレゼント付き
- 5月1〜7日:「母の日直前!まだ間に合います」のラストスパート配信
- 5月8日以降:「母の日に贈りそびれた方に」のフォローアップ
「贈りそびれた方に」っていうフォローアップ、いいですね!実際に母の日を過ぎてから「あ、何もしてなかった」って気づく人、多いと思います。
しかも母の日当日までに売れなかったギフト券の在庫リスクがゼロになるわけです。イベント後のフォローアップまで設計しておくのがプロの販促です。
ギフト券利用者をリピーターに変える方法
ギフト券で来てくれた方を、リピーターにするにはどうすればいいですか?
ギフト利用者への対応は通常の新規客とは少し異なります。「贈られた体験」を最高のものにすることが最優先です。
具体的には、来店時に「素敵な方からのプレゼントですね」と声をかけてギフトの特別感を演出する。施術後に「贈ってくださった方にも喜んでいただけるように」とビフォーアフターの写真を撮ってあげる。そして帰り際に「次回、ご自分へのご褒美として使えるクーポン」を渡す。このクーポンがリピートのきっかけになります。
「自分へのご褒美」って言い方、女性にはすごく刺さりますね。罪悪感なく自分のためにお金を使える理由になるんですよ。
さらに、ToolsBoxを使えばギフト利用者のLINE登録を促し、利用から1週間後に自動でフォローメッセージを送ることが可能です。「先日の施術はいかがでしたか?」というメッセージに次回予約の案内を添えれば、自然なリピート導線が完成します。
まとめ:ギフト券は新規獲得とキャッシュフロー改善の一石二鳥
エステギフト券の販売は、体験メニュー指定タイプで3段階の価格設定をすること、見た目のパッケージングにこだわること、イベントの1ヶ月前からプロモーションを開始すること、そしてギフト利用者をリピーターに変える導線を設計することがポイントです。ギフト券は前払いなのでキャッシュフローも改善し、通常では来店しなかった新規客を獲得できる。母の日やクリスマスに向けて、今からギフトメニューの準備を始めてみてください。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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