イベントで話題作り!美容室の集客イベント企画術
美容室で成功するイベント企画のコツを解説。ヘアショー、親子イベント、コラボ企画など、集客と認知度アップにつながるイベントアイデアをご紹介します。
美容室がイベントを開催すべき3つの理由
イベントで話題作り!美容室の集客イベント企画術
美容室の集客というと、ホットペッパーや広告を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、イベントを活用した集客には、広告だけでは得られない大きなメリットがあります。地域密着型の美容室が話題になり、ファンを増やし、リピーターを生むイベント企画のノウハウを、具体例とともに解説します。
- 新規顧客の獲得:普段美容室に入りにくいと感じている方にも、イベントなら参加しやすい
- 既存顧客のロイヤリティ向上:特別な体験を提供することで、「この美容室が好き」という感情的なつながりが生まれる
- SNSでの拡散:イベントの様子は写真映えするため、お客様が自発的にSNSで拡散してくれる
予算別イベントアイデア5選
田辺さん、美容室のイベントって大掛かりなものを想像してしまいますが、小さなお店でもできるものなんですか?
もちろんできます。むしろ小規模だからこそできるアットホームなイベントのほうが、地域のお客様には刺さるんです。予算別に5つのアイデアを紹介しますね。
ぜひ教えてください!予算がかからないものから始められると嬉しいです。
まず予算ゼロでできるものから。1つ目は「ヘアアレンジ教室」です。閉店後の30分で、簡単なヘアアレンジを教えるワークショップ。材料費はゼロ、スタイリストの技術だけで開催できます。参加者にはドリンクを用意するくらいですね。
- 予算0円:ヘアアレンジ教室(閉店後30分、参加者5〜8名程度)
- 予算5,000円:親子カットイベント(子供カット割引+お菓子のプレゼント)
- 予算1〜2万円:地元カフェとのコラボイベント(カット+コーヒーセット)
- 予算3〜5万円:季節のヘアショー(モデル3〜5名でヘアショーを開催、SNS配信あり)
- 予算10万円〜:周年記念パーティー(お客様感謝祭、抽選会つき)
ヘアアレンジ教室はすごくいいですね!参加してくれた方がSNSに投稿してくれそうだし、次の来店につながりそう。地元カフェとのコラボも面白いです。
コラボイベントはお互いの顧客を交換できるのが最大のメリットです。カフェのお客様は美容室を知り、美容室のお客様はカフェを知る。地域のお店同士が協力することで、広告費をかけずに新規顧客を獲得できるんです。
集客を成功させる告知の仕方
イベントを企画しても、告知がうまくいかないと人が集まりませんよね。どうやって効果的に告知すればいいですか?
告知は3段階に分けて行うのがベストです。第1段階はイベント3週間前の「予告」。LINEとSNSで「こんなイベントやります!」と情報を出す。第2段階は2週間前の「詳細告知+受付開始」。第3段階は3日前の「リマインド+残席案内」です。
3段階に分けるんですね。一度告知して終わりだと見逃されちゃいますもんね。
その通りです。特に効果が高いのは「残席あとわずか」という緊急性のあるリマインドです。ToolsBoxを使えば、イベント告知から受付、リマインドまでを一つの施策としてまとめて管理できます。申し込みフォームをLINEで配信して、申込者には自動で確認メッセージを送る。前日にはリマインドを自動配信。この一連の流れをシナリオ機能で設定しておけば、毎回のイベントで使い回せます。
親子イベントで新規顧客を大量獲得
親子カットイベント、具体的にはどんな内容で開催すればいいですか?子供連れのお客様って美容室にとって大事な層ですよね。
非常に重要な層です。子供のカットをきっかけにママが通い始めるというパターンは多いです。具体的には、夏休みや春休みに「親子カットday」を開催します。子供カット1,500円の特別価格で、ママのカットも10%OFF。さらに子供には風船やお菓子のプレゼントをつけます。
子供が喜ぶと、お母さんの満足度も上がりますよね。「この美容室なら子供も連れて行ける」って思ってもらえたら、継続的に来店してもらえそう。
その通りです。大切なのは「子供歓迎」の姿勢を明確に打ち出すことです。キッズスペースがなくても、iPad でアニメを見せられるようにする、子供用のケープを用意する、といった小さな工夫で十分です。イベント参加者にはLINE登録を促して、次回のイベント告知や通常メニューのクーポンを配信する流れを作りましょう。
イベント後のフォローで固定客化する
イベントは一過性のもので終わらせないのが大切ですよね。参加してくれた方をどうフォローすればいいですか?
イベント後のフォローが集客イベントの成否を決める最大のポイントです。具体的には3つのアクションを必ず実行してください。
- 当日中:イベントの写真をSNSに投稿(参加者にタグ付け許可をもらう)
- 翌日:参加者にLINEでお礼メッセージ+次回来店クーポンを送信
- 1週間後:イベントで撮影した写真データをLINEで共有
写真データの共有は嬉しいですね。自分では撮れないプロが撮った写真をもらえると、お客様も喜びそう。その写真をまたSNSに投稿してくれる可能性もありますよね。
まさにそれが狙いです。お客様自身が広告塔になってくれるんです。ToolsBoxでイベント参加者にタグを付けておけば、次回のイベント告知はその方々に優先的に配信できます。「前回参加された方限定の先行受付」という形にすれば、特別感が出てリピート参加率も上がりますよ。
イベントを繰り返すことでコミュニティが育っていく感じですね。単なる「美容室に行く」から「好きなお店を応援する」に変わっていく。
その変化が起きたら、価格競争とは無縁の経営が実現します。「この美容室が好きだから通う」というファンを、イベントを通じて一人ずつ増やしていきましょう。
まとめ:小さなイベントが大きなファンを生む
美容室のイベントは、大規模である必要はありません。お客様に「楽しかった」「また参加したい」と思ってもらえる体験を提供することが最も大切です。ヘアアレンジ教室のような手軽なものから始めて、反応を見ながら規模を拡大していきましょう。イベントで生まれたつながりが、長く通い続けてくれるファンを育てます。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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