店販売上が月50万円超え!美容室で物販を成功させる7つのコツ
美容室での商品販売を成功させる具体的な方法を解説。押し売りにならない提案術から、在庫管理、ディスプレイの工夫まで、売上アップの秘訣を公開。
美容室の物販は「押し売り」ではなく「処方」である
店販売上が月50万円超え!美容室で物販を成功させる7つのコツ
「店販は苦手」「お客様に商品を勧めるのは気が引ける」という美容師は少なくありません。しかし、美容室での物販はお客様のヘアケアを完成させる「処方」であり、適切に行えばお客様にも喜ばれ、売上にもなる一石二鳥の施策です。本記事では、押し売りにならない物販テクニックを7つのコツに分けて解説します。
なぜ美容室の物販が重要なのか
田辺さん、美容室の物販ってそんなに重要なんですか?技術で稼ぐのが本筋のような気もしますが。
技術売上はもちろん大切ですが、物販は利益率が高いのが大きなメリットです。施術の粗利率が50〜60%なのに対して、物販の粗利率は40〜50%。一見似ていますが、物販は施術時間がかからないんです。つまり、1時間あたりの利益で考えると物販は非常に効率的です。
なるほど!施術中についでに提案するだけで、追加の売上が立つわけですね。
さらに、物販を買ったお客様はリピート率が1.5倍高いというデータもあります。自宅でサロン品質のケアをすると、次の来店時の仕上がりが良くなり、それが満足度につながって通い続ける。好循環が生まれるんです。
コツ1〜3:提案の仕方を変える
具体的なコツを教えてください。まず、どうやって提案すれば押し売りにならないんですか?
最初の3つのコツは提案方法に関するものです。
- コツ1:施術中に「使って見せる」:説明するだけでなく、実際にお客様の髪に使いながら効果を体感してもらう
- コツ2:悩みに対する解決策として提案する:「この商品いいですよ」ではなく「さっきおっしゃっていた広がりの悩み、これを使うと抑えられますよ」と悩みに紐づける
- コツ3:「使わなくてもいい」選択肢を与える:「もし気になったら試してみてください」と引き際を見せることで、お客様の心理的ハードルが下がる
コツ3の「引き際を見せる」って大事ですね。アパレルでも「無理に買わなくていいですよ」と言った方が、結果的に買ってもらえることが多かったんです。
人間の心理として、「押されると引く、引かれると寄る」という傾向がありますからね。プロとして提案はするけど、判断はお客様に委ねる。このスタンスが長期的な信頼につながります。
コツ4〜5:ディスプレイと仕組みの工夫
商品の見せ方にもコツがあるんですか?
はい。ディスプレイは物販売上に直結します。
- コツ4:レジ横にお試しサイズを置く:フルサイズは高くて迷うお客様も、ミニサイズなら気軽に買える。「まずは試してみてください」の一言を添える
- コツ5:POPで「スタッフのおすすめ」を表示:手書きのPOPで「私も毎日使ってます!」と書くだけで、お客様の購買率が2倍に上がるケースも
手書きPOPの効果は、アパレルでも実証済みです!プリントされたきれいなPOPより、手書きの方が目を引くんですよね。
手書きには「この人が本当におすすめしている」という温かみがありますからね。スタッフごとに推し商品を決めて、それぞれがPOPを書くと、お客様との会話のきっかけにもなります。
コツ6〜7:データ活用とリピート購入の仕組み
残りの2つは何ですか?
データ活用とリピートの仕組みです。
- コツ6:購入履歴をカルテに記録する:前回購入した商品を把握しておき、「あのシャンプー、使い心地はいかがでしたか?」と声をかける。これだけでリピート購入率が格段に上がる
- コツ7:LINEで使い切りタイミングにリマインド:シャンプーなら約2ヶ月で使い切るので、購入から6週間後に「そろそろ無くなる頃かと思います。次回ご来店時にご用意しておきましょうか?」とメッセージを送る
コツ7のリマインドは自動化できたら最強ですね!
ToolsBoxなら、商品購入のタグを付けた時点から、自動的に6週間後にリマインドメッセージを送信するシナリオが組めます。スタッフが覚えている必要がないので、お客様が増えても漏れなくフォローできます。
まとめ:物販は「お客様の味方」になること
美容室の物販成功の鍵は、「売る」のではなく「お客様の髪の悩みを解決する手段として提案する」というマインドセットの転換です。7つのコツを1つずつ実践していけば、自然と物販売上は伸びていきます。まずは今月、施術中に1人のお客様に商品を使って見せるところから始めてみてください。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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