法人契約で売上安定!企業向け美容室サービスの作り方
美容室で法人契約を獲得する方法を徹底解説。福利厚生としての提案、料金体系、契約書の作り方など、企業向けサービス展開の具体的なステップをお伝えします。
法人契約は美容室の「第二の収入源」になる
法人契約で売上安定!企業向け美容室サービスの作り方
個人客だけに依存する経営は、景気やトレンドの影響を受けやすい不安定な構造です。そこで注目したいのが法人契約。企業の福利厚生として美容室サービスを提供する仕組みです。1社と契約するだけで月に5〜10人の安定した来客が見込めるため、売上の底上げと安定化を同時に実現できます。今回は、法人契約の獲得方法から運用までを詳しく解説します。
なぜ企業が美容室と契約するのか
田辺さん、企業が美容室と法人契約するってイメージが湧かないんですが、どんな需要があるんですか?
実は最近、福利厚生の一環として美容室の割引を提供する企業が増えています。社員の満足度向上やリフレッシュ目的ですね。特にIT企業やクリエイティブ系の企業では「身だしなみは仕事のパフォーマンスに影響する」という考え方が浸透しています。
たしかに、髪がきれいだと自信が出て仕事にも良い影響がありそう。福利厚生って言われると企業の人事部も検討しやすいですよね。
そうなんです。さらに営業職が多い会社にとっては、社員の身だしなみは会社のイメージに直結します。「社員の美容費を一部補助する」という福利厚生制度を提案すると、意外と前向きに検討してくれる企業は多いんです。
法人向けプランの設計方法
法人向けのプランって、個人向けとどう違うんですか?
法人プランの設計で大事なのは「企業にとって管理しやすい」ことと「社員にとって使いやすい」ことの両立です。
- 基本プラン:社員は通常価格の15%OFFで利用可能。企業側の費用負担なし
- 補助付きプラン:企業が月額1人あたり2,000円を補助。社員は実質30%OFFで利用可能
- フルサポートプラン:企業が月額1人あたり5,000円を負担。社員はカット無料、カラー等は割引価格で利用可能
基本プランなら企業の費用負担がゼロなんですね。これなら提案のハードルが低い!
はい。まずは企業負担ゼロの「割引提携」から始めるのがおすすめです。企業としては「福利厚生を追加できた」という実績になり、社員は割引で嬉しい。サロンは新規客が安定的に増える。三方よしの仕組みです。
法人営業のアプローチ方法
法人にアプローチするって、営業経験がないオーナーさんには難しくないですか?
飛び込み営業をする必要はありません。まずは既存客の中から企業の人事・総務担当者を探すのが最も簡単なアプローチです。カルテに職業情報があれば、そこからアタックできます。
具体的には「〇〇さんの会社で、福利厚生として美容室の割引をご利用いただけるプランがあるんですが、人事のご担当者にご紹介いただけませんか?」と聞くだけです。紹介なのでアポイントが取りやすく、成約率も高いんです。
なるほど、既存のお客様を起点にするなら営業の敷居が下がりますね。紹介なら信頼もある。
法人契約の管理をシステム化する
法人契約が増えてくると、管理が大変になりませんか?どの社員がどの企業の契約で、割引率はいくらで、みたいな。
ここがシステム化のポイントです。ToolsBoxのタグ機能を使えば、企業名のタグを付けるだけで法人契約者を一元管理できます。「株式会社〇〇」タグが付いたお客様は自動的に15%OFF、という設定が可能です。
さらに月末に「法人契約利用レポート」を自動生成して、契約企業の人事担当者に送付することもできます。「今月は御社から8名のご利用がありました」というレポートは、企業側が福利厚生の効果を社内で報告する材料にもなります。
企業側にとっても「うちの福利厚生は利用されてますよ」という報告ができるのは良いですよね。社内での評価にもつながる。
法人契約から個人リピーターへの転換
法人契約のもう一つの大きなメリットは、法人経由で来た社員が個人のリピーターになることです。会社を辞めたり転職しても、サロンが気に入ればそのまま通常料金で通い続けてくれる。法人契約は新規客の安定的な供給源として機能するんです。
法人契約がなくなっても、個人として残ってくれるならリスクが低いですね。
はい。だからこそ法人経由のお客様にも個人のLINE登録を促すことが重要です。ToolsBoxのLINE登録フローを使えば、法人契約のお客様にも自然にLINE登録してもらえます。そうすれば法人契約が終了しても、個人としてのコミュニケーションが継続できます。
まとめ:法人契約で経営の安定基盤を作る
法人契約は、一度仕組みを作れば安定的に新規客を供給してくれる第二の収入源です。まずは既存客を起点にした紹介営業から始め、企業負担ゼロの割引提携プランで実績を作りましょう。ToolsBoxのタグ管理とセグメント機能で法人契約者を効率的に管理し、レポート配信で契約企業との関係を強化していく。個人客と法人客の両輪で、景気に左右されない強い美容室経営を目指しましょう。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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