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業種別ヒント11分

説明時間が半分に!歯科治療の理解を深める患者教育ツール活用法

模型やタブレットを使った効果的な患者教育の方法を解説。視覚的に分かりやすい説明で、患者の理解度を高め、診療時間を短縮するテクニック。

患者さんへの説明時間が医院の生産性を左右する

タブレットで歯科治療の説明をする女性歯科医師と患者、説明時間が半分に短縮タブレットで歯科治療の説明をする女性歯科医師と患者、説明時間が半分に短縮

歯科医院で最も時間がかかる業務のひとつが患者さんへの治療説明です。治療内容、費用、リスクの説明に10〜15分かけることも珍しくありません。1日20人の患者さんを診察する医院では、説明だけで3〜4時間を費やしていることになります。患者教育ツールを効果的に活用することで、説明時間を短縮しながら患者さんの理解度と満足度を同時に高めることが可能です。

口頭説明だけでは患者さんに伝わらない理由

田辺さん、歯科の先生って治療の説明にすごく時間をかけていますよね。でも患者さんから「よく分からなかった」と言われることもあるって聞きました。何が問題なんでしょうか?

最大の問題は「口頭だけでは専門的な内容が伝わりにくい」ということです。歯科の治療は口の中という自分で見えない場所の話ですし、使われる用語も専門的。「遠心面のカリエスが象牙質まで進行しているので…」と説明されても、患者さんにはイメージが湧きませんよね。

確かに(笑)。何を言っているのか全然分からないです。アパレルでいうと、素材の特性を専門用語で説明しても「?」ってなるお客さんが多くて、実際に触ってもらったり見せたりした方がずっと伝わるんですよね。

まさにそうです。人間は情報の約65%を視覚から得ていると言われています。口頭説明だけでは理解度は20〜30%程度ですが、視覚的な資料を併用すると理解度が60〜70%に跳ね上がるんです。だから患者教育ツールの活用が重要なんです。

歯科医院で使える患者教育ツールの種類

歯科医師がタブレットで患者に治療説明をし説明時間を半分に短縮する様子歯科医師がタブレットで患者に治療説明をし説明時間を半分に短縮する様子

具体的にどんなツールがあるんですか?

大きく分けて4種類あります。まず顎模型・歯牙模型。実物大の模型で「ここが虫歯です」と指差しながら説明すると格段に分かりやすくなります。2つ目は口腔内カメラ。患者さん自身の歯をモニターに映して見せる。自分の歯の状態を初めて見る患者さんは驚くことが多く、治療の必要性を実感してもらえます。

自分の歯の状態を見られるのはインパクトがありそうですね!

3つ目はタブレット端末での説明アプリ。治療の流れをアニメーションで見せるアプリがいくつか出ています。虫歯の進行、根管治療、インプラントの手順などを分かりやすいアニメーションで表示できます。4つ目は説明用リーフレット・パンフレット。持ち帰れる紙媒体は家で家族と相談する際にも役立ちます。

患者教育ツールの導入で得られる具体的効果

これらのツールを使うと、具体的にどんな効果がありますか?

大きく3つの効果があります。1つ目は先ほどお話しした説明時間の短縮。視覚的に説明すると口頭だけの場合と比べて平均で40〜50%時間が短くなります。2つ目は自費診療の成約率向上。治療内容を正しく理解した患者さんは自費治療を選択する率が高くなります。ある調査では自費率が20%向上した事例もあります。

説明が分かりやすいと「この先生に任せたい」って思いますもんね。

その通りです。3つ目はトラブルの防止。「聞いていなかった」「こんなはずじゃなかった」というクレームの多くは説明不足が原因です。視覚的に分かりやすく説明し、その記録を残しておけば、トラブルを未然に防げます。

説明後のフォローでさらに効果を高める

診察室で説明を聞いても、家に帰ったら忘れてしまうことってありますよね。フォローの方法はありますか?

まさにそこが重要なポイントです。説明内容を後からLINEで送ることで理解の定着を図れます。例えば治療方針の概要や費用の目安をメッセージで送れば、患者さんは帰宅後に落ち着いて確認できますし、家族に相談する際にも使えます。

ToolsBoxでそういうフォローメッセージを自動で送れるんですか?

はい。ToolsBoxでは来院後に自動で治療カテゴリに応じたフォローメッセージを配信する仕組みを作れます。例えば「本日はインプラントのご相談ありがとうございました。ご説明した内容のまとめをお送りします」という形で、治療別のメッセージテンプレートを用意しておけば、タグをつけるだけで自動配信されます。ツールLでもステップ配信は可能ですが、治療カテゴリ別にテンプレートを一括管理できるのはToolsBoxならではの利便性です。

患者さんが迷っている段階でフォローが来ると、決断の後押しになりますよね。すごく良い仕組みですね。

まとめ:患者教育ツールで診療の質と効率を両立

  • 口頭説明だけでは理解度20〜30%、視覚ツール併用で60〜70%に向上
  • 口腔内カメラ・模型・タブレットアプリを状況に応じて使い分ける
  • 説明時間は平均40〜50%短縮でき、自費診療の成約率も向上
  • 説明内容を後からLINEで送付することで理解の定着と家族相談をサポート
  • ToolsBoxのタグ+自動配信で治療別のフォローメッセージを効率的に運用
田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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