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ブライダル需要を掴む!美容室の結婚式ヘアメイク参入法

美容室でブライダルヘアメイクを始める方法を解説。必要な準備、料金設定、式場との提携方法など、結婚式需要を取り込む具体的なステップをご紹介します。

美容室のブライダル参入は「高単価×指名率」のビジネス

ブライダル需要を掴む!美容室の結婚式ヘアメイク参入法ブライダル需要を掴む!美容室の結婚式ヘアメイク参入法

ブライダルヘアメイクの市場は、一回あたりの単価が3万〜8万円と非常に高く、美容室にとって魅力的な収益源です。しかも結婚式という人生の一大イベントだからこそ、「信頼できる美容師にお願いしたい」というニーズが強い。普段からカットやカラーで信頼関係を築いている美容室こそ、ブライダル需要を取り込むのに最適なポジションにいるのです。

ブライダル参入の3つのメリット

田辺さん、美容室がブライダルヘアメイクを始めるメリットって具体的にどんなものがありますか?

大きく3つのメリットがあります。第一に、先ほども触れましたが客単価の圧倒的な高さ。通常のカットが5,000円前後なのに対し、ブライダルヘアメイクは3万〜8万円。第二に、紹介の連鎖。結婚式に出席したゲストが「あの花嫁さんのヘアメイク素敵だったね」と話題にしてくれる。第三に、既存客の深い信頼獲得。人生の大切な日を任せてもらえた経験は、その後のリピートにも強くつながります。

結婚式のゲストからの紹介って、新規集客としても強力ですよね。しかも「結婚式のヘアメイクを担当した美容室」という肩書きは信頼度が違う。

その通りです。さらに言えば、結婚式の前にはヘアカラー、トリートメント、フェイシャルエステなどの施術も増えるので、ブライダル本番だけでなく準備期間中の売上も上がります。一組のカップルから得られる総売上は10万円を超えることも珍しくないんです。

ブライダルヘアメイクに必要な準備

ブライダルを始めるにあたって、特別な資格や設備は必要ですか?

美容師免許があれば特別な資格は不要です。ただし、いくつかの準備は必要です。

  • ブライダルヘアメイクの技術習得:セミナーや講習会に参加。ウェディングドレスに合うアップスタイルや和装のヘアセットの技術
  • ポートフォリオの作成:実績がない段階ではモデルを使った撮影で作品集を作る
  • 出張対応の準備:式場やホテルへの出張セット一式(ヘアアイロン、ピン類、メイク道具など)
  • 打ち合わせの流れの整備:ヒアリングシート、リハーサルの進め方、当日のタイムスケジュール

ポートフォリオは大事ですね。花嫁さんは実際の仕上がりを見て決めたいでしょうから。

はい。特にInstagramでのポートフォリオ公開は効果的です。「#ブライダルヘア」「#ウェディングヘアメイク」などのハッシュタグをつけて投稿すれば、結婚式を控えた花嫁候補に直接リーチできます。実績が増えてきたら、お客様の許可を得て実際の結婚式の写真を掲載すると、説得力がさらに増しますよ。

料金設定のポイント

ブライダルの料金って、どう設定すればいいですか?高すぎても安すぎても不安ですよね。

料金設定の基準は地域の式場の美容室の相場を参考にするのがベストです。式場専属の美容室は5万〜8万円が相場ですから、外部の美容室としては少しお手頃な3万〜6万円のレンジが競争力があります。

式場専属より安いけど、普段から通っている信頼できる美容師にやってもらえるなら、花嫁さんにとっては最高の選択肢ですね。

まさにそれが美容室ブライダルの最大の強みです。メニュー構成としてはパッケージ化がおすすめです。「ヘアセットのみ」「ヘア+メイク」「ヘア+メイク+リハーサル」の3段階にすると選びやすい。リハーサル込みのプランが最も選ばれやすく、リハーサル当日にカラーやトリートメントの追加注文も入りやすいです。

式場との提携方法

結婚式場と提携するのは難しそうなイメージがありますが、どうアプローチすればいいですか?

いきなり大手式場に営業するのはハードルが高いので、まずは小規模なレストランウェディングやガーデンウェディングの会場からアプローチするのが現実的です。こうした会場は専属の美容師がいないことが多く、外部からの提携を歓迎してくれます。

小さな会場から実績を積んでいくわけですね。

はい。あとはウェディングプランナーとの関係構築も重要です。フリーランスのウェディングプランナーは、信頼できるヘアメイクの提携先を常に探しています。プランナーに実績ポートフォリオを見せて、1〜2組をお試しで担当させてもらう。結果が良ければ、継続的に紹介してもらえるようになります。

既存客へのブライダルPR方法

既存のお客様にブライダルサービスを始めたことを知らせるのも大事ですよね。

非常に大事です。意外と「自分の美容室がブライダルもやっていると知らなかった」というお客様は多いんです。告知方法は複数のチャネルを使います。

  • LINE配信:「ブライダルヘアメイク始めました」のお知らせを全友だちに配信
  • 店内POP:施術席やレジ横にブライダルメニューのリーフレットを設置
  • Instagram:ブライダルヘアの作品を定期的に投稿
  • 紹介特典:「花嫁を紹介してくれた方に次回施術50%OFF」などの特典

友達の結婚式が決まったときに「私が通っている美容室でブライダルヘアやってるよ」と紹介してもらえたら最強ですね。

その紹介を促すために、ToolsBoxのセグメント配信が役立ちます。例えば20代後半〜30代の女性客にだけ「ブライダルヘアメイクのご案内」を送る。ターゲットを絞ることで、「自分に関係ある情報だ」と感じてもらいやすくなります。ToolsBoxのタグ機能で年代や属性を管理しておけば、こうしたピンポイントな配信が簡単にできますよ。

まとめ:ブライダル参入で美容室の可能性を広げる

ブライダルヘアメイクへの参入は、美容室の収益構造を大きく改善する可能性を秘めています。高単価、紹介の連鎖、既存客との信頼深化。小規模な会場から実績を積み、Instagramでポートフォリオを公開し、LINE経由で既存客にPRする。ToolsBoxのセグメント配信とシナリオ機能を活用すれば、ブライダル需要の獲得から結婚式後のフォローアップまで一貫した顧客体験を提供できます。まずはモデル撮影でポートフォリオを作るところから始めてみてはいかがでしょうか。

田辺一雄

田辺一雄

株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。

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