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業種別ヒント15分

企業の福利厚生でエステ契約!法人営業の始め方完全マニュアル

企業の福利厚生としてエステサービスを提供する方法を解説。営業アプローチから契約書作成、価格設定まで、法人契約獲得の全てをお伝えします。

法人契約は安定収入の最強チャネル

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エステサロンの売上は、どうしても季節や天候に左右されがちです。法人との福利厚生契約があれば、毎月一定数の来店が見込めるため、経営の安定性が格段に向上します。近年は従業員の健康経営や福利厚生の充実に力を入れる企業が増えており、エステサロンにとっては大きなチャンスです。今回は、法人営業の具体的な始め方から契約獲得までの全プロセスをお伝えします。

企業がエステを福利厚生に採用する理由

田辺さん、企業の福利厚生にエステって、ちょっと意外な組み合わせですよね。実際にそういう契約って成り立つんですか?

はい、実は増えています。背景にあるのが「健康経営」というトレンドです。経済産業省が推進する健康経営優良法人認定制度では、従業員の心身の健康づくりが評価項目に入っています。エステの施術はストレス解消やリフレッシュ効果があるため、メンタルヘルス対策の一環として採用する企業が出てきています。

なるほど、企業側にもメリットがあるから成り立つんですね。でもどんな企業がターゲットになるんですか?大企業だけですか?

実は中小企業のほうが狙い目です。大企業は既に福利厚生の外部サービスと契約していることが多いですが、従業員30〜100人規模の中小企業は「何か福利厚生を充実させたいけど、何をすればいいかわからない」という状態。そこに「従業員様向けの特別プランをご用意しています」とアプローチすると、意外なほど話を聞いてもらえます。

法人営業の具体的なアプローチ方法

営業なんてしたことないっていうサロンオーナーさんが多いと思うんですけど、どうやってアプローチすればいいですか?

一番ハードルが低いのは既存のお客様経由です。施術中の会話で「どんなお仕事をされているんですか?」と聞いて、会社の総務担当や経営者とつながれるチャンスを探ります。「もしよろしければ、御社の従業員様向けの特別プランのご提案書をお渡ししてもよろしいですか?」と一言添えるだけ。

既存客からの紹介なら自然ですよね。飛び込み営業じゃないし。

そうです。もう一つは地域の商工会議所や異業種交流会への参加。経営者同士のネットワークで「うちのサロンで福利厚生サービスを始めました」と紹介すると、「うちの会社でも使えるかな?」と興味を持ってもらえることが多いです。

法人営業で重要なのは、提案書の質です。以下の要素を必ず含めましょう。

  • 企業側のメリット:従業員満足度向上、離職率低下、健康経営の推進
  • 具体的なプラン内容:割引率、利用可能なメニュー、利用回数
  • 費用:企業負担の有無(全額企業負担 or 従業員の一部自己負担)
  • 導入事例:他社での導入実績があれば記載(なければ個人のお客様の声で代替)
  • 手続きの簡便さ:契約から利用開始までの流れ

法人プランの料金設定のコツ

料金設定って悩みますよね。安くしすぎたら利益が出ないし、高いと採用してもらえない。

法人プランは通常価格の15〜20%オフが相場です。ただし重要なのは「月間最低利用人数」の設定。例えば「月に5名以上の利用で15%オフ」「10名以上で20%オフ」というボリュームディスカウント方式。これなら一定の利用数が保証されるので、値引きしても十分にペイします。

もう一つのモデルはチケット制です。企業が10回分のチケットをまとめ買いして、従業員に配布する方式。例えば1回5,000円の施術が10回分で45,000円(1回あたり4,500円)。企業は経費として処理できるし、サロンはまとまった前払い収入が入るのでキャッシュフローが改善します。

チケット制はいいですね。企業側も管理しやすいし、サロン側も先に売上が立つ。

契約書と運用の注意点

法人契約って、ちゃんとした契約書が必要ですよね?どんな内容を盛り込めばいいですか?

はい。最低限含めるべき項目は契約期間、料金体系、支払い条件、キャンセルポリシー、個人情報の取り扱いです。契約期間は最初は6ヶ月の試験導入から始めて、更新制にするのがおすすめ。いきなり年間契約だとハードルが高いですからね。

運用面では、利用状況のレポートを月次で企業に提出することが継続のカギです。「今月は8名の従業員様にご利用いただきました」「満足度アンケートの結果は4.5/5でした」といったレポートがあると、企業の担当者が社内で継続を提案しやすくなります。

レポートは企業側にとっても助かりますよね。「福利厚生にお金をかけてる効果がある」って証明できるわけだから。

ToolsBoxで法人顧客を効率管理

法人契約を管理する上で便利なのが、ToolsBoxのタグ機能です。法人名のタグを付けておけば、どの企業から何名来店しているか、利用頻度はどのくらいかを簡単に集計できます。月次レポートの作成もデータを元にすぐ出せるので、手作業で集計する手間が省けます。

法人別に管理できるのは便利ですね。複数の企業と契約した場合でも、混乱しないで済みます。

さらに、法人経由のお客様には施術後のお礼メッセージを自動送信し、次回予約を促進するシナリオも設定できます。個人のお客様と同じように丁寧にフォローすることで、リピート率を高められます。

まとめ:法人契約で経営の安定基盤を作る

法人契約は一度獲得すれば、安定した売上を長期間にわたって確保できる強力な収益チャネルです。既存客からの紹介や商工会議所での人脈作りなど、ハードルの低いところから始められます。提案書を用意し、まずは1社との試験導入から始めてみてください。その1社の成功事例が、次の法人契約への最大の武器になります。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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