カラーリストとして独立も可能!美容室でカラー専門メニューを確立する方法
美容室でカラー専門メニューを立ち上げ、高単価サービスとして確立する方法。技術向上から価格設定、集客方法まで、専門店化への道筋を解説。
カラー専門という差別化で美容室の未来が変わる
カラーリストとして独立も可能!美容室でカラー専門メニューを確立する方法
美容室の競争が激化する中、「何でもできます」ではなく「カラーならうちが一番」と言い切れる専門性が強力な武器になります。カラー専門メニューを確立することで、客単価アップ・口コミ増加・リピート率向上が同時に実現できます。本記事では、カラー専門メニューの立ち上げから集客まで、具体的なステップを対話形式で解説します。
なぜ今「カラー専門」が注目されるのか
田辺さん、最近「カラー専門美容室」が増えている気がしますが、なぜ注目されているんですか?
大きく3つの理由があります。まず、ヘアカラーの需要が年々拡大していること。白髪染め世代の増加と、若い世代のデザインカラー人気で、カラー市場は成長を続けています。次に、カラーは技術差が出やすいこと。カットは仕上がりの違いがわかりにくいですが、カラーは色味や持ちの違いがはっきりわかります。
確かに、カラーの失敗って目立ちますよね。色が思っていたのと違ったとか、すぐ退色したとか。
3つ目は客単価が高いこと。カットだけなら4,000〜6,000円ですが、カラー+トリートメントなら10,000〜15,000円。デザインカラーなら20,000円以上も珍しくありません。技術を武器に高単価サービスを展開できるのがカラー専門の強みです。
カラー専門メニューの設計方法
具体的にどんなメニュー構成にすればいいですか?
基本は3つのランクに分けるのがおすすめです。
- ベーシックカラー(8,000〜10,000円):白髪染め・リタッチ・ワンカラー。日常使いのスタンダードメニュー
- デザインカラー(12,000〜18,000円):ハイライト・バレイヤージュ・グラデーション。おしゃれ感を求める層向け
- プレミアムカラー(20,000〜30,000円):ブリーチ+カラー、ダブルカラー、特殊カラー。こだわり派の上級メニュー
ランク分けすると、お客様自身が「自分に合うのはどれかな」と選びやすくなりますね。アパレルでも松竹梅のプランを用意すると真ん中が一番売れましたから、同じ原理ですね。
おっしゃる通りです。真ん中のデザインカラーが一番出るので、ここの利益率を高く設定するのが経営的なポイントです。さらに、各ランクに合わせたトリートメントのセットメニューを用意すると、客単価がさらに上がります。
技術力の向上とスタッフ教育
カラー専門を名乗るなら、技術力が問われますよね。どうやってスキルアップすればいいですか?
まずカラーの勉強会やセミナーに定期的に参加することが基本です。薬剤メーカーが無料で開催しているセミナーも多いので、コストをかけずに最新のトレンドや技術を学べます。加えて、SNSでトップカラーリストの施術動画を研究する。そして、閉店後や休日にウィッグを使った練習を週1回以上行う。
スタッフ全員がカラーに強い状態を作るのは、なかなかハードルが高そうですが…。
全員が同じレベルである必要はありません。カラーリーダーを1人決めて、その人が店内勉強会を月1回開催する形で十分です。大事なのは、お客様が「このサロンはカラーにこだわっている」と感じる全体の雰囲気づくりです。
カラー専門の集客方法
カラー専門メニューを作ったとして、お客様にどう知ってもらえばいいですか?
最も効果的なのはInstagramでのビフォーアフター投稿です。カラーは写真映えするので、Instagram との相性が抜群です。さらに、LINE公式アカウントでは「今月のカラートレンド」を月1回配信して、既存客の来店動機を作る。ToolsBoxのセグメント機能で「過去にカラーを利用したお客様」だけに送れるので、無駄な配信も防げます。
カラーをしたことがあるお客様だけに送るのは賢いですね。「あなたへのおすすめ」感があって、ちゃんと読んでもらえそう。
パーソナライズされた配信は開封率が通常の2倍以上になります。お客様の前回のカラー履歴に基づいて「そろそろリタッチの時期です」とリマインドを送るのも効果的ですよ。
まとめ:カラー専門化は段階的に進めよう
カラー専門メニューの確立は一朝一夕にはできませんが、メニュー設計→技術力向上→集客の3ステップを順番に進めることで、確実に差別化されたサロンへと進化できます。まずは今月の売上のうちカラーが占める割合を確認するところから始めましょう。
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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