法人営業で安定収入!ケーキ屋さんの企業向け販売戦略
会社のイベントや会議用ケーキの需要を掴む方法。営業アプローチから価格設定、配送まで法人営業のノウハウを公開。
法人顧客がケーキ屋の経営を安定させる

ケーキ屋の売上は個人のお客様に依存しがちですが、実は法人顧客を開拓することで経営が大きく安定します。会社の会議用スイーツ、社員の誕生日ケーキ、取引先への手土産、忘年会・新年会のデザート──企業のケーキ需要は想像以上に多く、しかも定期的に発注してくれる可能性が高いのが特徴です。1社の法人顧客が月3回注文してくれれば、それだけで安定した売上基盤が生まれます。
法人営業のハードルは思ったより低い
田辺さん、法人営業って聞くと、営業マンがスーツを着て飛び込み訪問するイメージがあるんですが、ケーキ屋さんでもできるんですか?
飛び込み営業は必要ありません。まずは近隣の企業に試食サンプルを持って挨拶に行くだけで十分です。「地元のケーキ屋です。会議やイベントでスイーツが必要な際はぜひご利用ください」とチラシとサンプルを渡す。これだけで反応が返ってくることは多いんです。
試食サンプルは効果がありそうですね。美味しいものを食べたら、忘れられないですもんね。
はい。味を体験してもらうのが最強の営業です。特に受付や総務部門の方に渡すのがコツです。社内イベントの手配はこうした部門が担当することが多いですから。
法人向けメニューの作り方
法人向けのメニューは、個人向けとは分けたほうがいいんですか?
分けるべきです。法人のニーズは「個包装」「人数分の均等量」「予算内に収まる価格設定」の3つが重要です。ホールケーキよりも、個包装の焼き菓子セットやカットケーキの詰め合わせのほうが法人では使い勝手がいいんです。
確かに、会議で1ホールのケーキをカットして配るのは大変ですよね。
その通りです。具体的には以下のようなメニューが好まれます。
- 会議用プチケーキセット:1人1個×10個入り(2,500〜3,000円)
- 焼き菓子ギフトボックス:手土産用(1,500〜3,000円)
- パーティー用アソートプレート:忘新年会向け(5,000〜10,000円)
- 社員バースデーケーキ:名前入りホールケーキ(3,000〜5,000円)
価格は税込で分かりやすく設定することが大切です。企業の経費精算では端数が出ない価格のほうが喜ばれます。
受注から配送までの仕組みを作る
法人から注文が来たとき、スムーズに対応するにはどうすればいいですか?
ここが最も大切な部分です。法人顧客は「手間なく確実に届く」ことを最も重視します。注文のたびにメニューを一から確認するのは面倒ですから、LINE経由で前回と同じ注文をワンタップで繰り返せるようにしておくと、リピート率が格段に上がります。
リピート注文が簡単にできるのは法人にとってありがたいですね。毎回同じものを頼むケースも多いでしょうし。
はい。そして配送についても仕組みを作っておく必要があります。自社配送が可能なエリアを明確にし、配送料の基準を決める。近隣なら無料、遠方なら有料と設定しておけば、注文時に迷いが生じません。
法人顧客をLINEで管理する
法人のお客様ってどうやって管理すればいいですか?個人のお客様と一緒にしていいものか…。
ToolsBoxでは、お客様にタグを付けて管理できます。「法人顧客」タグを付けておけば、法人向けの案内だけを配信することが可能です。たとえば「年末の手土産シーズンに向けて、焼き菓子ギフトの早期割引受付を開始しました」という案内は、法人顧客にだけ送ればいい。個人のお客様に送ったら的外れですからね。
セグメントを分けて配信できるのは便利ですね。ツールLでもタグ管理はできますが、施策と連動しているところがToolsBoxの強みですか?
はい。ToolsBoxでは「法人営業」という施策を選ぶだけで、法人向けの注文フォーム、リピート注文の仕組み、季節ごとの提案配信がセットで構成されます。個別に設定する必要がないので、本業のケーキ作りに時間を使えます。
まとめ:法人営業で売上を安定させる方法
- 近隣企業に試食サンプルを持参して、まずは味を知ってもらう
- 法人向けメニューを別途用意し、個包装・予算対応の商品を揃える
- LINE経由のリピート注文を簡便化して、継続発注を促進
- 配送エリアと料金を明確化し、注文時の迷いを排除
- ToolsBoxのタグ管理と施策テンプレートで法人顧客への提案配信を自動化
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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