読まれる歯科通信の作り方!患者様との絆を深める情報発信術
患者様に喜ばれる歯科医院通信の作成方法を解説。健康情報の選び方から、スタッフ紹介の書き方まで、開封率90%を実現するコツを公開。
なぜ歯科医院通信がリピート率を劇的に高めるのか
読まれる歯科通信の作り方で患者様との絆を深める情報発信のイラスト
定期検診のリマインドだけでは、患者さんとの関係は「医療提供者と受診者」の域を出ません。歯科医院が定期的に情報発信を行うことで、患者さんとの関係は「かかりつけの先生」へと進化します。紙の通信でもLINEでの配信でも、大切なのは「読みたくなる」コンテンツを継続的に届けること。開封率90%を実現している医院の実践テクニックを紹介します。
通信を出す意味を正しく理解する
田辺さん、歯科医院の通信って正直、待合室でもらっても読まずに捨てちゃう人が多いイメージがあるんですが…。
ストレートなご意見ですね(笑)。確かに「読まれない通信」は多いです。理由は明確で、「医院が伝えたいこと」を書いているからです。患者さんが読みたいのは「自分に役立つ情報」。新しい機器の紹介や院長の学会参加報告は、残念ながら患者さんにとっては興味の薄い情報なんです。
じゃあ何を書けばいいんですか?
患者さんの日常に役立つ情報です。例えば「食後すぐの歯磨きはNG?正しいタイミングとは」とか「歯ぎしりを放置するとどうなる?セルフチェック5項目」のような。「へぇ〜」「知らなかった!」と思ってもらえるコンテンツが、読まれる通信の鉄則です。
月別コンテンツカレンダーの作り方
笑顔になる歯科通信をスマホで読む女性スタッフのイラスト
毎月ネタを考えるのが大変そうですが、何かコツはありますか?
季節に紐づけたコンテンツカレンダーを年初に作っておくのがベストです。1月は「お正月の食べ過ぎと歯の関係」、3月は「花粉症と口呼吸が歯に与える影響」、6月は「梅雨時期の歯周病リスク」、8月は「夏休みの子どもの歯のケア」、12月は「年末年始の歯科トラブル対処法」。季節ネタは尽きることがないので、12ヶ月分を事前に企画できます。
季節ごとにテーマが自然と決まるのはいいですね!ネタ切れの心配がなくなります。
加えて、毎月固定のコーナーを2つ設けることをおすすめします。1つは「スタッフ紹介」。毎月1人ずつ、趣味や好きな食べ物など人柄が伝わる内容を掲載する。もう1つは「患者さんの声」。許可をいただいた方の感想を紹介する。この2つの固定コーナーがあれば、コンテンツの半分は自動的に決まります。
紙の通信 vs LINE配信:どちらが効果的か
紙の通信とLINEでの配信、どちらがおすすめですか?
結論から言うと「両方」がベストです。なぜなら、紙とLINEでは得意なシーンが違うからです。紙の通信は待合室に置いておけば来院時に読んでもらえる。手に取る物理的な体験があるので印象に残りやすい。一方LINEは来院していない期間に接点を維持できる。開封率もメールの3〜5倍。理想は紙で詳しい内容を、LINEでダイジェスト版を配信するハイブリッド方式です。
ToolsBoxのメッセージテンプレート機能を使えば、紙の通信の内容をLINEメッセージ用に再編集して月1回自動配信する仕組みが作れます。配信日を毎月1日に固定して、毎月自動で届くようにすると「来月の通信が楽しみ」という期待感が生まれます。
開封率90%を実現するLINE配信のテクニック
LINEの開封率90%ってすごいですね。どうすればそんな数字が出るんですか?
3つのテクニックがあります。1つ目は配信時間を「お昼休み12:00〜12:30」に固定すること。この時間帯はスマホを見る人が最も多く、開封率が高くなります。2つ目は冒頭の1行で「読む理由」を作ること。「知ってましたか?歯磨きのベストタイミングは食後30分後です」のように、意外性のある事実から始めると最後まで読まれやすくなります。
3つ目は何ですか?
3つ目は読んだ人に小さなアクションを促すことです。「今月の歯ブラシ交換チェック→タップで診断」のようにリアクションボタンを付ける。これにより一方通行の情報発信ではなく双方向のコミュニケーションになり、患者さんとの関係が深まります。ToolsBoxではリッチメッセージのテンプレートが豊富に用意されているので、ボタン付きメッセージも簡単に作成できます。
なるほど。ただ情報を流すだけじゃなくて、反応してもらう仕掛けを入れるのがポイントなんですね。
まとめ:読まれる通信は「患者目線」で作る
- 「医院が伝えたいこと」ではなく「患者が知りたいこと」を書くのが読まれる通信の鉄則
- 季節ネタ+固定コーナー(スタッフ紹介・患者の声)でネタ切れを防止
- 紙とLINEのハイブリッド配信で来院時も非来院時も接点を維持
- 昼12時配信・意外性のある冒頭・アクションボタンで開封率90%を実現
- ToolsBoxのメッセージテンプレートで月1回の自動配信を手間なく継続
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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