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マーケティング15分

売上が2倍に!顧客セグメント分けの実践ガイド【テンプレート付き】

顧客を効果的にセグメント分けする方法を実例とともに解説。すぐに使えるテンプレートと、セグメント別のアプローチ方法を紹介します。

「全員に同じアプローチ」はもう限界

LINEセグメント配信で顧客分析・売上アップする雑貨店主のイラストLINEセグメント配信で顧客分析・売上アップする雑貨店主のイラスト

「全てのお客様に同じメール、同じクーポン、同じキャンペーンを送っている」——もしこの状態なら、売上の伸びしろは確実にあります。顧客セグメントとは、お客様を特徴ごとにグループ分けし、それぞれに最適なアプローチをすること。実際にセグメント配信を導入した企業では、売上が1.5〜2倍になったケースも珍しくありません。

セグメントとは何か?タグとの違い

田辺さん、セグメントってよく聞くんですけど、タグと何が違うんですか?

良い質問ですね。タグは「静的なラベル」で、セグメントは「動的なグループ」です。タグは手動や自動で付ける属性ラベルで、例えば「女性」「30代」「ネイル利用」といったもの。セグメントは複数のタグや行動データを組み合わせて自動的に分類されるグループです。

つまりタグを組み合わせてセグメントを作るんですか?

その通りです。例えば「女性」+「30代」+「直近3ヶ月来店なし」という条件で抽出されたグループが「休眠女性30代セグメント」になる。セグメントは条件に合う人が自動的に入ったり出たりするのが特徴です。来店すれば「休眠」セグメントから外れ、「アクティブ」セグメントに移る。この動的な仕組みが重要なんです。

すぐに使える基本セグメント4パターン

セグメントの考え方は分かりました。でも、どう分ければいいのか分からない人も多いと思うんですけど。

まずは基本の4パターンから始めましょう。この4つだけで、ほとんどの業種に対応できます。

  • 新規顧客:初来店・初購入から30日以内の顧客。ウェルカムシナリオで関係構築
  • アクティブ顧客:直近90日以内にリピートしている顧客。ロイヤリティを高める施策
  • 休眠顧客:90日以上来店・購入がない顧客。再来店を促すキャンペーン
  • VIP顧客:購入金額や頻度が上位10%の顧客。特別な優遇・先行案内

4パターンだけでいいんですね。もっと複雑に分けなきゃいけないのかと思ってました。

最初はシンプルでいいんです。この4つだけでも、全員に同じアプローチをしていた頃とは雲泥の差です。慣れてきたら「興味関心別」「購入商品カテゴリ別」など細分化していけばいい。最初から細かく分けすぎると、運用が追いつかなくなりますから。

セグメント別のメッセージ設計

セグメントを分けたら、それぞれにどんなメッセージを送ればいいんですか?

セグメントごとに「目的」が違うので、メッセージもそれに合わせます。新規には「信頼構築」、アクティブには「感謝と深堀り」、休眠には「思い出してもらう」、VIPには「特別扱い」がそれぞれの目的です。

具体的にどんな文面がいいですか?例えば休眠顧客向けだと。

休眠顧客向けなら、「ご無沙汰しております。〇〇がリニューアルしました」のように新しい情報を添えるのが効果的です。単に「来てください」では響きません。来なくなった理由が「飽き」なら新情報で興味を引き、「忘れていた」なら思い出させる。ToolsBoxなら休眠日数に応じて自動的にメッセージを送り分けることができます。

セグメント配信の効果測定

セグメントに分けて配信した結果、効果はどうやって確認するんですか?

セグメントごとの開封率・クリック率・コンバージョン率を比較することです。例えば休眠顧客への配信で開封率が40%、そのうち10%が再来店したなら、そのセグメント施策は成功です。次回はメッセージの文面を変えてABテストし、さらに改善を重ねていく。

数字で効果が見えると、もっとやりたくなりますね。

そうなんです。マーケティングの面白さは「仮説→実行→検証→改善」のサイクルを回すこと。セグメント配信はこのサイクルが明確に回せるので、改善の手応えを感じやすい。ToolsBoxのダッシュボードなら、セグメントごとの反応率が一覧で見られるので、比較分析も簡単です。

まとめ:まずは4つのセグメントから始めよう

顧客セグメントは複雑に考える必要はありません。「新規」「アクティブ」「休眠」「VIP」の4つに分け、それぞれに適したメッセージを届ける。これだけで配信の反応率は大きく変わります。全顧客に同じアプローチをしている状態から一歩踏み出すだけで、売上2倍も現実的な目標になります。今日から顧客リストを見直して、まずは休眠顧客を抽出することから始めてみてください。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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