ウェディング需要を掴め!ケーキ屋さんの結婚式場営業&受注ガイド
ウェディングケーキの受注から式場との連携まで。高単価案件を獲得するための営業戦略と制作ノウハウを公開。
ウェディングケーキはケーキ屋さんの最高単価商品
ウェディング需要を掴め!ケーキ屋さんの結婚式場営業&受注ガイド
ウェディングケーキは1台5万〜30万円にもなる、ケーキ屋さんにとって最も高単価な商品です。しかし多くの個人店が「うちには敷居が高い」「式場に営業する方法がわからない」と参入をためらっています。実は近年、個人ケーキ店に依頼したいという新郎新婦が増えているのが事実です。「既製品ではなく、自分たちだけの特別なケーキがほしい」というニーズをしっかり掴めば、大きな収益源になります。
ウェディング市場の変化を読む
田辺さん、ウェディングケーキって式場専属のパティシエが作るイメージがありますけど、個人店に頼む人が増えているんですか?
増えていますね。背景には「持ち込み可」の式場が増えていることがあります。以前は式場の提携先からしか選べなかったのが、今は外部からの持ち込みOKというところが増えています。持ち込み料はかかりますが、それでも個人店のオリジナルケーキを望むカップルは多いです。
Instagramで「#ウェディングケーキ」を検索すると、個人店の作品がたくさん出てきますもんね。式場の定番ケーキより圧倒的におしゃれです。
そこがチャンスなんです。SNSがそのまま営業ツールになります。作ったウェディングケーキの写真を投稿し続けることで、検索から新郎新婦が直接問い合わせてくるようになります。
式場への営業アプローチ
式場に営業するとなると、何から始めればいいですか?飛び込み営業はハードルが高そうですけど。
飛び込みよりもサンプルケーキを持参しての試食会が効果的です。まずは地元の結婚式場のウェディングプランナーに連絡を取り、「試食用のケーキをお持ちしたい」とアポを入れます。プランナーさんは常に新しい提携先を探しているので、意外と門前払いにはなりません。
試食してもらえれば、味で勝負できますもんね。
はい。そこで大事なのが提案資料を用意することです。価格表、デザインの実績写真、対応可能な装飾の種類、納品方法などをまとめたパンフレットがあると、プランナーさんが新郎新婦に紹介しやすくなります。
ウェディングケーキの価格設定と原価管理
ウェディングケーキの価格って、どう設定すればいいですか?相場がよくわからなくて…。
一般的な価格帯と内訳をお伝えしますね。
- シンプルな2段ケーキ:5万〜8万円。生クリーム+フルーツデコレーション
- デザイン入り3段ケーキ:10万〜15万円。アイシングやシュガーフラワー付き
- オリジナルデザイン:15万〜30万円。完全オーダーメイド。打ち合わせ複数回
- ゲスト向けプチケーキ:1個500〜800円×人数分。引き出物やデザートビュッフェ用
利益率はどれくらい取れるものなんですか?
ウェディングケーキの原価率は20〜30%が一般的です。通常のケーキが原価率35〜45%ですから、利益率はかなり高いです。ただし打ち合わせ時間や配送費も考慮して価格設定しましょう。特に式場への配送は時間指定が厳しいので、配送費は別途2万〜3万円を請求するのが普通です。
受注からお届けまでのフロー管理
ウェディングケーキは失敗が許されないですよね。受注から納品まで、どう管理すればいいですか?
最低でも挙式日の2か月前に初回打ち合わせを行い、以下のフローで進めます。
- 初回ヒアリング:テーマ、色、装花との調和、ゲスト数の確認
- デザイン提案:ラフスケッチまたは3Dイメージを提示
- 試食:味・食感の最終確認
- 最終確認:挙式1週間前にデザインとサイズの最終決定
- 制作・納品:前日〜当日に制作、式場へ直接搬入
やり取りが多いですね。メールと電話だけだと管理が大変そうです。
そこでLINEの活用が効果的です。ToolsBoxでお客様ごとのチャット履歴に打ち合わせ内容やデザイン画像を全て集約できます。さらにカスタムフィールドに「挙式日」「会場名」「ケーキサイズ」を登録しておけば、挙式1週間前に自動でリマインド通知が届くので、確認漏れを防げます。ツールLでもチャット管理は可能ですが、ToolsBoxでは案件単位での情報管理ができるのが大きな違いです。
まとめ:ウェディング事業でケーキ屋さんの収益を拡大
- 個人店のオリジナルケーキに対する需要は増加傾向
- 試食会でプランナーに営業するのが最も効果的
- 原価率20〜30%で通常ケーキより高利益率
- 挙式2か月前からの計画的な進行管理が成功の鍵
- ToolsBoxで打ち合わせ記録と自動リマインドを一元管理
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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