誕生日クーポンで来店率90%!感動を生む記念日マーケティング
誕生日や記念日を活用した効果的なマーケティング手法を解説。来店率90%を達成した実例をもとに、具体的な実施方法を紹介します。
誕生日は最強のマーケティングチャンス
誕生日クーポンで来店率90%を達成する記念日マーケティングのイラスト
年に1回しかない誕生日。この特別な日に届くメッセージは、普段のメッセージの5倍以上の開封率を記録します。なぜなら、人は自分の誕生日に届くお祝いメッセージに対して圧倒的にポジティブな感情を抱くから。この心理を活用した「記念日マーケティング」は、コストパフォーマンスが最も高いリピート施策の一つです。
なぜ誕生日クーポンは効果が高いのか
田辺さん、私も誕生日に届くメッセージって嬉しいです。でもお店から届くメッセージって「あ、また営業か」って思われませんか?
ここが重要なポイントで、誕生日メッセージだけは「営業」と感じさせにくいんです。なぜなら、誕生日を覚えていてくれたという事実そのものが嬉しいから。特に「個人のお店が自分の誕生日を覚えていてくれた」という体験は、大手チェーンのシステマチックな誕生日メールとは全く印象が違います。
確かに。行きつけのカフェから「お誕生日おめでとうございます」ってLINEが来たら、それだけで嬉しいかも。そこにクーポンまでついてたら絶対行きますよね。
そうなんです。実際にデータを見ると、誕生日クーポンの利用率は通常クーポンの3倍以上。あるサロンでは誕生日クーポンの利用率が90%を超えたケースもあります。
効果的な誕生日クーポンの設計方法
LINEで誕生日クーポンを配信して来店率アップする花屋のイラスト
ポイント1:特別感のある特典を用意する
通常のクーポンと同じ割引率では「特別感」がありません。誕生日だけの限定メニューや、普段やっていないサービスを特典にするのがおすすめです。例えば美容室なら「バースデー限定トリートメント無料」、飲食店なら「バースデーデザートプレート」。金額的な割引よりも、「ここでしか体験できないもの」のほうが感動を生みます。
ポイント2:メッセージは「お祝い」がメイン
メッセージの書き方にもコツがあるんですか?
絶対に守ってほしいのは、メッセージの主役は「お祝い」であって「クーポン」ではないということ。最初に心からのお祝いの言葉を伝えて、その後に「ささやかですが特別なプレゼントをご用意しました」とクーポンを添える。順番が逆だと営業感が出てしまいます。
ポイント3:有効期間は誕生日月いっぱい
誕生日当日だけ有効だと使いにくいので、誕生日月の1ヶ月間を有効期限にするのがベスト。「今月中にぜひお越しください」という形にすれば、お客様の都合に合わせて来店できます。
誕生日データの収集方法
でもそもそもお客様の誕生日ってどうやって集めればいいんですか?わざわざ聞くのも気が引けますよね。
一番スマートな方法は、LINE友だち追加時のアンケートで聞くことです。「誕生月を教えていただくと、バースデー特典をお届けします」と伝えれば、多くの方が喜んで教えてくれます。あるいは会員カードやポイントカードを作るときに誕生日欄を設けるのも定番ですね。
ToolsBoxのカスタムフィールド機能を使えば、お客様のプロフィールに誕生日を登録しておけます。そして誕生月になったら自動的にお祝いメッセージとクーポンが配信されるように設定する。一度設定すれば毎年自動で動き続けるので、運用の手間はゼロです。
誕生日以外の記念日も活用する
誕生日以外にも使えるタイミングってありますか?
たくさんあります。「ご登録1周年記念」が最も簡単で効果的です。友だち追加から1年経ったお客様に「いつもありがとうございます。1周年の感謝を込めて」とメッセージを送る。他にも「来店10回目記念」「通算購入金額○万円達成記念」など、お客様のマイルストーンを祝う施策は全般的に効果が高いですね。
さらにユニークなのは「お店の開業記念日」。「おかげさまで3周年を迎えました。日頃の感謝を込めて」という形で全員にクーポンを配信する。お客様にとっては突然のプレゼントなので喜ばれますし、お店側もイベント感を出せて一石二鳥です。
記念日って作ろうと思えばいくらでも作れますね。でもやりすぎると「またか」ってなりませんか?
その通り。年に3〜4回が適切です。誕生日、登録記念、お店の周年記念、あと1つ何か。これくらいのペースなら「お、嬉しい」という気持ちを維持できます。頻度よりも1回1回の質を大切にしてください。
誕生日クーポンって、お客様に喜んでもらえて売上にもつながる、本当にwin-winの施策ですね。まずは誕生日データの収集から始めてみます。
記念日マーケティングは、お客様との絆を深めながら売上を伸ばせる稀有な施策です。まずはLINE友だち追加のアンケートに「誕生月」の項目を追加するところから始めましょう。その一歩が、感動体験の提供への第一歩になります。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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