年末の医療費控除を味方に!歯科治療の駆け込み需要獲得術
医療費控除の仕組みを患者さんに分かりやすく説明し、高額治療の決断を後押し。年末商戦で成功する歯科医院の戦略を公開します。
年末の「駆け込み需要」を逃していませんか?
年末の医療費控除を味方に!歯科治療の駆け込み需要獲得術
10月〜12月は歯科医院にとって売上を大きく伸ばせるチャンスです。医療費控除の年間枠を使い切りたい患者さんや、ボーナス後に高額治療を決断する患者さんが増える時期。しかし、この需要を意図的に取り込む施策を打っている医院はまだ少数派です。年末の駆け込み需要を最大化するための戦略をお伝えします。
医療費控除が歯科治療の後押しになる理由
田辺さん、「医療費控除」ってよく聞きますけど、歯科治療でも使えるんですか?患者さんからすると、どれくらいお得になるものなんでしょう?
はい、歯科治療は医療費控除の対象になるものが多いです。年間の医療費が10万円を超えた分について、所得税の還付を受けられる仕組みです。例えばインプラントに50万円かかった場合、所得税率20%の方なら約8万円の還付を受けられます。これは大きいですよね。
8万円返ってくるなら、実質42万円で受けられるということですね。それは知ったら「年内にやろう」って思いますよね。でも、この仕組みを知らない患者さんも多いんじゃないですか?
まさにそこが問題です。医療費控除の対象になることを知らない患者さんが非常に多い。だからこそ歯科医院側から積極的に情報提供することで、「今年中に治療しよう」という決断の後押しになるんです。
10月から始める年末キャンペーンの準備
年末に向けて、具体的にどんな準備をすればいいですか?
理想的には10月から準備を始めます。まず、自費診療の治療中断者や検討中の患者さんのリストを作成。次に、医療費控除の説明資料を準備。そして11月から「年末までに治療を開始すると医療費控除の対象になります」というメッセージ配信を始めるんです。
アパレルでも年末セールは10月から準備していました。「そろそろ冬物の新作が入りますよ」って10月から声かけして、11月にVIP先行セール、12月に一般セールという流れ。段階的にアプローチするのが大事なんですよね。
素晴らしい経験が活きていますね。歯科でも同じで、いきなり「年末割引」を打ち出すのではなく、まず「医療費控除の知識」を提供し、その次に「今なら間に合います」と行動を促すという2段階が効果的です。
効果的なメッセージの作り方
患者さんへのメッセージは、どんな内容がいいですか?
キーメッセージは3つです。1つ目は「今年の医療費、10万円超えていませんか?」と患者さんに自分ごと化してもらうこと。2つ目は「歯科治療も控除対象です」と知識を提供すること。3つ目は「年内開始で来年の確定申告で還付を受けられます」とタイムリミットを示すこと。
なるほど。ただの「値引きします」よりも、「控除で実質お得になりますよ」という切り口のほうが知的で信頼感がありますね。医院のブランドイメージも守れます。
その通りです。値引き訴求は価格競争に巻き込まれますが、医療費控除の案内は「お得な制度を教えてくれる親切な歯科医院」というポジティブな印象を与えます。これをセグメント配信で「自費診療に関心がありそうな患者さん」にだけ送ると、さらに効果的です。
ToolsBoxで年末キャンペーンを自動化
ToolsBoxだとこの年末施策はどう実現できますか?
ToolsBoxでは「年末キャンペーン」テンプレートを選ぶだけで、10月の事前告知から12月の最終案内まで段階的な配信スケジュールが自動構築されます。自費診療の検討中タグがついた患者さんだけに配信することも可能です。さらに、配信から予約までのコンバージョンを計測できるので、来年以降の改善にも活かせます。
毎年やるべき施策だから、テンプレートがあれば翌年からは微調整だけで使い回せますよね。一度設定すればどんどん効率が上がっていく。
おっしゃる通りです。季節施策は「仕組み化」することで毎年着実に成果を積み上げられる。これがToolsBoxの施策テンプレートの最大の価値です。
まとめ:年末の駆け込み需要を最大化するために
- 医療費控除は強力な意思決定の後押し。患者さんに積極的に情報提供すべき
- 10月から準備を開始し、11月に知識提供、12月に行動促進の2段階で施策を実行
- 3つのキーメッセージで自分ごと化→知識提供→タイムリミット提示
- 値引きではなく制度案内という切り口で医院のブランドイメージを維持
- セグメント配信で自費診療に関心のある患者さんにピンポイントでアプローチ
- ToolsBoxの年末テンプレートで段階的な配信スケジュールを自動構築
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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