常連客が増える!パン屋さんのリピーター獲得戦略7選
一度来店したお客様を常連にする具体的な方法を7つ紹介。スタンプカードからLINE活用まで、すぐに実践できる施策満載。
新規獲得よりリピーター育成が重要な理由
ベーカリーがLINEテンプレートメッセージで今日のおすすめを配信する様子
マーケティングの世界では「新規顧客の獲得コストは、既存顧客の維持コストの5倍」と言われています。パン屋さんも例外ではありません。チラシを配って新しいお客様に来てもらうよりも、一度来店してくれたお客様にもう一度来てもらうほうが、はるかにコスト効率が良いのです。パン屋さんのリピート率を上げるための7つの戦略をご紹介します。
戦略1:「お客様の名前」を覚える
田辺さん、リピーターを増やすって言うと、すぐにポイントカードとか割引とかの話になりがちですけど、もっと基本的なことってありますよね。
おっしゃる通りです。最も基本的で最も効果的なのが「お客様の名前を覚えて呼ぶこと」です。名前で呼ばれるだけで、お客様は「自分は大切にされている」と感じます。パン屋さんは対面販売なので、この武器を最大限に活かすべきです。
私がアパレル店長をやっていたとき、常連のお客様は全員名前で呼んでいました。「倉内さんに会いに来たわ」って言ってくれるお客様が何人もいて、それがお店の売上の大きな支えでした。名前を覚えるのって地味だけど、一番パワフルな施策ですよね。
その通りです。カード会員になっていただければ名前を覚えやすいですが、LINE登録時に名前を聞くアンケートを設定しておけば、デジタルでも管理できます。ToolsBoxならお客様の情報を蓄積して、接客時に参照できる仕組みが作れます。
戦略2:スタンプカードの「ゲーミフィケーション」
パン屋さんでLINE公式アカウントを活用して顧客獲得と売上アップを実現する女性店長
スタンプカードは王道の施策ですけど、最近はどこでもやっているので、差別化が難しくないですか?
ただスタンプを貯めるだけでは面白味がないですよね。ゲーム要素を取り入れると効果が上がります。例えば、10個のスタンプのうち3個目と7個目に「ミニ特典」を挟むんです。3個で「ラスク1枚プレゼント」、7個で「お好きなパン100円引き」、10個で「お好きなパン1個無料」みたいに。途中に特典があることで、「あと少しで次の特典だ」というモチベーションが維持されます。
ゲームの「実績解除」みたいな感覚ですね。途中でやめるのがもったいなく感じます。
LINEのショップカード機能を使えば、紙のカードなしでこの仕組みを運用できます。ToolsBoxなら途中特典の設定も自由にでき、特典達成時に自動でおめでとうメッセージとクーポンが届くシナリオも組めます。
戦略3:「あなた好みのパン」をおすすめする
3つ目はパーソナライズされたおすすめです。お客様の購入履歴をもとに、「○○さん、前回お買い上げのクルミパンと相性が良い新作が出ました」とLINEで送る。これだけで来店動機になります。
自分の好みを覚えてくれているお店って、特別感がありますよね。Amazonの「あなたへのおすすめ」と同じ原理ですか?
まさにそうです。大企業がAIでやっていることを、町のパン屋さんはLINEのタグ機能で実現できます。ToolsBoxでは、お客様に「ハード系」「甘い系」「総菜パン系」などのタグをつけて管理し、新商品が出たときにタグに合ったお客様にだけメッセージを送ることができます。
戦略4:季節のご挨拶で「覚えてますよ」を伝える
パン屋さんって、お客様との接点が「来店」だけになりがちですよね。来店しない期間にどう関係を維持するかが課題だと思うんですけど。
良い着眼点ですね。お正月、バレンタイン、夏季休暇前、クリスマスなど、季節の節目に「いつもありがとうございます」というメッセージを送るだけでも効果があります。季節限定パンの案内を兼ねれば、来店の動機にもなります。
戦略5:「パンの焼き上がり通知」でリアルタイム集客
5つ目は焼き上がり通知です。「カレーパン、あと15分で焼き上がります!」とLINEで送れば、近所の人が「じゃあ今から行こう」となります。これはパン屋さんだからこそできるリアルタイムマーケティングです。
焼きたてを食べたい欲って抗えないですよね。特にカレーパンとかメロンパンとか、焼きたてが命のパンは効果絶大だと思います。
ToolsBoxではワンタップで焼き上がり通知を配信できる仕組みが作れます。スタッフがオーブンに入れるタイミングでボタンを押すだけ。テンプレートを用意しておけば文面を考える必要もありません。
戦略6・7:コミュニティと誕生日特典
あと2つの戦略は何ですか?
6つ目は「パン好きコミュニティ」の形成です。Instagramで「今日のトースト」を投稿してもらうハッシュタグを作ったり、LINE上で「今月の人気パン投票」を実施したりして、お客様同士のつながりを作ります。コミュニティに属している感覚があると、離脱率がぐっと下がります。
7つ目は誕生日特典です。誕生月にLINEで「お誕生日おめでとうございます!バースデークーポンをプレゼント」と自動送信。ToolsBoxのシナリオ配信なら、登録時に誕生月を聞いておけば、毎月自動で該当者にクーポンが届きます。この誕生日クーポンの利用率は一般的なクーポンの3〜5倍と言われています。
自分の誕生日に届くクーポンって、特別感があるからつい使いたくなりますよね。7つの戦略、どれもすぐに始められるものばかりで参考になります。
まとめ:リピーターは「仕組み」で増やせる
- 名前で呼ぶという基本が最もパワフルなリピート施策
- スタンプカードにゲーム要素を加えて飽きさせない工夫を
- 購入履歴に基づくパーソナライズおすすめでLINE配信の効果を最大化
- 焼き上がり通知でリアルタイムに来店を促進
- ToolsBoxで誕生日クーポン・シナリオ配信を自動化し、手間なく継続
田辺一雄
株式会社エムディエス代表取締役 / ToolsBox代表。起業25年目。日本商工会議所青年部 元副会長・元広報委員長。FM福井ハイライトフライデー「教えてたなっちなかっち」出演中。中小企業のLINE公式アカウント活用やマーケティング自動化を支援しています。
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